カリキュラム

科目詳細

経営道場 講座詳細

事前に指定された書籍を読み、課題に沿ってその書籍から感じたことを事前にまとめていただきます。他の科目とは異なり、この経営道場では議論ではなく、感じたこと、考えたことをクラス全体やグループで意見交換しながらお互いで気づき合うという「教わるのではなく自ら気づく」形で進みます。
  • 応用
  • 1.0
    単位
  • 全4回
  • 35人
    CLASS
  • 読書会

科目概要

この経営道場では、4冊の書籍の読書会を通じて、高い志や強い意志、責任感、勇気、そして人間的魅力といった「人間力」を高めて、志を涵養していくことを目的としています。

創造と変革の志士となるためには、フレームワークや論理思考だけではなく、人間力、志も欠かすことができない要素です。

この科目は、松下村塾の講学を意識して作られました。具体的には指定された書籍を読み、参加者との対話を通じて、自分と向き合いながら、自分に欠けているもの、目指すべきものに気づいていく、というスタイルで行われます。教わるのではなく、教え合う、そして自ら気づきを発見する、ということに重点が置かれています。

受講対象者

「リーダーシップ開発と倫理・価値観」を事前に履修しておくことをお薦めします。その上で、自己理解をさらに深め、自分自身の人間力を高めたいと考えている方の参加を求めます。

各回のケース

Day1

セッション A
テーマ :
HIGH OUTPUT MANAGEMENT 人を育て、成果を最大にするマネジメント(前半)
ケース :
『HIGH OUTPUT MANAGEMENT 人を育て、成果を最大にするマネジメント』日経BP社(アンドリュー・S・グローブ 著)
セッション B
テーマ :
HIGH OUTPUT MANAGEMENT 人を育て、成果を最大にするマネジメント(後半)
ケース :
『HIGH OUTPUT MANAGEMENT 人を育て、成果を最大にするマネジメント』日経BP社(アンドリュー・S・グローブ 著)

Day2

セッション A
テーマ :
人を動かす(前半)
ケース :
『人を動かす』創元社(D.カーネギー 著)
セッション B
テーマ :
人を動かす(後半)
ケース :
『人を動かす』創元社(D.カーネギー 著)

Day3

セッション A
テーマ :
EQ(前半)
ケース :
『EQ-こころの知能指数』講談社プラスアルファ文庫(ダニエル・ゴールマン 著)
第1部、第2部まで
セッション B
テーマ :
EQ(後半)
ケース :
『EQ-こころの知能指数』講談社プラスアルファ文庫(ダニエル・ゴールマン 著)
第1部、第2部まで

Day4

セッション A
テーマ :
陽明学(前半)
ケース :
『陽明学 生き方の極意 Kindle版 』PHP研究所(守屋 洋 著)
セッション B
テーマ :
陽明学(後半)
ケース :
『陽明学 生き方の極意 Kindle版 』PHP研究所(守屋 洋 著)
教科書

HIGH OUTPUT MANAGEMENT 人を育て、成果を最大にするマネジメント

アンドリュー・S・グローブ(著)
日経BP社(出版)

人を動かす

D.カーネギー(著)
創元社(出版)

EQ-こころの知能指数

ダニエル・ゴールマン(著)
講談社プラスアルファ文庫(出版)

陽明学 生き方の極意 Kindle版

守屋 洋(著)
PHP研究所(出版)

受講した学生の声

  • リーダーとして足りない
    考え方やスキルと向き合えた。

    株式会社小高ワーカーズベース
    代表取締役

    和田 智行さん

    マネジャーの役割を深く考察し議論する中で、組織を引っ張るリーダーとして欠けている要素や性格面でのネガティブな部分に否応なく向き合うことになりました。受講を始めた当初はつらく感じましたが、授業での気付きや学びを実務に結び付け、改善に向けてひとつずつ実践と振り返りを重ねるにつれて、自身に不足していた考え方やスキルが補われていくことを実感しました。


    また、自分や社員のコミュニケーションの癖を理解し、受容できるようにもなりました。「うまくいかなかった。もうダメだ」などとネガティブ面だけにとらわれることなく、心の余裕を持って経営に取り組めるようになりました。

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事前推奨科目

この講座の受講は、事前に以下の講座の履修が推奨されます。