MBA用語集

グロースハックとは、プロダクトやサービスそのものに成長・拡散する仕組みを盛り込んだマーケティング手法を意味する。 またセールスやマーケティング、技術部門等の垣根を超えて連携し、データ分析、仮説・検証、改善を繰り返すことでプロダクトやサービスの価値向上を図り、非連続の成長を目指す状態を指...

グローバリゼーション（グローバル化）とは、地球規模で複数の資本、情報、人の交流や移動が行われる現象のこと。また、自国と他国の関係性を表す「国際化」とは異なり、「グローバリゼーション」はヒト・モノ・カネの流動性が高まり、国境のない世界を意味する。 グローバリゼーションは、業界の競争特性に応じて...

グローバル・スタンダードとは、特定の国や地域など限定された範囲でなく、世界中で通用する基準のこと。 日本では1990年前半頃から、米国流のビジネス手法や基準となる経営指標や国際会計基準が、グローバル・スタンダードとしてもてはやされた。国際機関などで決められた基準でなく、市場の実勢で事実上の業...

黒字倒産とは、損益計算上は利益が出ていて黒字であるにも関わらず、資金繰りに行き詰まり企業が倒産すること。 黒字倒産の原因は、計画的な資金の管理ができていないことである。黒字倒産の恐れがあるか否かの見分け方として、損益計算上の利益だけではなく、キャッシュ・フロー計算書も確認することが重要...

クロス集計とは、異なる2軸を組み合わせて行う分析手法のこと。 データの分析と解釈においては、適切な分析手法を用い、収集したデータを多面的に見渡すことが大切である。その際、単純集計だけでなく、属性やカテゴリごとに回答結果を集計するクロス集計を行うことが重要となる。例えば、「女性」「30代」「独...

クロスセルとは、ある商品・サービスを購入した顧客に対して、関連するものを組み合わせて購入を促す手法のことである。一人あたりの単価を上げることを 目的としており、関連用語として、アップセルがある。 新規の顧客を獲得するにはコストが高くなる傾向があるため、一人あたりの単価を上げることは顧客数...

ゲームの木とは、プレイヤーがある順序に従って、他のプレイヤーの行動を見ながら行動するゲーム（交互進行ゲーム）において、プレイヤーの行動する順序を含めた形で整理する方法。 各プレイヤーがある行動を取るときに、「分岐点（node）」を書き、分岐点にはそれがどのプレイヤーの行動を指しているのか分か...

ゲーム理論とは、複数の当事者（プレイヤー）が存在し、それぞれの行動が影響し合う状況（ゲーム）において、各人の利益（効用）に基づいて相手の行動を予測し意志決定を行う考え方。 20世紀初頭に、数学者のフォン・ノイマンと経済学者のオスカー・モルゲンシュテルンによって基礎が作られ、当事者がお互いに影...

原因追求のロジックツリーとは、問題解決において、ある問題箇所を特定した後に、その原因を追究するために、ロジックツリーを使って行う論理の構造化。 例えば、売り上げが低迷している販売店の原因が販売員の対応にあると特定できた場合、その販売員の不十分な対応の原因を究明するために、MECEの概念を使っ...

経営戦略とは、企業の持続的競争優位を確立するための基本的な考え方。 企業が経営を行うにあたって最上位の概念となるのが、経営理念、経営ビジョンである。これらの概念が企業の基本的な価値観を示しているとすれば、戦略はそれを具現化するための、より具体的な方法論を語ったものといえる。 経営戦略は通常...