中小企業診断士×
グロービスのMBA

知識はある。でも、思うように人が動かない
―その壁を乗り越える。

中小企業診断士としての確かな知識基盤を、現場の成果へと結びつける。そのプロセスにおいて、「知識を実践に変える力」「人を巻き込み、動かす力」は大きな価値があります。

グロービスのMBAは、戦略的思考力やリーダーシップを体系的に磨き上げ、実務で真の成果を創出する力を養成します。

中小企業診断士としての価値を、もう一段上へと引き上げたいあなたにとって、グロービスは「実践力を高める場」になるはずです。

知識を成果に変える力を、ディスカッションを通じて磨く

中小企業診断士として培った体系的な経営知識は、大きな強みです。ただ、現場で実際に組織を動かし、成果につなげるには、それだけでは足りないと感じる瞬間も多いのではないでしょうか。

どれほど論理的な提案であっても、経営者や現場の納得を得て動かすには、対話力や合意形成力といった"実行のためのスキル"の有無が問われます。さらに、複雑な経営課題に対して本質を見抜き、状況に応じて知識を応用する「洞察力」も不可欠です。

グロービスのMBAは、そうした"実践知"を磨く場です。多様な業界・職種の仲間とともに、リアルな企業課題を題材にディスカッション形式の授業で学ぶことで、知識が現場で使える力へと進化します。さらに、リーダーシップや交渉力といった対人スキルも、着実に鍛えられていきます。

中小企業診断士としての知見を深めるだけでなく、実務に活かせる力を確かな形で高めていく――
これが、中小企業診断士のみなさんが、グロービスで学ぶ価値です。

中小企業診断士の学びとMBAで得られる知見のそれぞれの特徴や『違い』については、こちらの記事「MBAと中小企業診断士の違いや活かせる業務」で詳しく解説しています。

中小企業診断士がグロービスで学ぶ理由

1. 知識を実践へ。真剣な議論が「わかる」を「できる」に変える。

中小企業診断士として身につけた理論や知識は、経営支援の土台となります。しかし実務の現場では、業種や企業規模、組織文化などの違いに応じて、知識を柔軟に応用し、状況に即した解決策を導く力が求められます。グロービスのMBAでは、実際のケース(企業事例)をもとに、多様なバックグラウンドを持つ仲間と徹底的に議論を重ねます。経営知識を「知っている」「理解している」だけでなく、知識を「現場で活かす力」に変える――そのプロセスを通じて、戦略的な意思決定力と応用力が磨かれます。

2. 経営知識の提供者から、組織変革を導く存在へ

複雑で変化の激しい時代――組織が直面する課題は、業界の構造変化や技術革新、人材の多様化など、ますます高度で多面的なものになっています。こうした中で、中小企業診断士に求められるのは「知識の提供者」ではなく、「変革を導く実行者」としての役割です。

グロービスでは、ヒト・モノ・カネといった経営の基礎に加え、課題の本質を見抜く思考力、テクノロジー活用の視点、周囲を動かす対人スキル、変革を導くリーダーシップ、そして行動の軸となる志まで――現場を変えるために必要な"複合的な実践力"を体系的に鍛えます。

中小企業診断士としての知識に、変革をリードする力を掛け合わせることで、あなたの提供価値は大きく進化するはずです。

3. 多様なプロとの出会いが、あなたの「当たり前」を揺さぶる

中小企業診断士の仲間とのつながりは、共通の経営知識に基づいた安心感と、お互いを高め合う良い刺激を与えてくれます。しかし、考え方の幅を広げ、さらなる成長を遂げるためには、これまでとは異なる視点に触れることが必要になります。

グロービスには、エンジニア、医師、クリエイター、スタートアップ経営者など、多様な背景を持つプロフェッショナルが集まっています。これまで交わることのなかった彼ら彼女らとの何気ない会話やグループワークの一つひとつが、自身の考え方の前提を揺さぶる、貴重な学びの機会となります。

このプロセスが、中小企業診断士としての専門性だけでは得られない「視座の拡張」と「新たな可能性の発見」につながるのです。

中小企業診断士の方へのおすすめ科目

パワーと影響力

正論だけでは人は動かない。信頼を勝ち取り、行動変容を促す影響力を修得する。

中小企業診断士にとって、論理や正論を提言するだけでは、人の心を動かし、行動変容に繋げられるとは限りません。真の変革には、人の感情や価値観に働きかける影響力の活用が不可欠です。そのために、専門知識という「権威」を基盤としながら、人間性から生まれる「好意」、相手への貢献が生み出す「返報性」といった原理を体系的に学び、クライアントとの揺るぎない信頼関係を築く術を修得します。

