安本 明姫さん 安本 明姫さん

仲間との対話を通して、
「志」を育める環境がある。

  • AFFLUX BRIDAL 梅田本店
  • 店長

安本 明姫さんAkihi Yasumoto

PROFILE

事業承継を念頭に、高校卒業後単身渡米し、マーケティングと国際ビジネスの学士号を取得。帰国後は家業の宝飾会社に入社。同社にて婚約・結婚指輪をメインに全国展開するオリジナルブランド「AFFLUX」の商品課、営業課、店頭業務を経て、現在は店長に。また、全国取扱店へのコンサルティング事業もスタートさせ、販売指導やマーケティング委託業務にも従事している。単科生として受講をスタートし、2017年にグロービス経営大学院(本科)に入学。在学中に結婚・出産を経て、2019年卒業。


※肩書はインタビュー当時のものです

周囲に認められ、チームを正しい方向へ導くリーダーになりたい。

MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

家業の会社へ入社してから5年ほどたったころ、将来担うであろう経営や事業運営の在り方、会社の将来性などについて考えを巡らせた際、書籍で学んだ知識を仕事に活かす方法が分かっていないことに気が付きました。「知識を実務に活かせる方法を学べば、自分はもっと成長できるのではないか」という可能性を抱き始めたことが、MBA取得のきっかけになりました。

また、今の会社には事業承継者として入社しましたが、“お飾り”の経営者にはなりたくないと思っていたことも動機のひとつです。周囲に認められ、チームを正しい方向へ導くリーダーになるために、高校卒業時に、今後の自身の成長に向けて10年計画を立てていました。その完結を迎える2017年を前に、「まだ成長が足りない。何かをするべきだ」と焦っていたこともきっかけになりました。

異文化交流のような刺激的で楽しい議論の場が、決め手に。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

学びの選択肢はたくさんありますが、公私ともに忙しく、なかなか選ぶ時間も調べる時間も取れませんでした。そんなとき、社外顧問の方にグロービスを紹介いただき、まずは単科生として受講を始めることにしました。

受講初日、ディスカッション中心の授業を受けてみると、まるで異文化交流をしているかのような刺激的で楽しい時間を過ごせたことを今でも鮮明に覚えています。その理由のひとつは、性別や国籍、年齢に関係なく、ストレートに自分の意見を伝えられるグロービス独特の環境にあると思います。どんな発言でも受け入れてもらえる安心感があるからこそ、活発で健全な議論ができるのです。授業に向けて事前に教科書を読んだり、課題に対して自分の考えをまとめたりするのは大変でしたが、授業を受けるたびに年齢や業種を超えてネットワークが広がっていくことがうれしくて仕方がありませんでした。

仲間との対話を通して、「志」を育める環境がある。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

自分の「」を見つけるだけでなく、それを育てることができる環境があることです。グロービスを卒業し、経営に深く関わるようになってから、「志」を育てる過程は本当に大切なのだと気付きました。知識や経験は、グロービスで学ばなくても身に付けることができます。しかし、それらをうまく活かせるかどうかは、議論を通じて鍛えられた「思考力」と仲間たちとの対話を通じて得られる「志」によって変わってくるのです。

「志」がなければ、どこに向かって進めばよいのか分からず、自信を持って周囲を説得することもできないでしょう。グロービスには、自分の夢や価値観と向き合い、クラスメートや教員との対話を通じて自身の「志」を醸成する環境が整っています。個人的には「道徳」の科目のように感じている「志」領域の科目は、個人学習ではなかなか深めることができないと思います。自分と向き合い、対話し、「志」を言語化する。そして、想いを語り、仲間からフィードバックを受ける。これらを繰り返すことで、自分が成し遂げたいことがより明確になっていくのです。

予測の精度があがったことで、不測の事態に直面することが減った。

卒業後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

グロービスで学んだことで、感情的になることが減り、自分の想いを丁寧に説明し、周囲と価値観を共有できるようになったことです。

私の仕事は、個人だけで完結するようなものではなく、他者の介入や協力が必要となります。グロービスに入学する前は、マネジャーとして「どうして自分の考えが伝わらないのだろう」と悩むことが多かったですが、論理的に考え伝える力が身に付いたことで、コミュニケーションが以前よりスムーズになりました。また、事業環境の変化を予測する精度が定性・定量の両面であがったことで不測の事態が減り、事前準備ができるようになったことでトラブルへの対応力もあがったと思います。

ちなみに、「クリティカル・シンキング」「ファシリテーション&ネゴシエーション」など、思考系とよばれる領域の科目で得た学びを夫婦の会話に持ち込むと、喧嘩が勃発するのですぐにやめました(笑)。

「新しい扉」を自分で開くための力。

グロービスのMBAで得たものを一言で表現すると何になりますか?

