エグゼクティブMBA
経営をリードし、
変革する
テクノロジーの進展によりイノベーションが急加速し、個人の行動や価値観が大きく変わる時代。市場にあわせて組織自体も変化し続けなければ、組織の存続や新たな時代への適応は難しい。では、組織はどこから変わるのだろうか。進化し続ける個人こそが、これからの組織や社会を動かす起点となる。リーダーシップ、経営の定石とアンラーン、頼れる仲間、そしてテクノロジー活用への深い理解。これらを総合して自己や組織を変革し、導くための意思決定力を高めていく。
コンテンツナビ
エグゼクティブMBA(EMBA)プログラムの概要
生成AI、DX、Web3.0、メタバース、ブロックチェーン。テクノロジーの進化が世界中でイノベーションを起こし、ビジネス環境は激変しています。人生も100年時代となり、60代で引退する時代も終わりを告げました。副業解禁、リモートワーク、週休3日制。働き方の前提も変わり続けています。
エグゼクティブMBAプログラムでは、経験豊富なビジネスパーソンを対象に、激変する環境に適応するための経営教育を提供します。多様なキャリアを有する成長意欲の高い仲間たちとともに、ビジネスの第一線で活躍する現役実務家教員から学ぶことで、体系的な経営知に沿って経験則を見直すだけでなく、組織の変革をリードし持続的な成長を導くための力を得られる場を提供いたします。
エグゼクティブMBAプログラム優先履修可能科目(一部抜粋)
-
リスキリングと
組織トランスフォーメーション環境変化に適応するための人材戦略として、リスキリングを中心にアンラーニング、ジョブ・クラフティング(仕事に対する意味付け・工夫)、幸福経営等について考える。
-
サスティナブル経営と
リーダーシップ持続可能な環境・社会の実現と企業価値の創造の両立を目指し、変革を厭わない企業経営のあり方、新たなリーダーシップへのパラダイムシフトを模索する。
-
テクノベート・
ストラテジーテクノベート※時代の産業構造の変化や競争原理・経済性を理解し戦略を策定する。加えて、学生が携わる事業やサービスのデジタル変革プランを作成し発表する。
※「テクノベート」とは?
「テクノベート」とは、テクノロジーとイノベーションを掛け合わせたグロービスの造語です。テクノロジーにより企業経営・事業を刷新することや、テクノロジーやデータを活かしたビジネスモデルを構想し、指数関数的な成長を実現する体制を築くための方法論なども包含しています。詳しくは、こちら。
エグゼクティブMBAプログラムで得られるもの
-
変化の激しい時代の組織変革を導く
意思決定力とリーダーシップ
現状維持の発想にとらわれていては、テクノベート時代のビジネスをリードし、組織変革を進めるのは難しいでしょう。テクノロジーの進化がもたらしている変化の本質を理解し、何を課題と捉え、どう行動し、どのように周囲とコミュニケーションを取るべきなのか。実際のケース(企業事例)をもとに議論することで、変革を導くリーダーに必要な意思決定力とリーダーシップの向上を図ります。具体的には、主に以下のような実践的な能力を養うカリキュラムです。
テクノロジーの進化がもたらすビジネス環境の変化を理解した上で、的確な意思決定を行い、組織変革や事業創造をリードする/テクノベート時代における環境分析や戦略立案、ビジネスモデル構築をリードする/社会や価値観の変化を理解し、自らの価値観・学び方・キャリア・リーダーシップスタイルをアップデートする/情報セキュリティの基本原則とそのリスクと機会を理解し、正しい方法で活用する など
-
経験則を刷新し、自己変革を促す
経営の原理原則と志
キャリアを重ねたビジネスパーソンがマネジメントを担う際、過去の成功・失敗体験に裏打ちされた経験則はひとつの武器になります。一方で、変化の激しい時代においては、その経験則がバイアスとなり、最適な意思決定を阻害する可能性もあります。
グロービスのカリキュラムは、ヒト・モノ・カネ・思考・志・テクノベートの6つの領域において、環境変化に耐え得る普遍的で汎用性の高い学びを提供することで、客観的な視点で物事を判断できる力を鍛えます。各領域を基本・応用・展開の3つのレベルに分け、経営の定石を段階的に修得できる設計になっています。また、これまで蓄積してきた経験を刷新し自己変革を促すため、ディスカッション形式の授業やグループワーク、クラブ活動などさまざまなバックグラウンドを持つビジネスパーソンとの対話の機会を多数用意しています。
グロービスでは志の醸成にも力を入れています。創造や変革は、必ず誰かの想い(志)から生まれると考えているからです。グロービスでは、「本当にやりたいことは何か。それはなぜか」を自らに問いかけ、仲間と対話しながら志を育んでいく機会を数多く用意しています。それらを通じて、キャリア観にとどまらず人生観が大きく変わり、自分らしい人生を歩むきっかけを得られるでしょう。
-
キャリアと志の実現を支える
国内最大のMBA
ネットワーク今後は個人の価値観の多様化が一層進み、業界の垣根を超えたビジネスが増加し、多様性を尊重する社会へと大きく変化していくでしょう。ゆえにグロービスでは、学生の多様性を重視しています。
グロービスは、在校生・卒業生合わせて1万人を超える日本最大のMBAコミュニティを有しており、20代の若手から経営層、スタートアップの経営者、デザイナー、エンジニア、フリーランス、弁護士や会計士、医師や看護師、プロスポーツ選手、NPO関係者など、さまざまな社会人が集っています。バックグラウンドが異なる一方で、創造や変革をリードするという同じ目的意識を持ったもの同士の対話は、イノベーティブな思考を刺激し、今まで思いつきもしなかったアイディアを創発します。加えて、多才なプロフェッショナルが集うコミュニティだからこそ、多方面からサポートを得ることができ、皆さんの「志」を実現させることが可能となるのです。
カリキュラムマップ(2025年度)
「基本」科目は、ビジネスを体系的に学ぶことを目的に「ヒト・モノ・カネ」という経営の三要素を網羅した領域と、経営に必要な思考力を身に付ける方法を中心に学んでいきます。「応用」科目は、各学習領域をさらに掘り下げ、幅広い視野と高度なスキルに裏づけされた意思決定を下す訓練を行い、複雑な経営課題の解決に取り組める応用力を身に付けていきます。「展開」科目は、新規事業の立ち上げ、企業や組織の変革、ビジネスのグローバル展開、最新のテクノロジーの理解とイノベーションの技法など、より高度な経営課題に取り組みます。
