MBA用語集

コンフリクトとは、相反する意見、態度、要求などが存在し、互いに譲らずに緊張状態が生じること。対立、軋轢。 いかなる組織においてもコンフリクトは避けられないが、コンフリクトにはマイナス面だけでなく、プラス面もある。プラス面としては、互いに競い合うことで意欲が高まる、相互の意見交換の過程で相手へ...

サイバーセキュリティとは、サイバー（インターネット）空間において、サイバー攻撃を防止することを指す。 第四次産業革命の3本柱であるIoT、AI、ビッグデータが表すように、現代社会においてあらゆるものがデータ化され、我々の生活の多様な側面がサイバー空間に繋げられている。個人や組織の情報は...

チャーンレート（Churn Rate）とは「解約率」を意味する用語であり、顧客離脱率や退会率と呼ばれることもある。 Churn（チャーン）とは日本語で「解約」という意味で、顧客が企業のサービス等の契約を解約する際や、有料会員から無料会員へのダウングレードのことをチャーンと呼ぶケースもあ...

チャットボットとは、「インターネット上でのリアルタイムなコミュニケーション（chat）」と「ロボット（bot）」を組み合わせた言葉であり、文字通り人間がコンピュータと会話を行うことができるサービスのことである。 チャットボットを用いた人とロボット（コンピュータ）との会話は、インターネッ...

会社更生法とは、経営破綻に陥った企業に対して、倒産させることなく再建することを目的とする法律である。 民事再生法は法人・個人を対象としているのに対して、会社更生法は株式会社のみに適用され、大企業の救済措置として利用されるケースが多い。この場合は、企業の株は無価値となり、一般的にはスポン...

信用リスクとは、債務を履行できない可能性がどれだけあるか、その信用に関するリスク。デフォルトリスク、債務不履行リスクとも言う。 信用リスクは、あくまで債務を履行できる能力に関するものであり、決して企業の全体的な経営能力を評価しているものではない。判断の基準として実際に用いられているのは...

創造的破壊とは、経済学者であるシュンペーターの著書『資本主義・社会主義・民主主義』（1942年発刊）で提唱された経済学用語。英語では”Creative Destruction”と表す。 シュンペーターは、当時（19世紀後半～20世紀前半）の経済学で取り扱っていた最適配分や均衡の理論より...

暗号通貨とは、ブロックチェーンなどの暗号技術を用いて 取引や新たな発行の安全性を確保した仮想通貨のこと。ビットコインがその先駆けで代表例である。 商用で利用されている暗号通貨もあるが、暗号通貨の取引所を介し投資目的で購入されることも多い。他の投資に比べ、暗号通貨は、価格の変動幅が大きい...

流動負債とは、会社の本業の営業サイクルの中にある負債、もしくは決算日から1年以内に現金で支払われる予定の負債。 仕入れた原材料等の代金で支払いが済んでいないものを意味する支払手形、買掛金といった営業サイクルの中で出てくる負債と、決算日から1年以内に支払う予定である短期借入金、未払金、未払法人...

流動資産とは、会社の本業の営業サイクルの中にある資産、もしくは決算日から1年以内に現金化される予定の資産。 原材料等の仕入れから販売、代金回収までの営業サイクルの中で出てくる棚卸資産（商品、原材料、仕掛品など）、受取手形、売掛金などの資産、および1年以内に現金化する予定の資産である未収入金な...