MBA用語集

現金同等物とは、容易に換金可能であり、かつ、稀少な価値変動リスクのみを負う短期投資のこと。どちらか一つの要件が欠けている場合は、現金同等物には含まれない。よって、株式等で価値変動リスクが大きい場合は定義を満たさず、現金同等物には含まれない。 現金同等物の例の一覧としては、下記のようなも...

確証バイアスとは、 認知心理学や社会心理学で取り上げられるバイアスの一つ。 自分の思い込みや 願望を強化する情報ばかりに目が行き、そうではない情報は軽視してしまう傾向のことを指す。政治、経済、ビジネス、SNS、日々の実生活等の さまざま な場面で散見される。   確...

自己資本比率とは、 自己資本比率（％）　＝　自己資本　÷　（負債　＋　純資産）　×　100 自己資本は「株主資本＋評価・換算差額等」、すなわち会社株主の持分の総額を意味する。総資本に占める資本の割合が大きいほど企業の安定度が高く、業績が悪化しても債務超過を避けるだけの抵抗力があるといえる。...

補完財とは、ある製品やサービスに対して、互いに補完しあうことで消費者が効用を満たす、あるいは効用が高まる製品やサービスのこと。例として、カメラと写真フィルム、食パンとジャム、DVDソフトとDVDプレーヤーなどがある。 こうした関係が典型的に見られるのが、ハードとソフト（メディアとコンテンツの...

認知的不協和とは、 心理学における 概念の ひと つ。 人が自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態 のことを言い、 そのときに覚える 不安、 ストレスを指す。     自分の考えと行動 の 2つの認知 が矛盾したときに感...

資本金とは、株主が企業に拠出した資金。株主資本の一部。 資本金は、株主資本の重要な一部ではあるが、株主が拠出した資金をすべて資本金とする必要はなく、また、最低資本金制度が廃止されたことで、現在では「資本金1円」での会社設立も可能である。

集合知とは、「たくさんの人の知性を集めると、より優れた知性が登場する」という考え方であり、「集団的知性」とも呼ばれる。よって、集合知とは概念であって手法を指す言葉ではない。英語では（Collective Intelligence）という。     よく誤解され...

顧客ロイヤルティとは、企業や商品、サービスに対する信頼や愛着の大きさを測る指標のことである。ロイヤルティは英語の「Loyalty」という忠誠心や忠義を意味する言葉から派生している。 顧客ロイヤルティは、「心理ロイヤルティ」と「行動ロイヤルティ」の2つの指標に分けられる。心理ロイヤルティ...