MBA用語集

集団とは、ある特定の目的を達成するために形成された、複数の個人の集まり。単に何人かが同じ場所に集まっただけの状態は集団とは呼ばないが、組織目標を持っている企業は大きな集団と言える。 集団における個人の行動には、その人が集団に属していないときの行動とは異なる特徴が見られる。そうした特徴は、目標...

集団凝集性とは、集団が構成員を引きつけ、その集団の一員であり続けるように動機づける度合い。 集団の構造を把握し、成果を高めるために考慮すべき概念として、規範、役割、地位、規模、多様性、凝集性が挙げられる。 集団の凝集性の高さは、各構成員の魅力や構成員間の相互作用、集団の目標や規模などの要素...

状況応変型リーダーシップとは、パス・ゴール理論を実践的に単純化し、現実的な運用を目指したリーダーシップ・モデルの1つ。 状況応変型リーダーシップ・モデルは、自分と相手のタイプを4領域から選択し、相手のタイプに意識的に適合するコミュニケーション・スタイルを実践することを主張している。この点で、...

状況適合（コンティンジェンシー）理論とは、唯一最適なリーダーシップ・スタイルというものは存在せず、集団の特性や集団が直面している状況に応じて、望ましいリーダーシップのスタイルは異なるという理論。

条件適合理論とは、行動理論が示唆する4種類の行動のすべてが常に効果を発揮するわけではなく、これらのうち状況（環境条件）に適合した行動のみが、リーダーシップ行動としての効果を発揮するという考え方。 行動理論と組織の業績との相関を観察した過去の研究事例において、行動理論が示唆する4種類の行動モデ...

職務再設計とは、モチベーションや業績向上のために業務範囲を見直すこと。

自立革新型人材とは、組織への順応は意識しつつも、独自の認識、思考力で市場の変化を直視し、現状の管理体制を骨格部分から見直し、再構築しようとする人材のこと。 自立革新型人材に見られる特徴としては、変化を的確に感じ取った上で、その変化をチャンスと捉え、そこから新たな価値を創造し、その実行までを担...

ステレオタイプとは、個人を特定の集団の構成員として分類し、その特徴を固定的に捉えること。偏見、紋切り型なものの見方に繋がることがままある。

ストレッチとは、従来の改善では達成できない高い目標を設定し、その実現に挑むこと。 戦略を策定する際には、組織能力との整合性を図ることが非常に重要だが、現状よりも高いレベルを目指したいときには、現状と目標との間に意図的に大きなギャップを作ることも必要だ。高い目標を達成するには、新しい発想や革新...

正当権力とは、例えば公式の地位など、パワーの受け手に対し、影響を及ぼすことができる社会的地位の高さ。 パワーを構成する5つの要素のうちの1つ。アメリカの社会心理学者のジョン・フレンチとバートラム・ラーベンが提唱した。