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CCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)Cash Conversion Cycle
CCC(英語名称:Cash Conversion Cycle、読み方:キャッシュ・コンバージョン・サイクル)とは、企業が原材料や商品仕入などへ現金を投入してから最終的に現金化されるまでの日数を示し、資金効率を見るための指標である。
通常は日単位で表示し、日数が短いほどキャッシュが効率的に運用されていることを表している。また、類似する概念として運転資本(ワーキングキャピタル)がある。運転資本(ワーキングキャピタル)は事業活動を継続していく上で手当てしておくべきキャッシュを金額ベースで表したものである。CCCと運転資本(ワーキングキャピタル)の主な違いは金額ベースか期間(日数)ベースかの違いといえるが、期間(日数)ベースの方が感覚的にわかりやすく、より実務で活用しやすい指標といわれている。また、規模の異なる企業同士の比較も行いやすいといった点もCCCのメリットとして挙げられる。
CCCは売上債権回転期間に棚卸資産回転期間を加えたものから仕入債務回転期間を控除することで算出する。
計算式:売上債権回転期間+棚卸資産回転期間―仕入債務回転期間
業種によってもCCCの目安は異なるが、たとえば、製造業は非製造業に比べて原材料を仕入れて製造し在庫を持つことから、一般的に非製造業よりもCCCは長くなる傾向にある。
CCCを短縮する為には、売上債権回転期間・棚卸資産回転期間を短くするか、仕入債務回転期間を長くすればよい。具体的には、売掛金の回収サイトを短くする、棚卸資産を最適数量で維持する、買掛金の支払いサイトを伸ばす等の方法が考えられる。
一部企業ではCCCがマイナスになっている企業も存在する。CCCがマイナスの場合、仕入の支払いよりも売上代金の回収が先になる為、資金繰りは相当楽になる。たとえば、Appleやデル、コストコ等はCCCがマイナスである企業として有名である。Appleやデルのようなメーカーの場合、一般的にCCCがプラスになることが多いが、両社は製造におけるオペレーションを徹底的に合理化する(ファブレス・受注生産方式等)ことで、CCCのマイナスを実現している。
CCCがマイナスになることでキャッシュが手元に残りやすくなり、その余剰キャッシュを使って将来の更なる成長に向けた積極的な投資が行うことも可能である。
一方で、CCCがマイナスになれば、流動比率(流動資産を流動負債で除したもの。1を超えていることが安全性の基準といわれている。)も低下し、倒産のリスクが高まるのではないかという懸念を持つかもしれない。
ここで注意が必要なのは、CCCにはキャッシュ(保有している現預金)が含まれていないケースも多くある。企業がキャッシュを十分保有していれば仮にCCCがマイナスであったとしても流動比率は向上する為、こうした安全性に対する懸念は払しょくされるものと考えられる。
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