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MBA(経営学修士)とは
カテゴリー:ファイナンス
コベナンツとは、株式売買、銀行からの借入、社債の発行、M&A等の契約において各当事者が行うべき行為、または行ってはならない禁止事項を規定・誓約する条項である。万が一コベナンツに定められている条項にヒットした(抵触した)場合を想定し、両者間で契約解除・損害賠償請求の内容を具体的に定めるこ...
コマーシャル・ペーパー(CP)とは、企業が短期で資金調達するための、無担保の約束手形のこと。 企業が直接金融で資金調達するという点では、社債と性格は同じである。社債の償還期間は通常1年以上で、有価証券取引法上の有価証券として規定される。一方、CPの償還期間は通常1年未満で、30日以内のものが...
裁定取引とは、同じ商品が異なる価格で取引されているときに、高い方で売り、安い方で買うことで利鞘を得る取引。アービトラージ。 金融商品において、価格の変動に連動性がある商品の価格に差がある場合に、高い方を売り、安い方を買うことで利鞘を得られる。デリバティブのように現物の価格に依存して価格変動す...
最適資本構成とは、企業価値を最大化する負債(D:Debt)と株主資本(E:Equity)の構成比。Dの比率が高いと、財務レバレッジが高まり資金効率はよくなるが、支払い利息が増えて倒産リスクが高まる。逆に、Eの比率が高まると、安全性は高まるが資金効率は悪くなる。この間で最も適したバランスを実現す...
財務諸表とは、企業活動における企業の財務状態や業績、その変化を定量的に示したものである。財務諸表の中でも重要なのが、次の3つであり、これらを「財務三表」と言う。 損益計算書(P/L: Profit and Loss Statement) 貸借対照表(B/S: Balance Sheet)...
先物取引とは、デリバティブ取引の一形態で、将来のある時期に引き渡される原資産を、市場において現時点の先物価格で取引すること。 ある特定の相手と特定の契約を交わす「先渡取引」と違い、市場で既に取引されている標準化された先物契約を、市場で決められた値段で売買するもの。決済は現物ではなく、差金で行...
時価総額とは、株価に発行済み株式総数を掛けた額。あるいは、フリー・キャッシュ・フローから企業全体の価値を算出し、そこから有利子負債額を引いた残りの額としても算出できる。 これが株主全体の取り分、株主全体での価値と位置付けられることから、株主時価総額とも呼ばれる。
時価発行増資とは、株式の価格を時価で発行して増資すること。 時価発行増資や新株予約権付社債、転換社債発行などをエクイティ・ファイナンスと呼ぶ。 以前、株式価格の決定方法での増資の分類は、額面発行増資、時価発行増資、中間発行増資があったが、現在は、額面発行増資のみである。戦後の日本企業の増資...
自社株買いとは、企業がキャッシュを支払って、市場から自社の株式を買い戻すこと。日本では1994年に解禁された。 企業サイドから見ると、手持ちのキャッシュを株主に還元するにあたり、配当として支払うという方法の他に、株主から自社株を買い戻すという新しいオプションができたと考えられる。その意味で、...
システマティック・リスクとは、ポートフォリオ理論において分散投資によっては消去することができない市場そのものに存在するリスク。市場リスク、分散不能なリスクともいう。 株式のリスク(株価のブレ、ばらつき)は、株式を発行している企業に起因するものと、株式市場にまつわるものとに分解できるが、システ...