宮嶋 志保さん 宮嶋 志保さん

挑戦せず、
人生が変わらないことのほうが
怖かった。

  • Neika合同会社
  • 代表社員

宮嶋 志保さんShiho Miyajima

PROFILE

エステサロン経営や化粧品販売に約10年従事。2019年には「世界に伝えたいエステティシャン20選 西日本エリア」に選出される。2018年に福岡市のプログラムにてシリコンバレーにある企業を視察したことで、世界の大きさと自分の小ささに気付く。このままではいけないと強い危機感を抱き、2021年にグロービス経営大学院へ入学。


※こちらの記事は、在学時のインタビューとなります

「グローバルに活躍する人材」と「今の自分」とのギャップを埋めたい。

MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

MBAの取得を考え始めたきっかけは、2018年に福岡市の起業家育成プログラム「Global Challenge! STARTUP TEAM FUKUOKA」のサンフランシスコ・シリコンバレー視察に参加したことです。そのプログラムの一環で訪問したシリコンバレー企業の風土に圧倒されました。そこで感じた多様性やスピード感、そして働いている方の“ハッピー”な様子に感銘を受けたのです。それまで美容業界という限られた世界しか知らなかった私には、全てがスケールの大きいものに感じられました。

ちょうどそのころ、エステの仕事を通じてさまざまなお客さまとお話しする中で、地域が衰退していることを感じ、地方の貧困という課題に強い危機感を抱いていました。世の中に貢献するためには、視察で見てきたような「グローバルに活躍する人材」と「今の自分」とのギャップを埋めるしかないと感じました。もっと広い世界を自分の目で見て知り、自分に足りないスキルを身に付ける必要があると考えるようになったのです。

宮嶋 志保さん

これまで感覚的に行ってきた経営にも「型」があると知った。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

シリコンバレー視察から帰国した私は、プログラムを通じて知り合った起業家の仲間たちがスタートアップを立ち上げる中、焦りを感じていました。会社を経営し始めて6年ほどを迎えていた当時、事業は安定していたものの、見方を変えれば成長は横ばい。前向きな姿勢で経営に取り組んでいましたが、いつも同じような課題に取り組む中で、「経営者として成長できていないのではないか」と考えるように。何かが足りないとモヤモヤした気持ちを抱えたまま新しいことにチャレンジしても、今までと変わらないのではないかと思っていたのです。

そんなときに、グロービスの体験クラスがあることを知り、参加してみることに。スピード感のある授業に衝撃を受けただけでなく、ほかの参加者の熱量にも刺激を受けました。体験クラスで自分の考えを伝え、参加者たちと意見交換する中で、感覚や経験を頼りに経営を行ってきたこと、そして経営にも「型」があることに気付いたのです。一から経営の「型」を学び、今の会社や事業としっかり向き合うために、グロービスへの入学を決めました。

支えてくれる仲間がいるから、苦手なことにも向き合える。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

苦手なことにも向き合い続けられる環境があることです。

私はアカウンティングファイナンスといったカネ系の科目に苦手意識を持っていましたが、これらはグロービスでは必修科目とされており、いずれも経営者にとって必要な知識です。せっかく学ぶなら好きになりたいと考え、ほかのどの科目よりも予習や復習に力を入れようと決意しました。

しかし、苦手な分野の勉強をひとりで進めることは難しく、頑張り方が分からない状態に陥りました。そんなときに大きな支えとなったのが、ともに学ぶ仲間との勉強会です。グロービスでは授業外に、学生同士で自主的に勉強会が行われています。しっかりと予習をし、授業でのディスカッションで理解を深め、さらに勉強会で疑問点を解消する。周りの人に支えてもらいながらこのサイクルを回すことで、最後まで乗り越えることができました。

ひとりでは、とてもできなかったことだと思います。自分の苦手なことにとことん向き合えたことは、とてもよい経験になりました。

挑戦せず、人生が変わらないことのほうが怖かった。

出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?