全科目の内、15科目が必修で、その内の2科目は選択必修の3科目から選択します。修了要件である36単位を満たすためには、24~25科目の履修が必要です。TMBA・EMBAにはそれぞれ「優先履修可能科目」があり、プログラムごとに優先的に履修登録が可能となります。
単科生対象科目
共通必修科目 共通選択科目
TMBA必修科目 TMBA選択必修科目(2科目以上を履修) TMBA選択科目 TMBA優先科目
EMBA必修科目 EMBA選択必修科目(2科目以上を履修) EMBA選択科目 EMBA優先科目
数字は単位数
基本科目 | 応用科目 | |
---|---|---|
人事組織 |
|
|
マーケティング・戦略 |
|
|
会計・財務 |
|
|
思考 |
|
|
志 |
|
|
テクノベート |
|
|
展開科目 | |
---|---|
創造 |
|
変革 |
|
Japan/Asia/Global |
|
研究・起業プロジェクト |
|
特別講座 | |
---|---|
特別講座※ 注2 |
|
テクノベート特別講座※ 注2 |
|
基本科目
人事組織
-
1.5
組織行動とリーダーシップ組織の戦略実現に向け、リーダーはどんな取り組みをすればよいのかについて、必要なフレームワークを理解し、考える力を磨きます。また、ご自身の取り組みを振り返ることを通じて、学んだことを現場で実践していただきます。
- 基本
- 組織
・
人事 - 必修
科目 - 1.5
単位 - 単科生
受講・
可 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
人材マネジメント経営において人材マネジメントが果たす役割について理解し、戦略実行ツールとして人的資源をどのように活用していったらよいのかについて考える力を磨いていきます。
- 基本
- 組織
・
人事 - 必修
科目 - 1.5
単位 - 単科生
受講・
可 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
マーケティング・戦略
-
1.5 ※ 注1
マーケティング・経営戦略基礎ビジネススクールで扱う経営戦略・マーケティング領域の全体像と、代表的なフレームワークやその使い方を実際の国内外の企業ケースの分析を通じて理解し、身につけることを狙いとした科目です。
- 基本
- マーケ
・
戦略 - 必修
科目 - 1.5
単位 - 単科生
受講・
可 - 全6回
- 35人
CLASS - インタラ
クティブ・
レクチャー - 事前
動画
学習
-
1.5
マーケティング「基本的なマーケティング力の体得」を狙いとしています。市場環境、競合状況、産業や顧客タイプなどのバラエティに富んだケースを題材に取りながら、マーケティング戦略立案の基本プロセスを体感します。
- 基本
- マーケ
・
戦略 - 必修
科目 - 1.5
単位 - 単科生
受講・
可 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
経営戦略企業の置かれている状況を理解し、どうすれば成功できるのか、どうすれば持続的な競争優位性を築くことができるのかを経営者の視点で考え、意思決定のシミュレーションを行う科目です。
- 基本
- マーケ
・
戦略 - 必修
科目 - 1.5
単位 - 単科生
受講・
可 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
オペレーション戦略経営戦略を実行するためのビジネスシステムの設計・マネジメントに関する諸理論やフレームワークを理解します。また、ビジネス・オペレーションを経営理念・経営戦略との相互関係の視点から理解し、優位性を築くためのマネジメントのあり方について分析し、戦略立案を行います。
- 基本
- マーケ
・
戦略 - TMBA
必修 - 1.5
単位 - 単科生
受講・
可 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
会計・財務
-
1.5 ※ 注1
アカウンティング基礎アカウンティングにおける基本的な概念や財務諸表・分析手法を理解したうえで、財務データから経営上の問題をどう発見し、企業会計における意思決定を行えばよいのかについて、考えるための基礎知識を修得します。
- 基本
- 会計
・
財務 - 必修
科目 - 1.5
単位 - 単科生
受講・
可 - 全6回
- 35人
CLASS - インタラ
クティブ・
レクチャー - 事前
動画
学習
-
1.5 ※ 注1
ファイナンス基礎ファイナンスの基本的な考え方を学習します。特に「企業価値を最大化するとは何か」「事業投資の意思決定に最低限必要なスキル・視点・留意点とは何か」を中心に学びます。
- 基本
- 会計
・
財務 - 必修
科目 - 1.5
単位 - 単科生
受講・
可 - 全6回
- 35人
CLASS - インタラ
クティブ・
レクチャー - 事前
動画
学習
-
1.5
アカウンティングI(財務会計)企業の戦略が財務諸表にどう現れているかを理解した上で、財務情報に基づく経営上の問題発見・問題解決の方法を中心に学びます。また、企業の戦略と会計方針の選択の関係についても学びます。
- 基本
- 会計
・
財務 - 必修
科目 - 1.5
単位 - 単科生
受講・
可 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
ファイナンスI(事業戦略と企業財務)「ファイナンス基礎」クラスで学んだ知識・視点をベースに、企業価値向上に資する事業投資をどの様に見極め、そして実施すべきか、更に、負債と株主資本をどの様に組み合わせるのが企業にとって最適なのか、を中心に学びます。
- 基本
- 会計
・
財務 - 必修
科目 - 1.5
単位 - 単科生
受講・
