MBA用語集

コモディティとは、特徴がなく品質・機能などの面において他と差別化がされていない商品のことを指し、どの商品も違いのないものに見えていく状況を「コモディティ化」という。対義語には、他との違いを際立たせるという意味の「差別化」や「ブランド化」がある。 また投資の分野ではトウモロコシなどの農産物、金...

コモディティ化とは、市場投入時には高付加価値の製品やサービスと認識されていたものが、市場が活性した結果、他社が参入しユーザーにとって機能や品質などで差がなくなってしまうことである。日本語では「一般化」と言われることも多い。コモディティ化が起こると、付加価値で差が生まれないため低価格競争が余儀な...

コモンズの悲劇 とは、 誰もが利用できる 資源 が 無秩序に利用され ることで 、結果 として 枯渇 する、 という 法則である。   個が自分の利益 を最大化するために 合理的な策を選んだ結果、全体ひいては個にとって悪影響が及ぶ。 この法則は、...

コリンズ・ジェームズ・Cとは、卓越した企業の条件を記した「ビジョナリーカンパニー」、良い企業が卓越した企業になるための飛躍の法則を記した「ビジョナリーカンパニー②」の著者。 スタンフォード大学経営大学院で教鞭を執った後、1995年にコロラド州に自らの研究機関を開設。「ビジョナリーカンパニー」...

コレスポンデンス分析とは、複数の変数間の類似度や関係の深さを調べるための手法。多次元集計されたデータを多次元空間にマッピングして、データ要素同士の関係性を視覚的に表現する多変量解析の1つ。 結果を散布図の形で表すため、視覚的・直感的に意味するところを捉えやすい。マーケティング分野で用いられる...

コンカレント・エンジニアリングとは、業務を同時進行させることで、開発期間や納期の短縮など効率化を進める手法。 コンカレント・エンジニアリングには、開発・設計から製造までの研究開発オペレーションを統合する情報システムとして、例えばCAD・CAMシステムなどを導入することが多い。 また、コンカ...

混合戦略とは、同時進行ゲームにおいて、「絶対優位」「絶対劣位」「ナッシュ均衡」という考え方だけで戦略が定まらない場合、さまざまな打ち手を混ぜて使うこと。 例えば、サッカーのペナルティ・キックでは、キッカーがゴールキーパーと1対1で対峙しシュートを行う。キーパーはあらかじめシュートの方向を予測...

コンジョイント分析とは、いくつかの製品属性を組み合わせた複数の代替案を回答者に提示し、好ましさをランク付けしてもらい、回答者の選好を分析する手法。 コンジョイント分析を用いることで、製品の価格や色、デザイン、品質などの要因が、それぞれどのくらい選好に影響を与えているかを調べることができる。 ...

コンセプチュアル・スキルとは、知識や情報などを体系的に組み合わせ、複雑な事象を概念化することにより、物事の本質を把握する能力。 ハーバード大学のロバート・カッツは、マネージャに求められる能力として、テクニカル・スキル、ヒューマン・スキル、コンセプチュアル・スキルを提唱した。 コンセプチュア...

コンセプト・インとは、顧客の製品開発の初期コンセプト設定の段階で自社製品の採用を促進する営業活動。 顧客にとって付加価値の高い技術提案を武器に、商品開発のパートナーを目指すことが狙い。この段階で顧客に入り込んでしまえば、価格競争を回避できるだけでなく、顧客のノウハウを組み込んだ技術の蓄積にも...