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仮説hypothesis
仮説とは、物事を考える際に「最も確からしいと考えられる仮の答え」のこと。
ただし、ビジネスではより広く、「ある論点に対する仮の答え」もしくは「わかっていないことに関する仮の答え」という意味合いで使う場合が多い。具体例で言えば、「この事業は儲かるはずだ」あるいは「この事業では大手顧客ほど収益性が低いようだ」、「この問題の原因はここにあるに違いない」といったものだ。科学的な厳密な意味の仮説とは異なり、普遍的なメカニズムではなく、「おそらくこうなるだろう」「多分、こんなことが起きているに違いない」といった、限定的な対象や範囲にのみ当てはまる仮の答えといえる。科学的仮説と位置づけは異なるが、「検証」というプロセスを必要とするという点では共通している。
ビジネスにおいて仮説を持ちながら思考、行動することのメリットとしては、(1)「検証」という表裏一体の作業を通じて、意思決定の精度や他者に対する説得力が増す、(2)さまざまな事柄に対して関心、問題意識が向上する、(3)行き当たりばったりの行動が減り、ビジネスのスピードがアップする、(4)行動の精度が高まる、などがある。
仮説はさまざまなタイプ分けが可能だが、「問題解決の仮説」と「結論(主張)の仮説」といったタイプ分けや、「過去のことに関する仮説」「現在のことに関する仮説」「将来のことに関する仮説」のタイプ分けなどがある。それぞれのタイプや、ビジネスを取り巻く状況、当事者が置かれた立場などによって、どこまでの精度で仮説を検証すべきかは異なってくる。一般にビジネスでは、100%の精度で仮説を検証しなくてはならないという状況は少なく、7、8割の精度でもいいからスピーディに検証することが効果的であることが多い。
なお、ビジネスでは、必ずしも検証の結果、正しいと見なされた仮説だけが「良い仮説」となるわけではない。仮に結果として否定されようが、ビジネスを大きく前進させたり、それまでの硬直した発想を打ち破ったりする仮説も、良い仮説となりうる。典型的には、(1)新規性・独自性がある、(2)ビジネスへの活用が可能である、(3)アクションオリエンテッドである(次の行動を喚起できる)といった条件を満たす仮説が良い仮説の必要条件である。
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