可 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
思考
-
1.5
クリティカル・シンキング激変する環境下において、ビジネスパーソンが成果を上げ続けるために身に付けておくべき論理思考力(問題解決力やコミュニケーション力、意思決定力など)を鍛えていきます。
- 基本
- 思考
- TMBA
選択必修 - EMBA
選択必修 - 1.5
単位 - 単科生
受講・
可 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
ビジネス・アナリティクス仮説を立て、定量的な分析によって検証し、結果を説明するという一連の流れと手法を学びます。専門的な定量分析テクニックではなく、多くのビジネスパーソンに必要な分析の基礎を身に付けます。
- 基本
- 思考
- TMBA
必修 - EMBA
選択必修 - 1.5
単位 - 単科生
受講・
可 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
志
-
1.5
リーダーシップ開発と倫理・価値観自らのあるべき姿、倫理観、価値観を深く見つめていく科目です。自らがリーダーとして必要なスキル及びマインドを開発していくためのガイドラインを作り上げることを目指します。
- 基本
- 志
- 必修
科目 - 1.5
単位 - レポート
DAY6
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
テクノベート
-
1.5
テクノベート基礎(デジタル時代のビジネスリテラシー)モノ・カネ領域として、テクノベートがビジネスにもたらす可能性の理解、思考領域として、AIの理解と時代に合わせた問題解決アプローチ、ヒト領域として、テクノベート時代に求められるリーダーシップやキャリアについて学びます。デジタル時代に求められる基礎となるビジネス・リテラシーを身につけることを目的とします。
- 基本
- テクノ
ベート - 1.5
単位 - 全6回
- 単科生
受講・
可 - 35人
CLASS - ワーク
ショップ
-
1.5
テクノベート・シンキング大量データ・繰返し処理はコンピュータが、論理設計を人間が行うという役割分担による「テクノベート時代の問題解決」手法を、実際にプログラミングを行うなどしながら身につけ、ご自身のビジネスにおける問題を解決できるようになることを目指します。
- 基本
- テクノ
ベート - TMBA
選択必修 - EMBA
選択必修 - 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ワーク
ショップ
応用科目
人事組織
-
1.5
パワーと影響力共生を大切にする人間観と深い人間理解(心理学)に基づき、人々に影響力を及ぼす際の、パワーの源泉とそれを獲得・行使するプロセスや技術論を具体的に学んでいきます。
- 応用
- 組織
・
人事 - 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
リスキリングと組織トランスフォーメーション変化に適応していくため、組織ケイパビリティのトランスフォーメーションを実現するための人材戦略を考えます。リスキリング、アンラーニング、ジョブ・クラフティング、幸福経営などの関連する概念も学び、人生100年時代の人と企業のあり方について考えます。
- 展開
- テクノ
ベート
特別講座 - EMBA
優先 - 1.5
単位 - レポート
DAY6
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
マーケティング・戦略
-
1.5
カスタマージャーニーとブランディングデジタル時代に必須のマーケティング戦略構築とその方法論の修得に特化した科目です。ブランド戦略を理解し、インサイトを読み解き、カスタマージャーニーを描くことで、顧客と企業の意図をより的確に結びつけ、マネジメント視点でマーケティング戦略設計ができるようになることを狙います。
- 応用
- マーケ
・
戦略 - 1.5
単位 - レポート
DAY6
提出 - 全6回
- グループ
ワーク - 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
サービス・マネジメントサービスの特徴を加味しながら、サービス経営の現場が直面する課題とその解決策を考えます。サービス・プロフィット・チェーンのようなサービス特有の考え方を学びつつ、マーケティングやオペレーション管理、組織行動といった複眼的視野でサービス経営を捉える力を養います。
- 応用
- マーケ
・
戦略 - 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
会計・財務
-
1.5
アカウンティングII(管理会計)意思決定と組織運営においてアカウンティングを活用することで、戦略を具体化・実行していく方法について学びます。具体的には、戦略-計画-実行-フィードバックという一連のプロセスをどう組み立て動かしていくか、原価計算、予算管理、業績評価といった手法をどう活かすかについて考える力の習得を目指します。
- 基本
- 会計
・
財務 - EMBA
必修 - 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
ファイナンスII(企業価値評価と財務戦略)事業・企業価値評価の視点・スキルを確認した上で、エクイティ・ファイナンス、デット・ファイナンスなど、企業価値向上に資する財務政策上の意思決定手法を習得。CFOの補佐を受けつつ、CEOが下すべき重要な財務上の選択・方針決定のあり方を理解します。
- 応用
- 会計
・
財務 - 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
ファイナンス III(企業の合併と買収)事業・企業価値評価や資本市場・資金調達に関わるテーマを扱います。具体的には、リスク管理や最新の金融理論への理解も深めた上で、経営戦略と財務戦略の整合を取ることの重要性も学び、資本市場との向き合い方を体得します。