エステ業界からグロービスの門を叩いた人は少ないと聞いていたため、「入試に合格できるのか」と不安を抱いていました。それでも、挑戦しないという選択をして、この先の人生が何も変わらないことのほうが怖いと感じ、出願を決意しました。勇気を出して一歩踏みだしたことで、今の私は経営者としての成長を実感できています。

この記事を読んでいる方の中には、出願するかどうか悩んでいる方もいると思います。しかし、もし出願しなければ、「あのとき出願しておけばよかった」と後悔するかもしれません。皆さんも一歩踏みだせば、きっと成長実感を得られるはずです。

宮嶋 志保さん

企業視点ではなく、顧客視点で考えられるようになった。

入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

企業としてやりたいことと、顧客が本当に求めていることは違うことに気付きました。これまでは、私たちがやりたい事業やサービスを、あまり深く考えずに感覚的な判断だけで提供してきました。しかし、グロービスでさまざまなケース(企業事例)を用いて事業や戦略を分析していく中で、顧客の視点で本当に必要なことは何かを常に考えるようになりました。

グロービスでは、さまざまな視点でビジネスを捉える力が身に付きます。予習や授業では、フレームワークに基づいた分析を行いますが、分析ができるようになるだけでは不十分です。お客さまには「心」があるので、数字には表れない感情面を考える必要があります。その際に重要なのが、「お客さまへの愛」だと思います。「カスタマージャーニーとブランディング」という科目で、お客さまの視点に立って考え続けることの重要性を学んだことで、お客さまへの愛をどのように事業に落とし込むのかを徹底して考えられるように。グロービスの豊富な実績に裏打ちされた学びを通して、顧客の気持ちになって事業を考える癖が付きました。

研究を通じて、家族のような仲間を得た。

グロービスの人的ネットワークを通じて得たものは何ですか?

私は今「研究・起業プロジェクト」という科目で、コンパッション経営について研究しています。コンパッションとは、一言でいうと「思いやり」です。相手の痛みに気付いて寄り添いたい、痛みを和らげて助けたいという気持ちを指します。持続可能な経営において欠かせない要素だと考えており、この研究を通じて、豊かな社会の実現に少しでも貢献したいという気持ちで日々取り組んでいます。

アドバイスをしてくれる教員の下、私を含めた5名のメンバーで楽しく真剣に研究しています。それぞれ住んでいる場所は離れていますが、週2回ほどオンラインミーティングを行ったり、SNSグループでコミュニケーションを取ったりしながら進めています。思いやりについてリサーチしているからか、雑談が多く、和やかでとても仲のよいグループになっています。メンバーが出張に行くと「いってらっしゃい」「おかえり」とみんなで声を掛けたり、残業などで誰かが辛そうにしていると「大丈夫?」と寄り添ったりするなど、もはや家族のようです。そんなメンバーとのやりとりの中で、心理的安全性の高め方や目標達成に向けたチームの巻き込み方など、実務に活かせる経験や知見を得ることができています。

このほかにも、学生生活を通して幅広いネットワークを築くことができました。先日、インド渡航を予定していたのですが、未知の世界であったため不安を抱いていました。そこでグロービスの皆さんにアドバイスを求めたところ、たくさんのリアルなコメントをもらえたり、現地にいる同期とつながったりすることができました。グロービスに入学していなければ、このようにさまざまな国や業界で活躍されている方々と出会うことはなかったと思います。協力や応援を惜しまないグロービスの仲間は、とてもありがたく、心強い存在です。

宮嶋 志保さん

この科目を受講していなければ、会社がなくなっていたかもしれない。

受講した科目の中で特に印象に残っている科目は何ですか?

どの科目も思い出深いのですが、とくに印象的だったのは「アカウンティング基礎」です。

ちょうど私がこの科目を受講していたのは、2020年の1月期(1月~3月)。新型コロナウイルス感染症拡大により緊急事態宣言が発令される直前でした。サービス業という、行動制限の影響を受けやすい業種に身を置きながら、自分はこのまま授業を受けていていいのか、会社は大丈夫なのか。経営者としてお客さまやスタッフへの責任を感じながら、不安な毎日を過ごしていました。

その中で受講したこの科目で、今の自分に足りていない視点が多々あることに気が付くことができました。授業で学んだことを事業に落とし込み、丁寧に調整と変革を進めました。その結果、コロナ禍においても、黒字で終えることができました。

今だから言えることですが、グロービスに入学していなければ、私の会社はなくなっていたかもしれません。この科目を受講できたことで、会社存続の危機を脱することができました。

迷ったらワイルドな方を選ぶ。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

私が皆さんにお伝えしたいことは、「迷ったらワイルドな方を選べ」。これはグロービスの先輩から教わった言葉です。

何かに挑戦しようとするとき、自分が本当にそれを実現できるかどうか不安を感じることもあると思います。しかし、じっと待っていても、ある日突然よいことが起こるわけではありません。行動しなければ何も変わらないのです。「積小為大」という言葉があるように、小さな努力を積み重ねることで大きな成果につながると私は考えています。

未来は、行動した先にあります。やりたいと思うことがあるのなら、ぜひ挑戦してみてください。きっと新しい自分に出会えると思います。

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