石上 夏花さん 石上 夏花さん

社会人の先輩たちと
同じ土俵で同じ目線で
熱く話せる。

  • 株式会社パフ
  • 営業グループ チームリーダー

石上 夏花さんNatsuka Ishigami

PROFILE

京都府出身。同志社大学政策学部を2017年3月に卒業後、「顔の見える就職と採用」をモットーに新卒採用支援を行う株式会社パフに営業として入社し上京。入社3年目にはコンサルティンググループを兼務し、入社5年目からは営業マネジャーの道を目指して奮闘している。


※肩書はインタビュー当時のものです

課題発見のために思考の癖を知ることが必要だと気付いた。

MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

上司との半期ごとの面談を通じ、課題発見力の向上が必要だと気付いたことがきっかけです。新卒で現在の会社に入社して5年が経ったある日、上司から「石上は、視座は高いけど視野が狭い。自分の思い込みから物事を考えてしまい、本当の意味での課題を捉えることができていない」というフィードバックを受けました。

負けず嫌いの私はこの言葉をきっかけに、どうすれば課題発見力を高められるのか、日々情報収集をするように。そのときに、グロービスキャリアノートの記事に出会ったのです。「真の課題発見をするためには自分の思考の癖を知ることから始めないといけない」と知った私は、論理的思考力を身に付けたい一心で「クリティカル・シンキング」を単科生として受講することにしました。初めは大学院(本科)入学についてはまったく考えていませんでしたが、実際に受講して学びの面白さに衝撃を受け、さらに視野を広げたいと思いMBA取得を決めました。

教員と学生がともに作り上げる「ライブ感」のある授業。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

私にとってMBA取得は目的でも手段でもなく、たどり着いた学びの場がたまたまグロービスだったのです。現在の会社に入社する際に「誰とどのように働くか」を重要視していた私にとっては、学びの選択においても「どの学校のMBAが一番箔が付くか」や「どこのビジネススクール一番有名か」などではなく、「誰からどのように学ぶのか、誰と学ぶのか」が最も重要なポイントでした。

「クリティカル・シンキング」の次に「ビジネス・アナリティクス」と「マーケティング・経営戦略基礎」を受講しました。どのクラスも多様な社会人が集まっており、毎回さまざまな意見が飛び交うディスカッションが面白く、授業は生き物だと感じました。グロービスが教員と学生たちがともに作り上げる「ライブ感」を大事している点が決め手となりました。

社会人の先輩たちと同じ土俵で同じ目線で熱く話せる。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

科目・教員・クラスの仲間。この3点がグロービスで学ぶ魅力です。科目は、ヒト・モノ・カネという経営の3大資源に関するものから、「」や「テクノベート」といったグロービス独自の領域が展開されている点に魅力を感じました。また、教員陣はビジネスの最前線で活躍されている方ばかりで、とにかく話が面白い。動画や書籍の学習ではなく、教員と学生が一緒につくる授業で学ぶからこそ「この授業でしか聞けない話」に出会うことができます。

そして、ともに学ぶクラスの仲間のバックグラウンドの豊かさや学びへの貪欲さはグロービスならではだと感じています。私よりも何年も長く生きて違うフィールドで働く社会人の先輩たちと、同じ土俵で同じ目線で、ときに熱くときに涙しながら真剣に話せる場は、ほかにはない本当に魅力的な世界です。

石上 夏花さん

入学を機に自分自身のワークスタイルを見直そうと考えた。

出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?

一番の懸念点は「仕事との両立ができるか」でした。グロービスで学び始めるまでの私には、仕事以外のことに時間をつかうという発想がまったくありませんでした。「今の会社と仕事が大好きだから働くことは苦にならない」と言い訳をしながら、全ての時間を仕事に充てるという生活をしていたのです。そんな私が「学び」を選択したとき、仕事との両立が果たしてかなうのだろうか。あらゆる時間を注ぐことでなんとかできていた仕事が崩れてしまったらどうしよう。そんな不安がありました。

その一方で、この機会を逃すと、私はこの先ずっと「全ての時間をつかう」という力技で仕事を続ける人間になってしまうような気がしていました。入学を機に自分自身のワークスタイルを見直そうと考え、出願を決意しました。

石上 夏花さん

課題設定の目的や目指したい姿に立ち返る姿勢が身に付いた。

入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

私自身が一番感じている変化は「目的に立ち返る」という姿勢が身に付いたことです。これまでは自分の思い込みや他人の意見に左右されながら仕事に取り組むことが多くありました。しかし、学びを進めるうちに「そもそもこの課題は何のために設定したのか」を確認し、そのたびに「目指したい姿は何か」を振り返るようになりました。

また、新卒で入社した現在の会社しか知らない私にとって、クラスメートが属する組織や業界の話はとても刺激的です。自社との共通点や違いを見付ける中で、いかに今働いている会社が私に合っているかということに気付かされるシーンも多く、会社の環境や仲間、お客さまへの感謝の心が大きくなったと感じています。

多くの「つながり」と「挑戦」の機会がある。

グロービスの人的ネットワークを通じて得たものは何ですか?

私にとってグロービスの人的ネットワークは、かけがえのない「心の支え」になっています。クラス内での勉強会や懇親会だけでなく、グロービスには多くの「つながり」と「挑戦」の機会があります。

例えば、年に一度、全てのキャンパスの学生や教員、各界のリーダーが一堂に集うカンファレンスである「あすか会議」。その中で私は、「リーダーズディスカッション」という、第一線で活躍しているビジネスリーダーの話を聞き、在校生や卒業生が語り合う前夜祭のセッションサポーターに立候補しました。ともに企画をした仲間とはその後もつながっていて、何かあったときに相談できる関係になっています。

グロービスでは、人的ネットワークの濃さや広さを自分自身で選択でき、自分にとって最適な距離感や関係性を見つけることができます。ここから生まれる出会いは、「心の支え」になっています。

リーダーとしての最初の姿を形づくれた。

受講した科目の中で特に印象に残っている科目は何ですか?

組織行動とリーダーシップ」です。本科に入学して初めに受講した科目で、私の生き方そのものに大きな影響を与えてくれました。「組織を動かすために、どのようにリーダーシップを発揮するか」を学ぶのですが、私のリーダーとしての最初の姿を形づくれたのはこの科目のおかげです。

当時はちょうどリーダーとして自分の営業チームを持つ直前の時期でした。私は「嫌われたくない」「相手を怒らせないように自分が犠牲になればいい」といった気持ちでリーダーになろうとしていましたが、「リーダーは孤独」であり「自分の信念をときに貫くことも大切である」と学ぶことができました。この学びと気付きが、マネジャーを目指す今の私にとっての軸となっています。

石上 夏花さん

冒険した先に、自分らしい世界が待っている。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

私は昔から、明確に夢や目標を持ち、それに向かって邁進できる人をとてもうらやましいと思うタイプでした。そんな人たちに憧れて、「将来、私はパフの社長になる」と明言して入学しました。しかし、入学して半年が経ったとき、ある授業を通じて「私は社長になりたいわけではない。成長を止めることが怖いからグロービスに入学したんだ」と気付いた瞬間がありました。そのときは本当にショックで、なぜ今私はグロービスで学んでいるのか悩んだのですが、それでも「グロービスで学び続ける」ことを選択しました。それは、自分の中にある「冒険心」をもっともっと育てたかったからです。

学ぶことを恐れず冒険した先に、自分らしい世界が待っている。そう信じて入学してもらえれば幸いです。

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