- 応用
- 会計
・
財務 - 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
思考
-
1.5
ファシリテーション&ネゴシエーション合意形成のために、何をすればよいのか。人々を巻き込んで行くために必要なこと、交渉において価値を創造するために必要なことを意識しながら、基本的な役割、準備、現場で意識すべきことなど再現性のある実践的なファシリテーター、ネゴシエーターの考え方やスキルを学んでいきます。
- 応用
- 思考
- 1.5
単位 - 単科生
受講・
可 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ワーク
ショップ
-
1.5
ビジネス・プレゼンテーション数多くの演習に取り組み、資料の作成や実演を行うことで、プレゼンターとしてのトレーニングをくり返すとともに、聴き手が様々プレゼンテーションをどのように受け取るかを体感しながら、伝わり、動かすプレゼンテーションを追求していきます。
- 応用
- 思考
- 1.5
単位 - 単科生
受講・
可 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ワーク
ショップ
志
-
1.5
企業家リーダーシップ自らが創造と変革の舞台に立った時にどのように考え、行動するかを深め、最終的には自らのパーソナルミッションを明らかにしていきます。企業家としての人間の器・志・哲学などについて、ケースや図書を通じて考え、それらが組織文化、経営理念とどのように関係していくのかについても学習します。
- 応用
- 志
- 必修
科目 - 1.5
単位 - レポート
DAY6
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
企業の理念と社会的価値企業が生み出す価値は、財務的な「見える価値」の他に、社会的な「目に見えない価値」があるという立場に立ち、両者を合わせた企業が創り出す社会的価値を最大化していくためには何が必要かについて議論を深めます。
- 応用
- 志
- EMBA
必修 - 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.0
経営道場経営道場では、4冊の書籍の読書会を通じて、高い志や強い意志、責任感、勇気、そして人間的魅力といった「人間力」を高めて、志を涵養していくことを目的としています。
- 応用
- 志
- 1.0
単位 - 全4回
- 35人
CLASS - 読書会
テクノベート
-
1.5
テクノベート・ストラテジーICTの劇的な進歩によって生じた経済原理をひもとき、従来の企業戦略の定石とされてきた考え方とは異なる「テクノベート」時代の企業戦略の定石を明らかにし、それに基づいた戦略思考を身につけていきます。
- 応用
- テクノ
ベート - EMBA
優先 - 1.5
単位 - レポート
DAY6
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
テクノベート・プロダクトマネジメントビジネスとして、規模化しAI活用に繋がりうるプロダクト開発に関わるマネジメント全般を学習します。本科目では、プロダクトマネジャーは、ユーザーニーズを発見して、そのニーズを関係者の力を引き出しながら満たすプロダクトを構築することで、指数関数的な事業成長を牽引する役割を担う存在と位置付けています。
- 展開
- テクノ
ベート
特別講座 - TMBA
優先 - 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
デザイン思考と体験価値ケースを通じた議論によって、人間中心的な発想からテクノロジーを活用し、顧客の体験価値を一新するようなイノベーションの事例について理解を深めます。Day1でグループを組成し、三ヶ月間継続的にプロジェクトワークをしながら、デザイン思考の手法、ビジネスへの生かし方について学びます。
- 応用
- テクノ
ベート - TMBA
選択必修 - 1.5
単位 - レポート
DAY6
提出 - 全6回
- グループ
ワーク - 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
AI&データサイエンスAIを賢く活用するために最先端の機械学習の自動化ツールを実際に操作しながら、ハンズオンでデータ処理と機械学習の流れを体感します。AIを賢く活用するために必須となるデータサイエンス分野の先端的な知見を、ビジネスリーダーにとって必要な要所に絞り込んで学びます。
- 応用
- テクノ
ベート - 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ワーク
ショップ
展開科目
創造
-
1.5
ベンチャー・マネジメントベンチャー企業が成功するまでには、ビジネスプランの策定に始まり、さまざまなステージを経て成長を遂げる必要があります。この科目では、それぞれのステージで実際の経営者がどのように成長のマネジメントを行ってきたかを追体験します。
- 展開
- 創造
- 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
ベンチャー戦略プランニング社会に創造と変革を実現するために、スタートアップのスケールアウトに必要な創業期と成長期の戦略習得を目指します。特に、高い可能性のある市場選択、不確実性への対応方法、スケールアウトの手法を学びます。
- 展開
- 創造
- 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
ベンチャー・キャピタル&ファイナンスベンチャー企業(スタートアップ)の創業、資金調達からExit(IPOや売却)に至るまでの流れをファイナンスの面から理解し、実践的な知識とスキルを獲得します。将来実際に起業する方をターゲットにコンテンツが組まれています。一方で金融機関や事業会社でベンチャー投資を行う方にとっても、有用なコンテンツとなっています。
