カリキュラム

科目詳細

グローバル・パースペクティブ 講座詳細

本科目では「世界次元で事象を捉え、当事者として考える力」を扱います。政治・経済・社会等のマクロ環境分析を通じ、(1)世界情勢を正確に捉えるマクロ視点、(2)世界の中の自国・自社・自分を客観的に認識する力、(3)過去・現在の事象から将来を類推する力の3つから構成される「国際的視野」を養います。
  • 展開
  • Japan
    Asia
    Global
  • 1.5
    単位
  • レポート
    DAY4
    提出
  • 全6回
  • 35人
    CLASS
  • ケース
    メソッド

科目概要

国境を越えたグローバルな活動が加速する現代、世界で通用するリーダーに必要な能力として「国際的視野」への注目が高まっています。グロービスでは国際的視野を「世界次元で事象を捉え、当事者として考える力」と定義し、次の三つの構成要素からなると考えています。

  1. 世界情勢を正確に捉えるマクロ視点
  2. 世界の中の自国・自社・自分を客観的に認識する力
  3. 過去・現在の事象から将来を類推する力

本科目では企業が戦略を立案・実行する上で必要となる「国際的視野」を、政治・経済・社会などのマクロ環境の分析を通じて養います。

「国際的視野」というと、際限のない知識を身につける必要があると思われるかもしれませんが、本科目の目的は、自己の認識を相対化し、世界情勢とその変化を捉えていく方法を身につけることにあります。そのため、本科目のケースでは、当事者として国や国際機関のリーダーを取り上げています。

受講対象者

世界で通用するリーダーに必要な「国際的視野」を習得すると同時に、リーダーとしてビジネスに必要な領域にアンテナを張り続ける組織を創り上げていきたいと考えている方を主な対象とします。

各回のテーマとケース

Day1

セッション A
テーマ :
環境分析のフレームワーク
ケース :
シンガポール
セッション B
テーマ :
テクノロジーと国家規制
ケース :
ウーバー: 20世紀の規制に直面する21世紀のテクノロジー

Day2

セッション A
テーマ :
国家構造の基本要素(前半)
ケース :
国家の建設:アメリカ合衆国とその憲法、1763~1792年
セッション B
テーマ :
国家構造の基本要素(後半)
ケース :
ロシア:動乱の時代は終わったか?

Day3

セッション A
テーマ :
新興国の成長戦略(前半)
ケース :
21世紀に向かう中国
セッション B
テーマ :
新興国の成長戦略(後半)
ケース :
インド2014年:ガバナンスの挑戦

Day4

セッション A
テーマ :
地域経済統合、新興国の国家戦略
ケース :
ブラジル:グローバル化を受け入れているか
セッション B
テーマ :
地域経済統合
ケース :
欧州:絶えず緊密化する連合?

Day5

セッション A
テーマ :
中近東とアフリカの課題(前半)
ケース :
サウジアラビア:国内の統制
セッション B
テーマ :
中近東とアフリカの課題(後半)
ケース :
対外直接投資と南アフリカ(A)

Day6

セッション A
テーマ :
日本
ケース :
日本
セッション B
テーマ :
グローバル・チャレンジ

※クラスで使用するケースや教材、得られる学びは体験クラス&説明会にてご確認できます。

参考書

マクロ経済のティーチングノート

GLOBIS 学び放題「グローバル・パースペクティブ」

マンキュー経済学[第3版]Ⅱマクロ編

N・グレゴリー・マンキュー(著)
東洋経済新報社(出版)
(ご購入にあたっては最新版をご確認ください)

事前推奨科目

この講座の受講は、事前に以下の講座の履修が推奨されます。