求めていたのは、
アカデミック×論文ではなく、
体系的×実践的な学び。

富士精版印刷株式会社
営業本部兼コーポレートプランニング室

塚本有希さんYuki Tsukamoto

PROFILE

大学時代に経験したリポーターやマスコミ業界に魅了され、ベルギー王国ベサリウス大学へ留学し、コミュニケーション学を専攻。関西外国語大学大学院修士課程を修了後、家業の印刷会社に入社。同社にて経理部、出向先にて経営戦略室などに配属された後、現部署に至る。自分にできる小さな改革を進めることに日々取り組んでいる。

※記事の内容はインタビュー当時のものです

経営者に必要なハートとそろばん。自分にはそろばんが備わっていない。

MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか？

入社して4年目の秋、とある経営大学院に通う先輩がこんなことを言っていました。「経営者には、“ハートとそろばん”の両方が必要だ。やる気（ハート）だけで経営はできない。知識や数字（そろばん）にも強くならないといけないよ」と。

私は、祖父の経営する会社を後世に継いでいきたいというハートだけは強く持っていたものの、ビジネスに関する知識と数字力、つまりそろばんが足りませんでした。そろばんに強くなり、ハートとそろばんの両方を満たしたい、と思ったのが経営大学院への進学を検討し始めたきっかけです。

求めていたのは、アカデミック×論文ではなく、体系的×実践的な学び。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか？

私が経営大学院に求めるポイントが、グロービスにそろっていたからです。

アカデミックな学びも必要とはしていましたが、ひとつのテーマを深掘りし、論文を書き上げようとは考えていませんでした。また、大学で経営学を専攻していない私でも基礎から体系的に学ぶことができ、実務はもちろん、今後の人生にも役立つと確信が持てるような学校を思い描いていたところ、偶然にも、仕事で立ち寄ったビルにグロービスが入居しており、グロービスとの出会いを果たしました。

調べてみると、まさに私の理想としていた「論文ナシ＋基礎科目あり＋体系的に学べる＋実践志向」の大学院でした。その全てが本当にそろう大学院が存在するとは思ってもおらず、グロービスへの入学をすぐさま検討し始めました。そして単科生として「クリティカル・シンキング」と「マーケティング・経営戦略基礎」を受講することにし、最終的に入学を決意しました。

多様な学生たちとの、教科書に載っていないリアルな議論が魅力。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか？

グロービスでの学習スタイルそのものに魅力を感じています。学生生活は、黙々と課題をこなしていく個人の戦いだと思っていたのですが、グロービスでは真逆でした。一方的な授業ではなく、ディスカッションやプレゼンテーションの場で、学生は自らの考えをどんどん声に出していきます。年齢や職業、役職が異なる人たちが集まる中で飛び交う言葉から多くの視点を得ることができ、学びが深まります。また、自分の考え方の癖にも気付くことができます。

教科書には載っていない、自身が抱えるリアルな課題をともに話し合うこともあります。授業からだけでなく、クラスメートからも学び、思いっきり語り合えるからこそ、それを実際のビジネスでも活かせるようになるのだと感じています。

学び始める前の自分より、格段に目指す姿に近付いていた。

出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか？

当初、ライフイベントと両立できるのかと悩みました。しかし、単科生として1年通学していく中でタイムマネジメントを身に付けたため、なんとか可能だろうと思うようになりました。

また、初めは自分自身の経験不足を心配しました。それを理由に入学のタイミングを遅らせることも考えましたが、単科生として学び始める前の自分と、1年間学んだ自分を比較すると、今の自分のほうが、目指している姿に格段に近付いていることに気付きました。そのため、より早い段階での入学が目標への近道だと思い、出願に至りました。

自分より年齢も役職も高い人たちを前に、臆することのない度胸がついた。

入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか？

学んだ科目が増えるたびに、着目するポイントが増えていきました。そして、そこで得た知識と、授業で発言を重ねたおかげで、度胸がついたように思います。リポーターをしていたため、人前で話をすることには抵抗がなかったのですが、社会人になってから急に緊張するようになりました。

グロービスの授業でさえ、緊張して顔が真っ赤になることがあったのは、年上の大先輩ばかりの中で、自分の発言に自信が持てなかったのだと思います。経験の浅い私が発言することで、皆さんの時間泥棒をすることにならないだろうかと考えていました。しかし、学びを重ね、少しずつ知識も増えていくと、自信につながります。それまでの私は、過度に恐がり過ぎていたのだと気付きました。現在は、社内でも活発な意見交換ができるように、グロービスのような雰囲気作りに努めています。

人生の分岐点になるような大きなインパクトが得られる場所。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

グロービスには、それぞれの熱い想いを実現させようとするたくさんの方が集まっています。在学中に多様な価値観に触れ、入学前に思いもしなかった方向転換される方もいらっしゃいます。濃密な学生生活を送れる環境であり、そこで真剣に学ぶからこそ、人生の分岐点になるような大きなインパクトが得られるのだと思います。

経営だけではなく、プラスアルファの学びがある場所がグロービスです。私にとってのプラスアルファをひとつ挙げるとすれば、「ハートの強化」です。グロービスには、自分が本当に望むことは何かと深掘りしていく授業もあります。これもまた、ひとりで考えるだけではなく、クラスメートからも学び、探っていきます。

経営学を学ぶだけでは物足りないと感じていませんか。仕事で活かせる知識であってほしいと思いませんか。皆さんの求めていることが満たせる場所かどうか、ぜひ体験しにきてください。グロービスでお会いできれば幸いです。

体験クラス＆説明会日程

受講をご検討中の方は「体験クラス＆説明会」にお気軽にご参加ください。グロービスの授業内容や雰囲気を体感したことがきっかけで、一歩踏みだした在校生や卒業生がたくさんいます。実際に参加された方からは「グロービスの学びを疑似体験したことで、実務に活かせるイメージを掴めた」「授業の熱量や実践的な学びに刺激を受けた」といったコメントをいただいています。

また「体験クラス&説明会」では、忙しい社会人の皆さんが学び続けられる仕組み（各種制度や具体的なスケジュール）もご案内しています。各キャンパスでは、実際の授業で使う教材（ケースやテキスト、参考書）をお手元でご覧いただくことも可能です。パンフレットやWebサイトでは伝えきれないグロービスの魅力をご紹介します。