MBA用語集

CRM（カスタマー・リレーションシップ・マネジメント）とは、特定の顧客との関係を継続的に築き上げ、その結果として売上げや利益、さらには企業価値を向上させるという経営手法（またはマーケティング手法）。 顧客生涯価値（LTV）、顧客の選別などの考え方に基づき、ターゲットごとにメリハリをつけたマー...

CSRとは、企業の社会的責任。企業は、顧客や株主、従業員といった直接のステークホルダーだけではなく、広く社会全体に対しても責任を果たし、また価値を提供すべきという考え方。具体的には、法令順守のような倫理的な行動の遵守と、積極的な環境対策や障害者の雇用、貧困撲滅支援などといったポジティブな貢献の...

年金積立金管理運用独立行政法人（Government Pension Investment Fund，GPIF）とは、厚生労働省所管の独立行政法人の一つで、厚生年金保険事業および国民年金事業の安定を目的とした組織。 国民から収められた年金を原資に、2017年以降、以下のような投資原則に基づき...

GRP（延べ視聴率）とは、一定期間に流したCM1本ごとの視聴率の合計。 GRP（％）　＝　広告1件あたりの平均露出量　×　広告を打つ回数 GRP（％）　＝　リーチ（広告の到達率）×　平均フリークエンシー（広告接触の頻度） GRPは、テレビCM投資の規模や効果を考える際の代表的な指標である。...

JASDAQ（ジャスダック）とは、東京証券取引所が運営する日本のベンチャー企業向けの株式市場。「信頼性、革新性、地域・国際性」の3つのコンセプトを掲げ、上場企業は700社を超える（2020年7月3日現在）。 市場内には、一定の事業規模と実績を有する企業を対象とした「スタンダード」と、将...

SCM（サプライチェーン・マネジメント）とは、供給業者から最終消費者までの業界の流れを統合的に見直し、プロセス全体の効率化と最適化を実現するための経営管理手法。 SCMという言葉は、ブース・アレン・ハミルトンのK.R.オリバーとM.D.ウェバーが、1982年に初めて用いたとされている。開発、...

SFA（セールスフォース・オートメーション）とは、IT技術を用いて営業部隊の生産性向上、効率化を進めること。またそれを実現するための情報システムを指す。 SFAの実現に、ITシステムは不可欠である。基本的には、社内イントラ、グループウェア、PCとメールアドレスの付与などにより、営業日誌、顧客...

So what?とは、情報に対して、そこからいえること（メッセージ）を抽出する際に使う問いかけ。 「だから何なの？　その意味は？」の意味。 その解釈がイシューに沿って、目的に向かっており、かつ具体性をもったメッセージとなることが重要である。 例えば、「空が青い」というのは単なる事実であって...

SWOT分析とは、KSFや事業機会を導き出すため、自社の外部環境と内部環境を整理すること。 具体的には、以下の手順で考えていく。まずマクロ環境や業界・市場環境を分析し、市場における「機会（opportunities）」と「脅威（threats）」を整理する。この時、何が事業のKSFなのかを十...

ZOPAとは、交渉が妥結する可能性のある条件範囲。Zone of Possible Agreementの略。 交渉者はZOPAの範囲内でいかに交渉結果を相手の留保価値の近くに持っていくか、つまり、いかに自らの利得を最大化するかということを目指す。交渉者は自らの留保価値は分かっていても、交渉相...