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MBA用語集

MBA用語 検索結果

ファイナンス」の用語 全 157

サンクコスト

カテゴリー:ファイナンス

サンクコスト(埋没コスト)とは、すでに発生しており、取消不能なコストのこと。 例えば、かつて建てた工場の建設費用や、使ってしまった開発費などがこれにあたる。 あるプロジェクトの投資の可否を検討する際、キャッシュフローはそのプロジェクトを「実施するケース」と「実施しないケース」とで比較する。...

マルチプル法

カテゴリー:ファイナンス

マルチプル法とは、企業価値評価(バリュエーション)手法のひとつで、上場している類似企業の株価などを参考に、売上や利益などのKPI(重要業績評価指標)に倍率をかけて、企業の相対的な価値を求める方法。マーケットの価格を反映しているマーケットアプローチをとることから、比較的客観性が高いと考えられてい...

未公開企業の企業価値

カテゴリー:ファイナンス

未公開企業の企業価値とは、推定により算出される株式非公開企業の企業価値。 株式公開している企業は株価の時価やβ値など企業価値を理論的に算出するために必要な情報が入手できる。しかし、未公開企業の場合はデータがないため、仮説を元に企業価値を算出する。企業価値の計算には、通常、フリー・キャッシュフ...

メザニンローン

カテゴリー:ファイナンス

メザニンローンとは、資金調達方法の一つである。 資金調達の方法は大きく「負債による調達(デット)」と「資本による調達(エクイティ)」の2つの方法に分類できる。さらに、このうち負債による調達を「シニアローン(通常の借入)」と「メザニンローン」に分けられる。 2つのローンの違いは、返済の...

モジリアニ・ミラーの命題(MM命題)

カテゴリー:ファイナンス

モジリアニ・ミラーの命題(MM命題)とは、税金や取引に関わる諸経費が存在しない「完全市場」においては、資本構成(負債と株主資本の組み合わせ)は企業価値に影響を与えないとする第一命題と、投資政策に変更がなければ、企業の市場価値は配当政策によって影響を受けないとする第二命題から構成される。 第一...

持分法

カテゴリー:ファイナンス

持分法とは、保有する株数が20%以上50%未満の非連結子会社や関連会社の業績を、連結財務諸表に反映する会計法のこと。 対象となる子会社を持分法適用子会社と呼ぶ。持分法適用子会社の株式取得費用と、持ち株数で案分したその会社の純利益を加えたものから、その会社からの配当を引いたものが貸借対照表(B...

優先株

カテゴリー:ファイナンス

優先株とは、配当や残余財産の分配を普通株より優先的に受けられる種類株式である。 普通株への転換請求権も付与される場合が多い。優先的な権利を持つことから、普通株より高い株価が形成される傾向がある。一方で、株主総会での議決権が無い場合が多く、発行企業の経営者は意思決定の自由度を保てる。一般...

有利子負債

カテゴリー:ファイナンス

有利子負債とは、金利や社債クーポンを付けて返済しなければならない債務。 銀行からの借入金、社債、CB(転換社債)、CP(コマーシャル・ペーパー)などを指す。バランスシート右側の負債の部に計上される。 一方、金利が掛からない負債としては、買掛金、支払手形、未収収益、未払金がある。 有利子負...

リアル・オプション

カテゴリー:ファイナンス

リアル・オプションとは、金融工学で用いられるオプションの価格決定理論を応用した、プロジェクト評価の考え方。 リアル・オプションの原理は、不確実性のある将来において、柔軟性を持つプロジェクトや資産は、そうではないプロジェクトや資産に比べて高く評価できるというものだ。柔軟性を持つとは、ある状況が...

リスクフリー・レート

カテゴリー:ファイナンス

リスクフリー・レートとは、国債から得られる利息や配当の利回りのこと。国債からのリターンは、リスクがないとみなせるためこう呼ばれる。 株式や債券は、ポートフォリオを組むことによりリスクを逓減できるが、リスクフリー・レート以下にはならない。

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