女性にとってのMBA

自分と家族のハッピーをめざして、
理想の姿を考える!

vol.4 自分と家族のハッピーをめざして、理想の姿を考える!

結婚してからでは遅い!?
よき理解者と共に家庭内ワークシェアを実践中

榊原さん

最初のテーマは「家事分担」。榊原さんがこだわった理由や、分担の実現に向けて取った行動などには、理想的な家事分担のヒントが隠されています。

「家事分担」は働く既婚女性にとって非常に関心の高いテーマだと思います。具体的に家事分担をどのようにされているんですか?

榊原さん 私が料理全般と買い出しの担当で、夫がそれ以外のことを全部やってくれています。

岡内さん えっ!? それ以外のこと全部って、家の掃除や子どもの世話なんかも?

榊原さん そう。家中の掃除、洗濯、子どものオムツ替えや入浴、寝かしつけまで全部。

神田さん 旦那さん、会社員だよね。どうやって仕込んだの(笑)?

榊原さん もともと私は結婚後もバリバリ働きたい派だったから、家事分担しないと厳しいだろうなという思いが前からあったの。それで、結婚前に夫と夫の家族に宣言したの。「私、掃除洗濯はやりません」って。交際期間が長かったから、夫は私の性格をよくわかっていたし、彼の家族からも意外とすんなり受け入れられて。

岡内さん その時、もし反対されてたら?

榊原さん 結婚してなかったと思います。家事分担は結婚相手にもとめる絶対条件だったから。女性が結婚後もやりたいことを叶えるためには、相手の理解と協力が欠かせないんじゃないかなと。

神田さん 結婚したあとにお願いしても、聞き入れてくれるかどうか分からない心配はあるよね。前もって自分の考えを伝えて、それでも理解してくれるパートナーを選ぶべきだろうね。でも、榊原さんの旦那さんほどしっかりやってくれる人はかなりレアだよ。

榊原さん 同感(笑)。掃除なんかは、わりと楽しそうにやってくれている。もともとキレイ好きだから、全然苦にならないみたい。育児はそれほど興味なさそうだったのに、産まれた途端、子煩悩になっちゃって。私は私で料理をするのが好きなので、お互いの得意分野に応じて分担できてる感じかな。

岡内さん

岡内さん そこまで分担してくれるってすごい!何かコツがあるのかな?

榊原さん 何かをしてくれた時に、褒めたり感謝したりすることかな。うちの夫も「すごいね」「ありがとう」って私が言うとうれしそうだし、そこにやりがいを感じてるのかも。

岡内さん 子育てと近いものがあるのね。うちの子どもは、たまに家事を手伝ってくれるんだけど、「ありがとう」って言ったら喜んでやってくれる。

榊原さん そうそう。そんな感じで旦那さんも褒めて伸ばすべし(笑)。

パートナー選びの段階から戦略的に家事分担を進められてきた経緯がよくわかりました。これまで大きなトラブルもなく、榊原さんご自身のやりたいことは実現できていますか?

榊原さん 本当にのびのびとやらせてもらっています。その一方で、夫にとっては、こういう生活が本当にいいのかなって気になっていて。もしかしたら我慢させているんじゃないかなと思って、主人自身の転勤や昇進についてはどのように考えているの?っていうことを、思いきって聞いてみたんです。

岡内さん 確かに気になるよね。どうだったの?

榊原さん 彼は、今は自分の意思で現状維持をして、家族の支えを選択しているから大丈夫だよって。キャリアを捨てるつもりはないけれど、子どもが一番めまぐるしく成長するこの時期を大事にしたいって言ってくれました。子育ての忙しさが落ち着いてきて、自分達のことにも十分時間を割ける時期が来た時には前向きに考えていきたいね、ってことで納得したんだけど、やっぱり話してみないとわからないことってありますよね。たまには夫婦で話し合って、お互いが人生で大切にしたいことを確かめ合うことも必要だと思う。

神田さん うちもまた話してみようかな。榊原家のようにはいかないだろうけど(笑)。

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