MBA用語集

クロス・ファンクショナル・チームとは、部門横断的に様々な経験・知識を持ったメンバーを集め、全社的な経営テーマについて検討、解決策を提案していくことをミッションとした組織。部署として常設する場合と、プロジェクトとして一時的に立ち上げる場合がある。 部門ごとに存在する知識や手法などを横断的...

クロスセルとは、ある商品・サービスを購入した顧客に対して、関連するものを組み合わせて購入を促す手法のことである。一人あたりの単価を上げることを 目的としており、関連用語として、アップセルがある。 新規の顧客を獲得するにはコストが高くなる傾向があるため、一人あたりの単価を上げることは顧客数...

コーピングとは、ストレスに対処するための行動を指す。現代のようなストレス社会では、上手にストレスをコントロールする方法や技術を習得することが、健康の維持、適応力の向上につながる。 コーピングを上手に使うには、ストレスや生活習慣を測定、評価し、より効果的なコーピングを選択するストレス・マ...

コーポレート・ブランディングとは、単独の製品・サービスのブランディングではなく、企業そのもののブランド構築を指す。 コーポレート・ブランディングの重要性が指摘されたのは、我が国では1980年代以降であり、「CI（コーポレート・アイデンティティ）活動」という名で、広く企業に導入された。 ただ...

コストアプローチとは、バリエーション（企業価値評価）の手法のひとつ。 ほかの手法としてインカムアプローチ、マーケットアプローチがある。 対象企業の貸借対照表の純資産に着目して、企業価値を評価することである。帳簿上の純資産をベースとしているため、客観性に優れている。しかし、一時点の純資産に基...

コストプラス価格設定とは、実際にかかったコストに、利益を上乗せして価格を算出する方法。原価志向の価格設定手法の1つ。この手法は、売買契約は成立しているものの、事前にコストがはっきりしない場合などに多用される。建設業界や、システム開発業界などでよく用いられる。 この方法には、売り手側にコストダ...

コベナンツとは、株式売買、銀行からの借入、社債の発行、M&A等の契約において各当事者が行うべき行為、または行ってはならない禁止事項を規定・誓約する条項である。万が一コベナンツに定められている条項にヒットした（抵触した）場合を想定し、両者間で契約解除・損害賠償請求の内容を具体的に定めるこ...

コモディティとは、特徴がなく品質・機能などの面において他と差別化がされていない商品のことを指し、どの商品も違いのないものに見えていく状況を「コモディティ化」という。対義語には、他との違いを際立たせるという意味の「差別化」や「ブランド化」がある。 また投資の分野ではトウモロコシなどの農産物、金...

コモディティ化とは、市場投入時には高付加価値の製品やサービスと認識されていたものが、市場が活性した結果、他社が参入しユーザーにとって機能や品質などで差がなくなってしまうことである。日本語では「一般化」と言われることも多い。コモディティ化が起こると、付加価値で差が生まれないため低価格競争が余儀な...

コンフィギュレーション学派とは、コンフィギュレーション学派は、組織をコンフィギュレーション（特徴や行動が首尾一貫した集団。組織構成や構造の特徴として表れる）と捉え、ある特定の組織は最も環境にあったコンフィギュレーションをとると考える。アルフレッド・チャンドラーやヘンリー・ミンツバーグが代表格で...