ファシリテーション&
ネゴシエーション

「正しい提案」を、「合意できる結論」へ。現場を動かす対話の技術。

ビジネスを推進する上で不可欠となる、ファシリテーションとネゴシエーションの能力を体系的に高めます。「ファシリテーション」では、会議やワークショップといった、あらゆる「場」の力を最大限に引き出し、質の高い結論を導き出す思考法を修得。「ネゴシエーション」では、対立を乗り越え、新たな価値を創造するための実践的アプローチを学びます。

中小企業診断士として多様な関係者の前に立つ時、これらのスキルは不可欠です。あらゆるビジネスシーンで議論を前進させ、複数のステークホルダーの利害を調整し、組織を一つの結論へと導く。その中心に立つことで、あなたは分析者から、変革実行のハブとなる、頼れるパートナーへと進化します。

イノベーションによる
事業構造変革

既存の枠組みを超え、新たな事業価値を創造する。

本科目では、非連続な成長に不可欠なイノベーションのメカニズムを探求します。イノベーション創出のための代表的な理論やフレームワークを、数多くの企業事例を通じて学び、既存事業の延長線上にはない新たな価値を生み出すための思考法を身につけます。

中小企業診断士としての現状分析力は「改善」に繋がりますが、この学びは「変革」を生むための構想力に繋がります。この構想力を基に、不確実な未来に向かって組織を動かし、変革を主導していくこと。それこそが、現代のビジネス環境で求められる「リーダーシップ」そのものです。

切磋琢磨できる仲間との出会いが、キャリアの可能性を広げる

グロービス経営大学院は、在校生・卒業生を合わせて1万人を超える、日本最大のMBAコミュニティを有しています。在学中だけでなく卒業後も含め、多様な業界・職種のビジネスパーソンと出会うための機会と仕組みが豊富にあります。

その一つが、入学と同時に組まれる約30〜40名の同期コミュニティ「セクション活動」です。ここでは授業での議論や学事行事などを通じて多様な仲間と2年間を共に過ごし、本音で語り合える一生涯の絆を育みます。
また、学生が自らの関心や問題意識にもとづいて運営する「クラブ活動」も非常に活発です。たとえば、「グロービス人工知能研究会」では、AIの活用成功事例を学ぶだけでなく、関連団体との交流などネットワーキングにも積極的に取り組んでいます。また、「変革クラブ」は、組織や社会に変化を起こすリーダーの育成を目的とし、志の高い学生同士が集い、刺激し合える場となっています。さらに、不動産や食品など特定業界にフォーカスしたクラブも複数あり、実務に直結した知見を深める機会が提供されています。現在、こうした多様なテーマを扱うクラブが50以上存在し、それぞれが独自の視点とアプローチで活動を展開しています。

グロービスには、実践的な学びの場だけではなく、一生を通じて支え合える仲間との出会いがあります。多様な価値観に触れ、互いに刺激し合いながら過ごす2年間は、きっとあなたのキャリアの可能性を想像以上に広げてくれるはずです。

多様な仲間との「つながりを深める」グロービス独自の仕組み

単科生期間 > 本科生 1年目 > 本科生 2年目 > 卒業後

1クラス内交流

  • 1

    4月期クラス

    7月期クラス

    10月期クラス

    1月期クラス

  • 1

    4月期クラス

    7月期クラス

    10月期クラス

    1月期クラス

  • 5 リユニオン
  • 2 セクション活動
  • 2 セクション活動
  • 6 互援ネット
  • 3 クラブ活動
  • 3 クラブ活動
  • 3 クラブ活動
  • 4 あすか会議
  • 4 あすか会議
  • 4 あすか会議
  • 1クラス内交流

    グロービスでは1クラス最大40名で受講します。懇親会や勉強会を通じて、多様な背景を持つビジネスパーソンが職場の枠を超え、ビジネス課題を共有し、実践的な視点や経営者視点を養う貴重な時間となります。

  • 2セクション活動

    入学すると、2年をともにする約40名の同期コミュニティ(セクション)に所属します。学事行事や勉強会・懇親会を通じ、多様なプロフェッショナルと支え合い、実践力を高め、将来のビジネスに繋がる強固な人的ネットワークを築きます。

  • 3クラブ活動

    社会の「創造と変革」に貢献する学生主体の活動です。学年を超え、在校生・卒業生が知識・経験を共有します。自身の志を実現し、新たな事業創造や広範なビジネス課題に対応する実践力を養う貴重な場となります。

  • 4あすか会議

    あすか会議は、経営者、学者、政治家、メディアのトップリーダーと在校生・卒業生・教員が集う合宿型カンファレンスです。普段出会えない層と交流し、最先端の経営知と深い洞察を学び、自身の経営者視点を飛躍的に高める貴重な機会です。

  • 5リユニオン

    卒業後5年ごとに集い、切磋琢磨した仲間とグロービスの最新経営知を学べます。卒業後も専門性をアップデートする機会となり、節目ごとに絆を再確認し、ビジネス上の新たな連携を深める生涯にわたる同窓会となります。