「新しい扉」を自分で開く力です。社会人としてのキャリアは、これからも長く続いていきます。その過程において、これまで見たことがない世界につながる「新しい扉」を自分の力で開ける人はほんの一握りです。しかし、グロービスにはその“卵”と呼べる人たちがたくさん集まっています。社会人としての自覚と誇りを持ち、現状を直視して本質的な課題を抽出し、「自らが行動しなければ」と真摯に仕事に向き合っている仲間たちから、多くの刺激が得られます。

自分で周囲の景色を変え、「新しい扉」を開くために最も大切なことは、主体的に行動し続けることだと考えています。私もまだ「新しい扉」が見えるようになっただけで、その扉を開いて社会に大きな影響を与えることはできていません。ただ、その扉を開けるために必要な能力と仲間、そして志をグロービスで得たと思っています。

自分を客観視できるようになり、意思決定の精度が上がった。

グロービスの人的ネットワークを通じて得たものは何ですか?

グロービスでは授業でのディスカッションだけでなく、授業以外の活動の場での議論も活発に行われます。例えば、私は「事業承継者の会」に継続的に参加しています。「事業承継者」という立場でも、年齢や役職、事業承継する理由などはさまざまで、コミュニティーの多様性に驚きました。まるで自分のことのように真剣に叱ってくれたり、あたたかく見守ってくれたりする人ばかりです。グロービスという心理的安全性の高い居場所ができたことによって、以前より積極的に自己開示できるようになり、自分の気持ちを大切するようになりました。

仕事で活躍するためには、会社以外のネットワーク形成はとても重要だと思います。仕事の延長線上の世界にとどまっていては、知らぬ間に視野狭窄になってしまいます。コンフォートゾーンから飛びだし、多種多様な人と関わるからこそ、多面的な視点が得られ、自分を客観視できるようになり、意思決定の精度が上がるのだと思います。

正しく事業を発展させる経営者に必要な「問い」に出会えた。

受講した科目の中で特に印象に残っている科目は何ですか?

社会的価値を生みだすために必要な企業の活動や、理念の在り方などを学ぶ「企業の理念と社会的価値」という科目です。この授業で、生涯にわたって向き合う必要がある印象深い「問い」に出会うことができました。

「事業利益と事業の社会的価値、そして企業の「志」にあたる企業理念というそれぞれの点をどう結び付け、どのように事業を正しく発展させていくのか?」

今までの自分の中にはない新しい観点からの問いに、受講期間中ずっと考えていたのですが自分なりの答えを出すことはできませんでした。そして、卒業後の今もクリアな答えを出せてはいませんが、この問いを考え続けることが経営者としての責務なのだと捉え、今でも毎日のように考え続けています。正しく事業を発展させる経営者になるために必要な、とても貴重な経験を得た科目だと思っています。

チャンスだと信じて、まずは一歩踏みだしてみてほしい。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

出願に踏み切れない理由は、いろいろあると思います。私自身も入学後、土日メインの勤務形態であること、結婚や第1子の出産などのライフイベントを迎えたことなどを理由に、幾度となく「退学」の文字が頭をよぎりました。そのたびに家族の協力はもちろん、グロービスの仲間や事務局の方々が全面的にサポートしてくれました。そして、「入学したからには卒業までやり遂げたい」という意思を周囲に示し、根気よく明るく伝え続けた結果、無事に2年で卒業することができました。

結婚や出産、親の介護など、人生のイベントは突然やってきます。だからこそ、思い立ったが吉日。目の前の「気付き=チャンス」だと信じて、まずは一歩踏みだしてみてください。

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