カリキュラム

科目詳細

テクノロジーとSDGs 講座詳細

デジタル・テクノロジーの最先端と社会課題を結び付け、解決策を紡ぐ力をつけるため設計されており、最先端の情報事例“テクノロジービジョン”やダボス会議の資料、SDGsに関する政府発表等をベースに、これらトレンド・概念を組織が取り入れるうえで直面する課題、およびその解決の糸口を受講生の皆様と共にディスカッション形式で探ります。
  • 展開
  • テクノ
    ベート
    特別講座
  • 1.5
    単位
  • レポート
    DAY6
    提出
  • 全6回
  • グループ
    ワーク
  • 35人
    CLASS
  • プロ
    ジェクト

科目概要

今や日常のあらゆる場面にデジタル・テクノロジーが組み込まれ世界中の人々の暮らしや働き方を向上し、新たな体験をもたらしています。もはやデジタル・テクノロジーはリアルをも飲み込み企業戦略の未来そのものになりつつあります。本科目では、そのようなタイミングにおいて2016年に発効した国連と193ヵ国の加盟国によるSDGsを参考に「社会課題解決+テクノロジー+戦略」を統合するイノベーションを創造する力を養っていただく構成になっています。

具体的には、最先端のデジタル・テクノロジーのトレンドについて理解を進めながら、テクノロジーを活用した社会問題解決に向けての提案をグループワークにより実施し、2度の中間発表とDay6の最終プレゼンテーションを行います。組織がこれらのトレンド・概念を取り入れるうえで直面する課題、およびその解決の糸口を、SDGs等で顕在化されている課題解決の視点から学生の皆様と共にディスカッション形式で探っていきます。

受講対象者

リーダーとして活躍される方全てを対象としています。特に、新しいデジタル・テクノロジーがビジネスに与える影響について、能動的に考えていきたいという志向の方。いまだ解決策の見えない社会的課題に一石を投じたいと思っている方。

各回のテーマとケース

Day1

セッション A
テーマ :
テクノロジーとSDGs、社会課題を解決する意味合い
セッション B
テーマ :
テクノロジーとSDGs、社会課題を解決する意味合い

Day2

セッション A
テーマ :
グループプロジェクトの中間発表
セッション B
テーマ :
グループプロジェクトの中間発表

Day3

セッション A
テーマ :
AI、XRの社会問題解決への適応
セッション B
テーマ :
AI、XRの社会問題解決への適応

Day4

セッション A
テーマ :
グループプロジェクトの中間発表
セッション B
テーマ :
グループプロジェクトの中間発表

Day5

セッション A
テーマ :
社会課題解決に向けた取り組み事例(スマートシティとサーキュラー・エコノミー)
セッション B
テーマ :
社会課題解決に向けた取り組み事例(スマートシティとサーキュラー・エコノミー)

Day6

セッション A
テーマ :
グループプロジェクトの発表

※クラスで使用するケースや教材、得られる学びは体験クラス&説明会にてご確認できます。

教科書

第四次産業革命 ダボス会議が予測する未来

クラウス・シュワブ (著)
世界経済フォーラム (翻訳)
日本経済新聞出版社(出版)

コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則(第一章)

フィリップ・コトラー、ヘルマワン・カルタジャヤ、イワン・セティアワン(著)
恩藏 直人(監訳)
藤井 清美(翻訳)
朝日新聞出版(出版)

参考書

2030年ジャック・アタリの未来予測 ―不確実な世の中をサバイブせよ!

ジャック・アタリ (著)
林 昌宏 (翻訳)
プレジデント社(出版)

拡張の世紀 ~テクノロジーによる破壊と創造~

ブレット キング(著)
上野 博(翻訳)
東洋経済新報社(出版)

HUMAN+MACHINE 人間+マシン: AI時代の8つの融合スキル

ポール・R・ドーアティ (著)
東洋経済新報社(出版)

デンマークのスマートシティ データを活用した人間中心の都市づくり

中島 健祐 (著)
学芸出版社(出版)

新装版 サーキュラー・エコノミー デジタル時代の成長戦略

ピーター・レイシー、ヤコブ・ルトクヴィスト (著)
牧岡 宏、石川 雅崇、アクセンチュア・ストラテジー(翻訳)
日本経済新聞社(出版)

受講した学生の声

  • ビジネスの大海に、正解は
    浮かんでいない。

    メガバンク
    IT戦略企画

    米本 滉貴さん

    教員の方の「正解を知ることによるカタルシスを求めないこと。無限に広がる大海での泳ぎ方を学んでください」というメッセージは、卒業後も私の指針となっています。ケース(企業事例)に基づいて議論すると、どうしてもひとつの解を求めてしまいがちですが、「現在進行形で自社の課題に取り組む我々には分かりきった解はなく、模索し続けるしかない」ことを学びました。


    また、産官学におけるあらゆるポジションの経歴を持つ教員の方だからこそ、机上の空論ではないリアルな学びが得られます。教員の方の経験に基づく、手触り感のある言葉を通して、全世界で取り組むSDGsに対し、日本の果たすべき役割があると気付きました。印象深かったのは、第二次世界大戦後、戦争をしていない国は日本を含むわずか8ヶ国のみというお話です。過去の反省を活かして平和を維持しながら、アメリカ・中国に次ぐ経済大国として社会課題に取り組む必要のある私たちは、世界のなかでも特別な立ち位置である、ということを学びました。

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