  • 6互援ネット

    卒業後も継続的にお互いの成長を支え合う「互援ネット」があります。独自の手法で、ビジネスを含む人生全般の課題や展望を多様な仲間と共有し、互いの経験から次のアクションへの示唆を得られる実践的なプラットフォームです。

単科生期間 > 本科生 1年目 > 本科生 2年目 > 卒業後
  • 1 クラス内交流
  • 1 4月期クラス/7月期クラス
    10月期クラス/1月期クラス
  • 2 セクション活動
  • 3 クラブ活動
  • 4 あすか会議
  • 1 4月期クラス/7月期クラス
    10月期クラス/1月期クラス
  • 2 セクション活動
  • 3 クラブ活動
  • 4 あすか会議
  • 5 リユニオン
  • 6 互援ネット
  • 3 クラブ活動
  • 4 あすか会議

卒業後の変化・キャリアアンケート

卒業後のキャリアの変化は?

ポジティブな変化

95.0%

回答者の95.0%が処遇・キャリアの面でポジティブな変化を経験。

自分が思い描くような人生に近づいている?

近づいている

94.6%

回答者の94.6%が自分が思い描く人生に近づいていると実感。

自分の可能性を
信じたい人へ。

仕事の成果につながる実践力を磨くこと。時代の変化に適応する力を得ること。業界・年代の垣根を超えて、多様な仲間に出会うこと。対話を通じて、知らなかった自分に気付くこと。学ぶ機会が卒業後も続くこと。「自分を変えたい」「周りの人を幸せにしたい」「社会の役に立ちたい」というその想いが実現できるように、グロービスは一生涯にわたって皆さんとともに歩み続けます。

さまざまな社会人に選ばれる理由Reasons to be selected by various members of society

よくあるご質問FAQ

  • 経営を学ぶ目的で、中小企業診断士の取得も考えています。MBAとどのような違いがあるのでしょうか?

    「ビジネスや経営の原理原則について学びたい」と考える方が比較検討するものとして、MBAと中小企業診断士の2つがよく挙げられます。

    まず、MBAは学位であり、中小企業診断士は国家資格という違いがあります。

    一般的にMBAは、自らが組織のリーダーとして意思決定や戦略を立案し、実行する能力を鍛えるところまでを目的としています。実務で成果を出すために、汎用性のある問題発見・解決力、コミュニケーション能力、意思決定能力を鍛えたい方や人的ネットワークを構築したい方には、MBAがおすすめです。

    一方、中小企業診断士は、中小企業の経営診断や助言をできるようになることを目的としています。中小企業基盤整備機構や商工会議所など、公的機関での仕事を今後のキャリアとしてイメージしている場合には有効です。

    両方ともビジネスや経営について学びますが、学習内容や身につく能力が異なり、目指すキャリアに応じて、よく考えて選択することが重要です。

    詳細は「
    MBAと中小企業診断士の違いや活かせる業務」をご覧ください。

  • 卒業後も在学中に築いたネットワークは維持できるのですか?

    卒業後も仲間との強い絆が保てるように、卒業生に限定した学びの場である「アルムナイ・スクール」、5年ごとに集まる「リユニオン」や「同窓会」「互援ネット」などさまざまな仕組みがあります。詳しくはこちらをご覧ください。

  • 経営者になることや起業をとくに考えていないのですが、そのような方も学んでいますか?

    経営者や起業を目指す方だけではなく、「これまで以上に成長し、今働いている場でもっと活躍したい」「所属する組織を変革したい」といった想いを持った、成長意欲の高い社会人の方々が学ばれています。どのような社会人がグロービスで学んでいるのかについては、学生プロファイル学生の声をぜひご覧ください。

  • MBAは大企業の経営に必要なものという印象が強いのですが、中小企業でも役に立ちますか?

    優れた経営者やリーダーに求められる要素は大企業も中小企業でも変わらないため、MBAの学びは十分役に立つと考えています。実際に、中小企業からも経営陣や管理職、そういったポジションを目指している方など多くの方が通われており、学びを活かし活躍されています。中小企業では、「ヒト・モノ・カネ」と呼ばれる経営資源が十分に満たされない中で舵を取る能力が求められます。ゆえに、中小企業のリーダーは、環境変化が激しい昨今の状況下において、その変化を的確に分析し、必要に応じて戦略を転換し、少ない経営資源でいかに効率的に戦うかという戦術を策定する力を磨いておくことは必須と言えるでしょう。

  • 受講前に、どのような授業が行われるのか体験できる機会はありますか?

    各キャンパス(東京・大阪・名古屋・福岡・オンライン)、特設キャンパス(仙台、横浜、茨城水戸)にて「体験クラス&説明会」を随時開催しておりますので、ぜひご参加ください。参加費は無料です。開催日程はこちらのページからご確認いただけます。