カリキュラム

科目詳細

カスタマージャーニーとブランディング 講座詳細

マーケティング領域の応用としてデジタル時代に必須のマーケティング戦略構築とその方法論の修得に特化した科目です。ブランド戦略を理解し、インサイトを読み解き、カスタマージャーニーを描くことで、顧客と企業の意図をより的確に結びつけ、マネジメント視点でマーケティング戦略設計ができるようになることを狙います。
  • 応用
  • マーケ

    戦略
  • 1.5
    単位
  • レポート
    DAY6
    提出
  • 全6回
  • グループ
    ワーク
  • 35人
    CLASS
  • ケース
    メソッド

科目概要

第四次産業革命の時代を迎え、マーケティング機能には企業と顧客の体験を総合的に俯瞰し、設計し、そして構築する活動が求められています。本科目ではブランド戦略に基づくマーケティング戦略を描けるスキルを身につけることで、顧客経験価値を最大化するマーケティングのあり方を体得します。マーケティング領域の応用レベルとして、デジタル時代に必須のマーケティング戦略構築とその方法論の修得に特化した科目です。フィールドワークやグループ発表を行います。

ブランド戦略を理解し、インサイトを読み解き、カスタマージャーニーを描くことで、顧客と企業の意図をより的確に結びつけ、マネジメント視点でマーケティング戦略設計ができるようになることを狙います。前半はブランド戦略、インサイト、そしてカスタマージャーニーの描き方を中心に、また後半はマーケティング戦略としてのジャーニー構築をケースメソッド形式によって進めます。

※科目の特性上、振替や休学制度のご利用は推奨いたしません。

受講対象者

実践的で包括的なマーケティング戦略を立案できるようになりたい、という意欲のある方を対象とします。ブランド戦略やマーケティング業務に深くかかわることを考えている方を歓迎します。

各回のテーマとケース

Day1

セッション A
テーマ :
ブランドビジネスの成長戦略とブランドの再構築過程(前半)
ケース :
Harley-Davidson:象徴的ブランドの若返り戦略
セッション B
テーマ :
ブランドビジネスの成長戦略とブランドの再構築過程(後半)
ケース :
Harley-Davidson:象徴的ブランドの若返り戦略

Day2

セッション A
テーマ :
カスタマー・ジャーニーとは
セッション B
テーマ :
ペルソナとモーメント・オブ・トゥルース

Day3

セッション A
テーマ :
最良な体験価値によるファンマーケティング(前半)
ケース :
山と道:コアなファンを生み出す経営
セッション B
テーマ :
最良な体験価値によるファンマーケティング(後半)
ケース :
山と道:コアなファンを生み出す経営

Day4

セッション A
テーマ :
顧客との共創に基づいた製品開発・ブランディング(前半)
ケース :
Glossier:デジタルコミュニティを通じて「熱狂的なファン」を作る
セッション B
テーマ :
顧客との共創に基づいた製品開発・ブランディング(後半)
ケース :
Glossier:デジタルコミュニティを通じて「熱狂的なファン」を作る

Day5

セッション A
テーマ :
カスタマー・セントリックとは
ケース :
日本航空 ~顧客中心主義への変革~
セッション B
テーマ :
カスタマー・セントリック実現における課題と解決の方向性
ケース :
日本航空 ~顧客中心主義への変革~

Day6

セッション A
テーマ :
カスタマー・ジャーニーを活用してのマーケティング戦略立案を実践する
セッション B
テーマ :
カスタマー・ジャーニーを活用してのマーケティング戦略立案を実践する

※クラスで使用するケースや教材、得られる学びは体験クラス&説明会にてご確認できます。

参考書

[改訂4版]グロービスMBAマーケティング

グロービス経営大学院(著)
ダイヤモンド社(出版)

はじめてのカスタマージャーニーマップワークショップ (MarkeZine BOOKS) 「顧客視点」で考えるビジネスの課題と可能性

加藤 希尊(著)
翔泳社(出版)

受講した学生の声

  • 企業もビジネスパーソンも、
    学び続けなければいけない。

    日系自動車メーカー
    人事部 主幹

    綾野 瑞季さん

    全ては「顧客」の視点から始まるということを徹底的に学んだ科目でした。どんなに優れた商品やアイデアであっても、顧客一人一人の生活の変化に沿っていかなければ、選び続けられません。顧客の志向の多様化に伴って、これからのビジネスはさらに複雑化していくと思います。企業もビジネスパーソンも、現状に満足せず、常に世の中や顧客の変化に敏感になり、顧客満足を追求するための努力をし続けなければいけないことを痛感しました。


    また、この科目はオンラインクラスで受講したのですが、所属キャンパスである名古屋校以外の学生と毎日のように交流できました。普段とは異なる多様性に富むクラスメートとのディスカッションを通じて、さまざまな価値観に触れることができ、多くの気付きを得ることができました。

    もっと見る
  • ブランド強化や顧客への価値
    提供には考える余地がある、
    という前向きな危機感。

    株式会社魁力屋
    管理本部 経理部 マネージャー

    久保田 賢さん

    この科目では、顧客の購買前後の行動や心理を具体的にし、どのような価値を提供するかを考えていきます。自分の会社に置き換えながら学びを深める中で、改めて顧客理解が足りないと痛感しました。しかし、裏を返せば自社のブランド強化や顧客への価値提供は、まだ考える余地があるとも言え、前向きな危機感を抱くことができました。


    ちなみにこの科目は、最後の授業でグループワークの発表があります。特定のブランドや商品について、カスタマージャーニーマップを活用しながら、顧客インサイトや今後の価値提供プランを発表します。このように最終回にグループ発表がある科目は、学生同士の絆が強まるので、受講をおすすめします。

    もっと見る

事前推奨科目

この講座の受講は、事前に以下の講座の履修が推奨されます。