カリキュラム

科目詳細

ベンチャー・マネジメント 講座詳細

ベンチャー企業を成功に導くために何が必要かを理解していること、ベンチャー企業特有の実践的な経営のノウハウを修得していること、それにより実際にベンチャー企業でマネジメントとして活躍をするための準備ができていることを目標とします。ベンチャー経営に関わった経験が豊富な教員のリードのもと学びを深めます。
  • 展開
  • 創造
  • 1.5
    単位
  • レポート
    DAY4
    提出
  • 全6回
  • 35人
    CLASS
  • ケース
    メソッド

科目概要

ベンチャー企業が成功するまでには、ビジネスプランの策定に始まり、さまざまなステージを経て成長を遂げる必要があります。この科目では、それぞれのステージで実際の経営者がどのように成長のマネジメントを行ってきたかを追体験します。

受講生が科目終了時に、ベンチャー企業を成功に導くために何が必要かを理解していること、ベンチャー企業特有の実践的な経営のノウハウを修得していること、それにより実際にベンチャー企業でマネジメントとして活躍をするための準備ができていることを目標とします。

受講対象者

将来起業を考えている方、現在企業のマネジメント職に就かれている方、将来ベンチャーの経営陣に参画しようと考えている方に、是非受講していただきたい科目です。

各回のテーマとケース

Day1

セッション A
テーマ :
起業家的思考と行動様式
ケース :
マイドラッグ社(A)
マイドラッグ社(B)
セッション B
テーマ :
創業時のジレンマ
ケース :
マイドラッグ社(C)
マイドラッグ社(D)

Day2

セッション A
テーマ :
ベンチャー企業の事業評価
ケース :
クイックメデックス
セッション B
テーマ :
ベンチャー企業経営者の意思決定オプション
ケース :
クイックメデックス

Day3

セッション A
テーマ :
ベンチャー企業の競争環境分析
ケース :
カジーとタスカジ(A)
セッション B
テーマ :
ベンチャー企業の競争戦略構築
ケース :
カジーとタスカジ(B)

Day4

セッション A
テーマ :
ベンチャー拡大期の課題
ケース :
クラウドフレア:持続的な成長は可能か
セッション B
テーマ :
ベンチャー拡大初期の課題解決のポイント
ケース :
クラウドフレア:持続的な成長は可能か

Day5

セッション A
テーマ :
ベンチャー拡大期のマネジメント(前半)
ケース :
ネットフリックス:組織文化とアジリティへの創造的アプローチ
セッション B
テーマ :
ベンチャー拡大期のマネジメント(後半)
ケース :
ネットフリックス:組織文化とアジリティへの創造的アプローチ(B)

Day6

セッション A
テーマ :
起業家としての戦略的判断
ケース :
起業家 山田進太郎(A)
起業家 山田進太郎(B)
セッション B
テーマ :
起業家の志と長期ゴール
ケース :
起業家 山田進太郎(C)
起業家 山田進太郎(D)

※クラスで使用するケースや教材、得られる学びは体験クラス&説明会にてご確認できます。

参考書

GLOBIS 学び放題「ベンチャー・マネジメント」

グロービスMBA事業開発マネジメント

グロービス経営大学院(編著)
ダイヤモンド社(出版)
電子出版対応

起業家はどこで選択を誤るのか  スタートアップが必ず陥る9つのジレンマ

ノーム・ワッサーマン(著)小川育男(訳)
英治出版(出版)

ビジョナリー・カンパニー  時代を超える生存の原則

ジム・コリンズ 、ジェリー・I. ポラス(著)山岡洋一(訳)
日経BP社(出版)

ビジネスロードテスト  新規事業を成功に導く7つの条件

ジョン・W・ムリンズ(著)秦孝昭 、出口彰浩、兎耳山晋(訳)
英治出版(出版)

受講した学生の声

  • 起業の心構えと事業を成長
    させるために必要なことを
    学んだ。

    nae株式会社
    代表取締役社長

    篠原 由樹さん

    起業を志すようになったタイミングに受講したこの科目の授業は、教員の方が抽象的な思想から具体的な実例まで、実体験に基づいた知見を惜しみなく伝えてくださり、起業に対する心構えができました。


    この科目を受けずに独立や起業をしていたら、苦悩していたに違いありません。ベンチャー企業のマネジメントについて、ポイントをしっかりと押さえることができたという実感があり、今でもこの科目のノートを見返しています。


    ちなみに、強い想いや明確な志があっても、日々の意思決定で悩むことはたくさんあります。そんなとき、私の心の支えになっているのは、さまざまな科目でディスカッションしたケース(企業事例)から得られた気付きや、教員の皆さんの実体験に基づいた知見です。

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  • 大企業とベンチャー企業が
    協業する際に直面する問題の
    解決策を得られた。

    川崎重工業株式会社
    本社 社長直轄プロジェクト本部 近未来モビリティ総括部
    グローバルマーケティング&セールス部 課長代理

    櫻井 崇晴さん

    ベンチャー企業の事業創出のプロセスや、各ステージで直面する課題やその対応策を理解したいと考え、受講しました。必修科目以外は事前に科目の内容を確認し、自分なりに目的を持った上での受講が求められるのですが、私は自社の持続的な成長にとって、新規事業開発は必要不可欠だと考えています。そのためベンチャー企業と連携して、自社事業を再成長させる必要があり、そのヒントを得る目的でこの科目を受講しました。


    大企業は経営資源が豊富だが、ステークホルダーの数が多く意思決定が遅い。一方、ベンチャー企業は意思決定が早いが、成長スピードに経営資源が追いつかないなどいった双方が抱える特有の課題を理解した上で、両者が歩み寄るかたちで事業を進めなければ成果を得られないことを、実例を通じてよく理解できました。

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事前推奨科目

この講座の受講は、事前に以下の講座の履修が推奨されます。