- 展開
- 創造
- 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
ソーシャル・ベンチャー・マネジメントこの科目では、ソーシャル・ベンチャーの創業期や成長期に、乗り越えなければならない課題を解決しながら社会的インパクトを極大化する特有の手法を理解することを目指します。
- 展開
- 創造
- 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
変革
-
1.5
イノベーションによる事業構造変革新たな事業を開発・創造し、既存の組織や市場の慣性と対峙しつつ、イノベーションを通した事業構造(ポートフォリオ)を変革するための難所やその超え方について学んでいきます。
- 展開
- 変革
- 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
ストラテジック・リオーガニゼーション企業・事業の収益性の中長期的な危機や短期的な存続の危機を脱するために、何を見てどのように変革の方向性を決定しプランを立てるべきかを学びます。最終回は変革戦略立案チームを作り、実在する企業の再生事例を題材にトップマネジメントの立場から再生戦略を立て、プレゼンテーションを行います。
- 展開
- 変革
- 1.5
単位 - レポート
DAY6
提出 - 全6回
- グループ
ワーク - 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
ファイナンシャル・リオーガニゼーション企業の枠組みそのものの見直しを含む大規模なバランスシートの構築を伴う変革に対する実践的な理解と洞察力を養います。M&A、プライベートエクイティ、会社分割、財務破綻処理などのケースからその手法を学び、最適な選択を行う経営者的視点をロールプレイなどを交えながら習得します。
- 展開
- 変革
- 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
Japan/Asia/Global
-
1.5
日本・アジア企業のグローバル化戦略グローバル戦略の一般的な理解を深めながら、日本・アジア企業がグローバル化する際に考慮すべき要素を学びます。企業の固有性や文化を踏まえて、国や産業サイクル毎に生じる違いについても理解を深めます。日本・アジア企業らしいグローバル戦略のあり方や、グローバル化を目指す社会的意義についても考察していきます。
- 展開
- Japan
Asia
Global - 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
グローバル・パースペクティブ本科目では企業が戦略を立案・実行する上で必要となる「国際的視野」を、政治・経済・社会などのマクロ環境の分析を通じて養います。
- 展開
- Japan
Asia
Global - 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
異文化マネジメントグローバル・リーダーに求められる異文化対応能力を鍛える科目です。今日的に自他の違いを引き起こしやすいテーマ、トピックスを理解しながら、対面する個人と組織の文化的背景への理解の重要性を体感していきます。最終的に、多様な人材、組織を求心する際のリーダーとしてのマインドとスキルを高めることを目指します。
- 展開
- Japan
Asia
Global - 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
研究・起業プロジェクト
-
3.0
研究・起業プロジェクト(リサーチプラン)教員のアドバイスのもと、数名のグループで成果物を作り、本科2年間の学びの総まとめを行います。最終成果物は、授業で使用する「ケース」や「書籍(出版)」、「紀要」などを作成します。 本クラスの受講には、審査に合格する必要があります。 履修期間は半年間(毎月1回)、クラスは少人数での運営となります。
- 展開
- 領域
横断 - 3.0
単位 - 全6回
- グループ
ワーク - プロ
ジェクト
-
3.0
研究・起業プロジェクト(G-INCUBATE)本科2年間の総まとめとして、G-CHALLENGE受賞を目標としつつ、社会に創造と変革をもたらす起業を目指します。 履修をするためには、将来的に起業する意思のある学生が中心となって、チームを組成し、審査に合格する必要があります。 履修期間は半年間(毎月1回)、クラスは少人数での運営となります。
- 展開
- 領域
横断 - 3.0
単位 - 全6回
- グループ
ワーク - プロ
ジェクト
特別講座
特別講座※注2
-
1.5
ファミリービジネス・マネジメントファミリービジネスが時代を超えて存続していくために必要な事業承継のあり方、事業に関わる家族・親族のマネジメント、相続といったファミリービジネス特有のテーマについて理解することを目指します。
- 展開
- 特別講座
- 1.5
単位 - レポート
DAY6
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
スポーツ・マネジメントスポーツチームの経営者の視点でスポーツビジネスを考えるだけでなく、スポンサー企業や地域自治体など外部のステークホルダーの視点からもスポーツの活用方法を学ぶことにより、中からも外からもスポーツ産業を活性化させることが狙いです。
- 展開
- 特別講座
- 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.5
サスティナブル経営とリーダーシップケーススタディや講師指定の教材などを題材に、持続可能で責任ある経営と企業価値創造の両立について、ケースの主人公と受講生間の視点の対比によって対話を重ね、受講生自らが変革を厭わない企業経営のあり方について考えを深めながら、新たなリーダーシップへとパラダイムシフトする手助けをします。
- 展開
- 特別講座
- EMBA
優先 - 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.0
