MBA用語集

ブレーン・ストーミングとは、多様なアイディアの創出を促すため、ある一定時間内にどのような選択肢でもよいから自由に提案する意思決定方法。選択肢に対する批判は控えるように取り決められている。

弁証法とは、ある命題（テーゼ）と対立関係にある命題（アンチテーゼ）を統合し、より高 い次元 の命題（ジンテーゼ）を導き出す止揚（アウフヘーベン）の考え方を土台とした思考法。     弁証法の意味合いや成り立ち については、古代ギリシャの時代から さまざ...

ポスト・トゥルース（Post-truth）とは、世論形成において客観的な事実よりも、感情的な訴えや個人の意見のほうが強い影響力を発揮する状況を指す。 イギリスのEU離脱（ブレグジット）やアメリカ大統領選でのトランプ陣営勝利など、世界政治が大きく動いた2016年、オックスフォード英語辞典がその...

マイナスサム・ゲームとは、プレーヤーの利得合計がマイナスになるゲーム。利害衝突具合により、ゲームを分類した類型の1つ。 例えば労使交渉などは、時間が長くなる分、双方にとってマイナスになりやすい。 ビジネスでは可能な限り回避する必要がある。

マインドマップとは、トニー・ブザン氏が提唱したもので、頭の中で起こっていることを可視化する思考ツールである。     上位概念を下位概念に分解していくロジック・ツリーに対して、マインドマップはテーマから発想を広げていくことから、創造的に何かを生み出す際、 た...

メッセージとは、①情報から言えること。つまり、情報からの解釈。 例えば、ある業界を分析する場合に、「市場について」といった内容がないに等しい「項目見出し」はメッセージではない。「市場は○○である」といった具体的な内容が入ったものがメッセージと言える。メッセージの抽出方法には、帰納法や演繹法があ...

問題解決のロジックツリーとは、原因究明のロジックツリーで特定された真因に対して、具体的な打ち手を考えるために、その手段を分解していく手法。 目的である「真因の解決」に対して、その解決手段を漏れなく考え出し、さらに説得力を高めるために有効な手段となる。

有意差とは 、数値 間 の差 が 「 たまたま 起こった差で は 無く、 意味の 有る 差 」 である こと を 指す 。 「 この データ分析結果は、 偶然 では無い」 、 即 ち「 この データ分析の結果には意味がある」 と主張する...

良い警官・悪い警官戦術とは、意図的に悪者をつくることで、自分は交渉相手にとって話のわかる人物として振る舞い、相手の妥協を引き出そうとする戦術。交渉テクニックの1つ。 例えば、「私はこの条件で妥協したいのだが、上司がだめだと言うので」というように、その場にいない上司を悪役に仕立てる場合などがこ...

リーンキャンバスとは、ビジネスモデルキャンバスと同様に、ビジネスモデルを1枚の図で表したものであり、9つの要素から構成される。 エリック・リースというシリコンバレーの起業家が考案し、著書『THE LEAN STARTUP（リーン・スタートアップ）』（2012年日本発売）内で、自分自身の...