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MBA(経営学修士)とは
カテゴリー:ファイナンス
配当政策とは、企業が配当を株主に還元する方針。 配当政策で重要なポイントとして、必ずしも配当が多いほど株主のためになるとは限らないという点がある。企業の総価値から負債を引いたものが株主の持ち分だという前提に立てば、配当として支払われずに企業に残る内部留保もまた株主のものである。配当として直ち...
節税効果とは、負債の利子費用が税控除の対象となることから、事業や企業の経済的価値が増す効果。ファイナンス理論では重要な意味合いを持つ。 例えば、無借金による以下のプロジェクトを考える(減価償却、投資、運転資本増分は相殺されてゼロになるものとする)。 営業利益 100 税金(40%) 40 ...
信用リスクとは、債務を履行できない可能性がどれだけあるか、その信用に関するリスク。デフォルトリスク、債務不履行リスクとも言う。 信用リスクは、あくまで債務を履行できる能力に関するものであり、決して企業の全体的な経営能力を評価しているものではない。判断の基準として実際に用いられているのは...
財務レバレッジとは、銀行借入や社債発行などを梃子(レバレッジ)として使い、自己資本を梃子にどれだけ負債を活用しているかを示す指標。自己資本比率の逆数。 財務レバレッジ(倍) = 総資本 ÷ 自己資本 財務レバレッジは、負債をどのくらい有効活用しているかを示す。この倍率が高くなると、負債過多...
株式譲渡とは、特定の相手に株式を売却し、リターンを得る手法。 日本ではまだネガティブなイメージがつきまとう株式の譲渡(株式の売却)であるが、米国ではイグジットの方法として一般的に受け入れられている。 株式の譲渡にはいくつか種類があるが、イグジットの際によく見られるのは、過半数も...
ペイバック法とは、投資した案件から生み出されるキャッシュフローで投資資金を回収するのに必要な期間(年数)を評価指標とする投資評価法。回収期間法ともいう。 メリットは、直感的に分かりやすいことである。 しかしデメリットも多く、キャッシュフローの時間的価値を考慮していないこと、投資回収すべき期...
セカンダリー・マーケットとは、資本市場のうち、一度発行され、投資家によって購入された証券が、さらに投資家同士で取引される流通市場。 資本市場(証券市場)とは、企業が行う資金調達(資金需要)と投資家が行う資金投資(資金供給)が出会うマーケットである。この中で、例えば東京証券取引所で日々一般投資...
セカンダリー・マーケットとは、(1)マーケティングにおいては、消費者同士でなされる中古品市場。(2)ファイナンスにおいては、資本市場(証券市場)のうち、一度発行され、投資家によって購入された証券が、さらに投資家同士で取引される流通市場。 (1)について、中古品市場の存在が大きくなると、新製品...
シグナリング効果とは、通常、企業の経営状況やその企業の持つ投資機会については、企業経営者の持つ情報のほうが投資家の持つ情報よりもはるかに多い。そのため投資家は、配当政策を、経営者の持っている情報を推測するための「シグナル」として利用し、意図や背景を読み取ろうとする。そのため、配当政策の変更が株...
オプションとは、ある資産(株式や債券など)を将来の定められた時点(行使期限)に、一定の価格(行使価格)で売ったり買ったりできる権利のこと。 例えば、1年後にある株式を1000円で購入できるオプションを持っている人は、1年後の時点でオプションを行使する(株式を1000円で買う)ことも、放棄する...