戦略コミュニケーション人を動かす力として、また、戦略実現に資する力としてコミュニケーションを組織の中心に据え、個人・企業を取り巻くステークホルダーとの関係をどう構築していくかから発想し、戦略とコミュニケーションを同時に生み出す「戦略コミュニケーション」の考え方を学びます。
- 展開
- 特別講座
- 1.0
単位 - 全4回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.0
製薬企業の構造改革製薬業界の構造変革を進めていくために必要な、戦略、組織、ガバナンス、ステークスホルダーとのコミュニケーションの考え方を学び、実際の実業において何が推進していく際のポイントになるかをおさえていきます。また、製薬業界が今後直面する社会課題を考えることで、未来に対する示唆を身に付けていきます。
- 展開
- 特別講座
- 1.0
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全4回
- グループ
ワーク - 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.0
リーダーシップとメンタルヘルスリーダーシップについて近年の諸理論を学んだ上で、職場の管理、部下のマネジメントなどについて、特に組織のメンタルヘルスを保ち構成員のモチベーションを上げるための職場作りに関する諸理論を学びます。
- 展開
- 特別講座
- 1.0
単位 - 全4回
- 40人
CLASS - ケース
メソッド
テクノベート特別講座※注2
-
1.5
ソーシャルメディア・コミュニケーション本科目では、「味方」にすれば心強く、「敵」にすると事業存続すら脅かす恐ろしい存在であるソーシャルメディアを使う顧客の姿を捉え、ビジネスにつなげるコミュニケーションの理論とスキルを学びます。
- 展開
- テクノ
ベート
特別講座 - 1.5
単位 - レポート
DAY6
提出 - 全6回
- グループ
ワーク - 25人
CLASS - ワーク
ショップ
-
1.5
デザイン経営(デザイン駆動型のイノベーションとブランディング)このクラスでは、企業や組織が、限界や領域を超えていくことを現実にするデザイン・イノベーション・ファームであるTakramの知見を生かし、デザイン駆動型の新規事業創造の方法、そしてそれを支える組織の設計についての考え方を習得することを目指します。
- 展開
- テクノ
ベート
特別講座 - 1.5
単位 - レポート
DAY6
提出 - 全6回
- グループ
ワーク - 35人
CLASS - ワーク
ショップ
-
1.5
テクノロジーとSDGs最先端の情報事例"テクノロジービジョン"やダボス会議の資料、SDGsに関する政府発表等をベースに、これらトレンド・概念を組織が取り入れるうえで直面する課題、およびその解決の糸口を受講生の皆様と共にディスカッション形式で探ります。
- 展開
- テクノ
ベート
特別講座 - 1.5
単位 - レポート
DAY6
提出 - 全6回
- グループ
ワーク - 35人
CLASS - プロ
ジェクト
-
1.5
テクノロジー・リーンスタートアップ技術シーズを起点にリーンスタートアップの方法を用いて、短期間に新たな事業の創出や製品の開発を進めるスキルを習得します。
クラスの構成は、1)提案されたアイデアや技術シーズの検証、市場の需要を確認、2)最小実現可能プロダクト(MVP)の設計、市場での簡単な検証、3)ビジネスモデルの設計と評価、です。- 展開
- テクノ
ベート
特別講座 - TMBA
優先 - 1.5
単位 - レポート
DAY6
提出 - 全6回
- グループ
ワーク - 25人
CLASS - ワーク
ショップ
-
1.5
デジタル・プロトタイピングオンライン上のデジタルツールFigmaを用いてアイデアをインタラクティブなプロトタイプに変える技術を学びます。基本機能の指導後、実践的な演習を通じてデザイン原則とチームワークを経験し、最終プロジェクトを発表します。この授業を通じて、参加者はデザイン思考と迅速なプロトタイピングのスキルを身につけることができます。
- 展開
- テクノ
ベート
特別講座 - TMBA
優先 - 1.5
単位 - レポート
DAY6
提出 - 全6回
- グループ
ワーク - 25人
CLASS - ワーク
ショップ
-
1.5
テクノベート・ビジネスモデル論ビジネスモデルを構成する要素やビジネスモデルを構築する際の要諦に加え、デジタル競争下で強力な成長エンジンとなっている考え方や、その背景にある事業経済性・エコシステムの本質についても理解を深め、革新的なビジネスモデルの創造や既存ビジネスモデルの変革を推進する力を養うことを目指します。
- 展開
- テクノ
ベート
特別講座 - TMBA
優先 - 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
-
1.0
ビジネス・サイバーセキュリティテクノベート時代、サイバーセキュリティはIT専門家だけでなく経営全体にとって重要なテーマです。本クラスでは経営の観点からリスクと機会をとらえ、基盤技術、危機に備える組織マネジメント、危機対応の考え方など、ビジネスリーダーに求められるサイバーセキュリティのリテラシー向上を目指します。
- 展開
- テクノ
ベート
特別講座 - EMBA
優先 - 1.0
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全4回
- グループ
ワーク - 35人
CLASS - ケース
メソッド
注1・・・知識・資格・経験により、本科入学時に受講が免除となる場合があります(※免除には申請が必要です)。詳細はこちらをご覧ください。
注2・・・「特別講座」、「テクノベート特別講座」は開講頻度が限られます。
開講期によって受講できる科目が異なりますので、応募の際は各キャンパスの開講日程をご確認ください。
どのような環境でエグゼクティブMBAを学べるのか?
なぜグロービスはエグゼクティブMBAを提供できるのか?
