カリキュラム
科目詳細
テクノベート・シンキング 講座詳細
本科目では、大量データ・繰返し処理はコンピュータが、論理設計を人間が行うという役割分担による「テクノベート時代の問題解決」手法を、実際にプログラミングを行うなどしながら身につけ、ご自身のビジネスにおける問題を解決できるようになることを目指します。
- 基本
- テクノ
ベート - 選択
必修
科目 - 1.5
単位 - レポート
DAY4
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ワーク
ショップ
科目概要
コンピューターの急激な進化により、想像を超える大量データや地理的制約を受けない複雑なネットワークが実現される時代、「人間が理解可能なデータ量を人間自身が手を動かして解決する」という従来の問題解決プロセスが適用できなくなっています。このような時代においては、「技術的なことはわからないのでエンジニアに全て任せる」のではなく、進化するテクノロジーに関する知見を自ら持ちながらビジネスを構想実行していくビジネスリーダーが業種業界問わず求められています。
この科目では、大量データ・繰返し処理はコンピュータが、論理設計を人間が行うという役割分担による「テクノベート時代の問題解決」手法を、実際にプログラミングを行うなどしながら身につけ、ご自身のビジネスにおける問題を解決できるようになることを目指します。
また、本科目では、Web上のサービス・アプリケーション等をご自身のPCでID取得やインストール等を行って、実際の操作を体験したり、プログラミングを行いながら、学びを深めていただきます。
一部のアプリケーションはレポート作成にも使用するため、インストールや操作ができない場合、本科目を修了することができません。履修をされる皆様は、ご自身の責任において、履修環境の整備をお願いいたします。
受講対象者
プログラミングの経験がない、コンピューターサイエンスを学んだ経験はないが、ICTをベースとするビジネスイノベーションに興味のある方を主な対象とします。事前の専門知識はない前提で進めます。
各回のテーマとケース
Day1
セッション A |
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セッション B |
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Day2
セッション A |
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セッション B |
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Day3
セッション A |
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セッション B |
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Day4
セッション A |
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セッション B |
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Day5
セッション A |
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セッション B |
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Day6
セッション A |
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セッション B |
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※クラスで使用するケースや教材、得られる学びは体験クラス&説明会にてご確認できます。
受講した学生の声
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テクノロジーを活用した
課題解決を考えられるように
なった。坂本 修一朗さん
AIやスーパーコンピューター、デジタルデバイスなどの急激な進化により、第四次産業革命が起きているとも言われる昨今で、自分はどのように働いていくべきかを考えるきっかけになりました。授業では、プログラミングを通して、コンピューターができることを実体験として学ぶことができます。これにより、コンピューターと人の得手不得手を明確に理解でき、その上でテクノロジーを活用してどのように課題解決をしていくかを考えられるようになりました。
実務ではビッグデータを用いた解析を行うことも多く、これまではプログラミングに関してはプログラマーの方々に丸投げしてしまっている状態でした。そのため準備段階での意思疎通がうまくできず、プログラムを実行しても自分が得たい結果と異なるものが出てくることもありました。「テクノベート・シンキング」受講後は、「今回の解析ではどのようなアルゴリズムを組む必要があるのか?」と自身で考えられるようになりました。そしてそれをベースにプログラマーの方々と協議することで、受講前よりもスムーズな意思疎通ができるようになり、ビッグデータを取り扱う業務の効率が上がりました。
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自分なりの問いを持って、
データを分析できるように。安 敬さん
テクノロジーが当たり前となった時代の問題解決手法のスタンダードを身に付けることができました。授業ではコンピュータに任せるべきことと、人が考えるべきことを整理しながら、DX時代におけるテクノロジーを活用した問題解決のプロセスを学びます。実際にアプリケーションを用いて学んでいくスタイルで、頭と手を動かしながら理解を深めていける点も実践的なグロービスらしく、とても印象に残っています。
また、テクノロジーやデータに振り回されるのではなく、自分なりの問いを持ってそれらを活用するという考え方にシフトチェンジできたことで、「どんな仮説を持って、何をデータで処理するか」「どこを可変としてシミュレートするか」といった分析の仕方や考え方が明確になりました。効率化はもちろんのこと、結果から導き出される示唆をどのように活用するか考えられるようになりました。