ファシリテーション&ネゴシエーション 講座詳細
参加者・関係者との「協働」により新たな方法や枠組みを生み出す力を養う
科目概要
「ファシリテーション」、「ネゴシエーション」いずれも関係者との合意形成を試みるという点においては同じ目的感をもった営みです。しかし、実際にはなかなかうまくできないことも事実です。その理由は大きく2つ。準備が不十分なまま、その場で何ができるかを考えてしまうこと、そして、頭では分かっていても実際にやれるようになるまでの距離感があることです。
本科目では、
・最終的なゴールは何なのか
・関係する相手は誰なのか、どんな関心を持っているのか
・具体的にどのような論点をどのような順番で議論していけばよいのか
などの準備のやり方をしっかりとマスターし、
それを「ロールプレイ」という演習方法を多用することで、模擬的な実践の場を通じて理解を深めていきます。
受講対象者
「議論が迷走してしまう」「自分が主催のミーティングは一方的な押し付けばかりで参加者の自主性が引き出せない」「互いにとって良い交渉の場としたいのに、いつも勝った、負けたになってしまう」、こういった悩みを感じている方はぜひ受講してみてください。
この科目の受講をご検討の方へ
各回のテーマとケース
Day1
- セッション A
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テーマ : ファシリテーションの全体像(前半)
ケース : オリジナルテキスト
- セッション B
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テーマ : ファシリテーションの全体像(後半)
ケース : オリジナルテキスト
Day2
- セッション A
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テーマ : 「仕込み」の詳細(前半)
ケース : オリジナルテキスト
- セッション B
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テーマ : 「仕込み」の詳細(後半)
ケース : オリジナルテキスト
Day3
- セッション A
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テーマ : 「さばき」の方向性
ケース : オリジナルテキスト
- セッション B
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テーマ : 「仕込み」と「さばき」の総合実践及び留意点
ケース : オリジナルテキスト
Day4
- セッション A
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テーマ : ファシリテーション総合演習・対立のマネジメント
ケース : オリジナルテキスト
- セッション B
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テーマ : 交渉の全体像・基本概念 (二者間・単一争点交渉)
ケース : オリジナルテキスト
Day5
- セッション A
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テーマ : 交渉における価値の創造・交渉のスタイル(前半)
ケース : オリジナルテキスト
リッグス-ベリコンプの交渉(A):リッグス・エンジニアリング社(売り手)向け秘密情報
or(B):ベリコンプ社(買い手)向け秘密情報
- セッション B
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テーマ : 交渉における価値の創造・交渉のスタイル(後半)
ケース : オリジナルテキスト
リッグス-ベリコンプの交渉(A):リッグス・エンジニアリング社(売り手)向け秘密情報
or(B):ベリコンプ社(買い手)向け秘密情報
Day6
- セッション A
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テーマ : 交渉における障害とその克服(前半)
ケース : オリジナルテキスト
薄氷を踏む交渉:2004~2005年におけるNHLの紛争(A)
- セッション B
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テーマ : 交渉における障害とその克服(後半)
ケース : オリジナルテキスト
薄氷を踏む交渉:2004~2005年におけるNHLの紛争(A)
※クラスで使用するケースや教材、得られる学びは体験クラス&説明会にてご確認できます。
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ファシリテーションの教科書
グロービス(著)
東洋経済新報社(出版)
電子書籍あり
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グロービスMBAで教えている 交渉術の基本―7つのストーリーで学ぶ世界標準のスキル
グロービス(著)
ダイヤモンド社(出版) -
ハーバード流交渉術
ロジャー フィッシャー、ウィリアム ユーリー(著)
金山 宣夫、浅井 和子(翻訳)
三笠書房(出版)
この講座の受講は、事前に以下の講座の履修が推奨されます。

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