グロービス経営大学院の母体となるグロービス・グループは、1992年の創業以来、「経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会の創造と変革を行う」というビジョンを掲げてきました。グロービスは、日本のスタートアップの成長を支援する数々の投資・経営参画を行ってきた実績に加え、企業研修や動画学習サービスなどの人材育成事業を通じて事業の創造や企業変革を担う人材の育成に尽力してきました。こうした事業から得た知見は、大学院のカリキュラムに惜しみなく反映されています。自らビジネスを通じて事業創造や企業変革を推進してきたグロービスだからこそ、テクノベート時代のリーダー育成のためのカリキュラムを提供できるのです。
グロービスでの学び方
グロービスでは、アウトプット重視の学習メソッドを通じて、仕事で実際に役立つスキルを効果的に身に付けていきます。1科目は3ヶ月のサイクルで進み、2週間に1回3時間、計6回の授業があります。授業はディスカッション中心で進行し、現役実務家の教員やクラスメートとの対話を通じて、知識の修得にとどまらず、知識を実務で活かすために必要な考える力を鍛えることができます。より詳しく知りたい方はこちらの動画をご覧ください。
具体的な授業の流れ
グロービスの授業では、自らの頭で考え抜き実務で成果につなげる「実践力」を身に付けるために独自のメソッドを採用しています。卓越したファシリテーション力を有した教員や学生と議論し、フィードバックを得ることで、学びを深めていきます。授業の内容は、基本的に以下のような流れで進行していきます。
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まず予習してきたケース(企業事例)の内容を振り返ります。情報を整理した上で、解決策を議論する上で押さえるべきポイントはどこか、どういった観点で議論するべきかなどを確認します。
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次に4〜6人程度のグループに分かれて、教員から指定されたテーマについて議論します。予習してきた内容を踏まえて自らの意見をそれぞれ発表し、互いにフィードバックしながらグループとしての意見をまとめます。
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教員のファシリテーションの下、各グループの意見を織り交ぜながら、クラス全体で議論します。バックグラウンドの異なる学生たちの多様な意見や教員からのフィードバックに触れることで、数多くの気付きを得ることができます。
グロービスで得られる
「実践性」とは?フィスラージャパン株式会社 代表取締役社⻑
吉永 寛⼦さんのエピソード
グロービス経営⼤学院で得た学びは役に⽴ちましたか。
ちょうどグロービスに通っていたころ、仕事でも⼤きな壁に直⾯していました。直営店事業が好調で店舗数が急速に拡⼤して、そのタイミングで私はマーケティング部から再び直営店営業部に本部⻑として戻ることになったんです。マーケティング部では私を含めて6名程度の組織だったのに、⼀気に150名くらいの⾃分のチームができました。
それまでの私は、⾃分が先頭になって動いて、メンバーに背中を⾒せて「ついて来い!」というタイプのリーダーでした。でも、ここまで組織が⼤きくなると全員に背中を⾒せることもできませんし、むしろ私のポジションは⼀番うしろにあります。それでまったく思うようにマネジメントができなくて、不満を態度に出してしまったこともありました。150名いたら150通りの気持ちがあるのに、当時の私は全員が私と同じ気持ちでいると思っていたんですよね。当然「ついていけません」というメンバーも出てきて、悩んでいました。
でも運良くこのタイミングでグロービスの「組織⾏動とリーダーシップ」や「パワーと影響⼒」「ビジネス・プレゼンテーション」といった科⽬で、⼈を動かすためのコミュニケーション術について学び、そこから⾃分の考え⽅を改めることができました。例えば、プレゼンテーションは伝わるまで繰り返し⾏う。伝えるだけでなく、みんなが実⾏しやすくなる仕組みまで作る。お願いがあるときは⼀⽅的に⾃分の意⾒を押し付けるのではなく、どちらを選んでも良いと思える選択肢を提⽰して、相⼿に選んでもらうといった⾵に。周りのことを考えて⾏動するようになると、組織が機能し始めたのはもちろん、私⾃⾝の仕事の向き合い⽅も利⼰から利他に変わっていきました。
そして、「志」を何度も⾃問する中で「海外のよい製品という新しい選択肢を提供することで、⽇本の暮らしを豊かにする」という答えに辿り着いたんです。
フィスラージャパン株式会社 代表取締役社⻑
吉永 寛⼦さん グロービス経営⼤学院2016年卒業
神⼾市出⾝。⾼校を卒業後、2年間イギリスへ留学。帰国後はP&Gでのジュニアセクレタリーを経て、2000年にテンピュールへ⼊社。直営店営業部、マーケティング部の本部⻑などを務め、2021年4⽉よりフィスラージャパンの代表取締役社⻑に就任。平⽇は社⻑業に勤しみ、週末はヨガとピラティスのインストラクターという顔を持つ。グロービス経営⼤学院2016年卒業。
出願資格
【テクノベートMBAプログラム(日本語)】
入学時点において20代・30代の方で、【両プログラム共通】の要件を満たしている方(※)
【エグゼクティブMBAプログラム(日本語)】
入学時点において40歳以上の方で、【両プログラム共通】の要件を満たしている方(※)
出願資格に該当しないプログラムを志願する場合は、出願書類の「プログラム志望理由」にその理由を400文字程度で記載すること。
【両プログラム共通】
入学時点において企業・官公庁等における原則2 年以上の社会人経験(フルタイム勤務相当)を有し、以下いずれかに該当する方とします。
- 大学を卒業した方
- 大学改革支援・学位授与機構により学士の学位を授与された方
- 外国において学校教育における16年の課程を修了した方
- 外国の学校が行う通信教育を我が国において履修することにより当該国の16年以上の課程を修了した方
- 我が国において、外国の大学相当として指定した外国の学校の課程(文部科学大臣指定外国大学日本校)を修了した方
- 外国の大学等において、修業年限が3年以上の課程を修了することにより、学士の学位に相当する学位を授与された方
- 指定された専修学校の専門課程(文部科学大臣指定専修学校専門課程一覧)を修了した方(「高度専門士」の称号を付与された方)
- 本学において、個別の出願資格審査により認められ、22歳に達した方
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出願資格審査(上記の出願資格に当てはまらない方はご確認ください)
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出願資格審査
