カリキュラム
科目詳細
テクノベート・ストラテジー 講座詳細
- 応用
- テクノ
ベート - EMBA
優先 - 1.5
単位 - レポート
DAY6
提出 - 全6回
- 35人
CLASS - ケース
メソッド
科目概要
第四次産業革命とも呼ばれるデジタル・テクノロジーが主導する近年の劇的な変化は、人々の生活、社会の在り方を大きく変えようとしています。この変化の中で企業は、顧客に提供する製品やサービスを見直し、再設計・再構築することが求められています。なぜなら、変化により価値の中心が「情報」となり、顧客の体験価値やその提供の仕方も変わるためです。それは、従来の「モノや人によるサービスを、効果的・効率的に提供するやり方」が必ずしも通用しないことを意味するからです。
そんな中、既に多くの企業・組織が「デジタル・トランスフォーメーション」を標榜し様々な取り組みを始めています。しかしほとんどが、既存の事業戦略や組織、経営の原理原則をベースに、情報技術を取り入れるレベルにとどまっています。これらは必要ではあるものの、大きな変化への対応には十分ではありません。
本科目は、従来の戦略の定石や考え方とは異なる「テクノベート」時代の産業構造の変化や競争原理・経済性原則を理解し、変化する環境下での戦略を考える力を養うことを狙いとしています。
受講対象者
今後のテクノベート時代における企業経営を担おうと考えているビジネスリーダーすべての方を対象とします。
各回のテーマとケース
Day1
セッション A |
|
---|---|
セッション B |
|
Day2
セッション A |
|
---|---|
セッション B |
|
Day3
セッション A |
|
---|---|
セッション B |
|
Day4
セッション A |
|
---|---|
セッション B |
|
Day5
セッション A |
|
---|---|
セッション B |
|
Day6
セッション A |
|
---|---|
セッション B |
|
※クラスで使用するケースや教材、得られる学びは体験クラス&説明会にてご確認できます。
受講した学生の声
-
クラスはただの学びの場では
なく、ビジネスアイデアを
生みだす場。石川 茉莉さん
最終回の授業で提出する課題は、3回もアイデアをピボット※しました。それくらい顧客への提供価値と体験価値を考え抜く必要性を毎回の授業で強く実感したのです。その結果、最終回で提出したアイデアが高く評価され、経済産業省のネクストイノベータープログラムの選抜メンバーに選ばれました。こうした経験を通じて、イノベーターとしての基礎や思考をより高めることができたと思います。
このようにグロービスの授業は、学びの場にするだけでなく、ビジネスアイデアを生みだす場にすることもできます。私自身もクラスメートに壁打ちさせてもらい、グロービスの学生ならではの視点でフィードバックをもらうことができ、さまざまなアイデアを考え出すことができ、ブラッシュアップすることもできました。ThinkerからDoerになるための環境を得ることができたクラスだったと実感しています。
※ピボット…方向転換や路線変更を意味する言葉のこと。
-
「世界観を変えなければなら
ない」と気付いた。三重野 優理さん
「テクノベート・ストラテジー」は、私が受講した科目の中で最もインパクトのあった科目です。この科目を受講して、世界中の環境がこの10年でいかに大きく変化したのか、また自分たちがその変化に大きな違和感もなく暮らしているのか、ということに愕然としました。
AIやスーパーコンピューター、デジタルデバイスなどの急激な進化、それらが可能にした新しい人々の暮らしはすさまじく変化しているにもかかわらず、自分が携わっているビジネスはほとんど変わっていない事実に気付きました。
この科目は、ケース(企業事例)もとてもドラマチックで面白いのですが、何よりも自分のビジネスを原点から見つめ直す課題が3ヶ月の間、ずっと頭の中を渦巻きます。担当教員の方がおっしゃっていた「世界観を変える。変えねばならない」と気付くことができる科目です。