【両プログラム共通】の出願資格を満たしていない方で、出願を希望される場合は、出願に先立ち書類による「出願資格審査」を行います。出願資格審査では、これまでの学歴、職歴、保有する資格、業績、学会・協会・社会・研究等における活動などをもとに総合的に判断いたします。
対象 学士以上の学位を有さない方(大学を卒業見込で、出願時点において大学在学中の方も含む)
または入学時点で社会人経験(フルタイム勤務相当)2年未満の方
なお、社会人経験のない学生の方の出願は受け付けておりません。
※ 一部の職種(本学の規定するテクノベート領域に関わる職種、例えば、デジタルエンジニア、デザイナー等)においては、パートタイムでの就業も考慮しますので、正社員でない職歴も詳しく記載してください。審査内容 書類審査
志願者基本情報・職歴・学歴を出願システムから入力(職歴は詳細に記載のこと)
最終学歴の卒業証明書・成績証明書を出願システムからアップロード(退学証明書や在籍証明書は無効)
※ 成績証明書が出身校事情にて発行できない場合はその旨の証明書(保存期限経過証明書等)を代わりにアップロードしてください。費用 無料 応募締切日時 全キャンパス(東京・大阪・名古屋・福岡・オンライン)共通
・5月入試 ~ 4/11(木)13時
・9月入試 ~ 8/22(木)13時
・1月入試 ~ 12/5(木)13時
※各入試の出願資格審査応募締切後に、翌入試の審査応募受付開始となります。
※前年度入試に出願した方は、4月1日(月)から審査応募受付開始となります。
※年度をまたいで応募される場合、提出書類の持ち越しはできません。審査結果 ・5月入試 4/18(木)15時
・9月入試 8/29(木)15時
・1月入試 12/12(木)15時
審査結果の有効期限は当年度限りとなり、翌年度に出願される場合は改めての応募が必要です。
エグゼクティブMBAコンテンツExecutive MBA content
よくあるご質問FAQ
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自分はエンジニアなどテクノロジーに関わる仕事には就いていません。年齢は20代・30代なのでテクノベートMBAが対象となっていますが、学んで活かせる内容でしょうか。
テクノベート領域の科目の学びは、テクノロジーに直接関わる職種の方でなくても活かせる内容です。
現在、AI・IoTの進化により既存のビジネスの在り方が大きく変わってきており、いかにテクノロジーを活用できるかが企業の競争力に直結しています。 そのため、今後はテクノロジーの知見を基に従来とは異なる戦略を策定することや、テクノロジーを駆使して問題解決することなどが、職種を問わず求められてきます。
なお、テクノベート領域の科目群は、テクノベートMBA・エグゼクティブMBAいずれのプログラムにおいても履修いただけます。また、テクノベートMBAは20代・30代のビジネスパーソン向けのカリキュラムになっており、テクノロジーをビジネスに実装する力を体得して新たな価値創造を最前線でリードするための科目を優先的に履修いただけます。
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2025年度からTMBA・EMBAのプログラム別に分かれるとのことですが、具体的に今までと何が変わるのでしょうか。
TMBA・EMBA各プログラム向けの新科目を開講しています。また、各プログラム別に必修科目および選択必修科目が設定されます(対象科目はこちらのページ上部の概要表を参照)。併せて、MBA(本科)入学後のセクション(学生生活をともにする同期コミュニティ)はプログラム別に設けられ、同年代・課題意識が近い方とより一層強固なネットワークを築いていただけます。
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別プログラムの優先科目は受けられないのでしょうか?
別プログラムの優先科目も履修いただけます。ただし、別プログラムの優先科目を履修登録する際は、当該プログラムの学生の履修登録が完了した後に履修登録いただくことになります。詳細は、大学院入学時にご案内いたします。
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40歳以上で東京以外に住んでいる場合、EMBAのオンライン校以外に選択肢はないのでしょうか?
EMBAのオンライン校以外にも選択肢はございます(例:TMBAの東京以外のキャンパスあるいはオンライン校所属)。
プログラムは、基本的には年齢を基準に選んでいただくため、EMBAのオンライン校の所属を推奨いたします。一方で、ご自身の学びのニーズがTMBAに近い場合は、TMBA(最寄りのキャンパスあるいはオンライン校)に所属いただくことも可能です。その場合、志願理由を基に、ご希望のプログラムへの入学可否を判断させていただきます。
なお、プログラム共通の科目はキャンパスでも開講されます。そのため、EMBAのオンライン校所属であってもキャンパスのクラスのご受講機会はございます。
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プログラムは選択できるのでしょうか?また、どういう基準で選ぶと良いでしょうか?
プログラムは選択可能です。しかし、基本的には年齢を基準に選んでいただくことをおすすめします。
TMBAは20・30歳代、EMBAは40歳代以上に、それぞれのキャリアフェーズに対応した学びを提供しているためです。
一般的に、20・30歳代は現場のリーダーとして、クリエイティビティやテクノロジーのビジネスへの実装力を体得し、新価値の創造を最前線でリードすることが求められます。
一方、40歳代以上は、激しい環境変化に適応するための自己・組織変革力の習得やテクノロジーへ精通することで経営・マネジメントの一翼を担うことが求められます。
このような年代ごとに求められる期待役割とその要件に応じて、各プログラムのカリキュラムは最適化されています。
なお、個々の状況次第ではご自身の年齢と異なるプログラムを志願いただくことも可能です。その場合、志願理由を基に、ご希望のプログラムへの入学可否を判断させていただきます。
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「テクノベート」とは何ですか?
「テクノベート」とは、テクノロジーとイノベーションを掛け合わせたグロービスの造語です。グロービスでは最新のテクノロジーを理解した上でイノベーションを起こし、次の10年を率いるリーダーを育てるために「テクノベートMBA」を提供しています。具体的には「経営の定石」「考える力」「人を巻き込む力」という既存のMBAプログラムで培う能力に加えて、「テクノロジーの定石」「テクノロジーで競争優位を築く力」「テクノロジーを使ったコミュニケーション/リーダーシップ能力」という新たな3要件を積み上げ、時代の要請に応える人材を育てることを意図しています。テクノベート関連の科目の内容については、こちらのページのカリキュラムマップ内の「テクノベート」領域の科目名をクリックしてご確認ください。