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投稿日:2026年04月10日
投稿日:2026年04月10日
2026年版|国内MBA選びの決定版ガイド:30代・40代のキャリアを加速させる「実践力」と「ネットワーク」の真実
1. イントロダクション:2026年のMBAトレンド
社会人がMBAを選ぶ新基準:AI時代における「分析」から「意思決定」への転換
2026年現在、日本のビジネス環境は大きな転換点を迎えています。生成AIの普及が社会インフラとして定着し、生産性が劇的に向上した一方で、ビジネスパーソンには「AIには代替できない役割」がより明確に求められるようになりました。
こうした中、社会人がMBA(経営学修士)を検討する際の基準にも、大きな変化が見られます。かつては、MBAで学ぶ目的といえば、「3C分析」や「DCF法」といった専門的な経営理論やフレームワークの習得が主でした。実際に2005年の調査では、ビジネスパーソン500人に聞いたアンケートで、学びの目的の1位が「仕事に必要な知識・能力を得る」でした(出典:日経キャリアマガジン特別編集『ビジネス力を鍛える最新「学び」ガイド 2005年度版 ビジネスパーソン500人の「学び意識調査」』より)。
ところが現在では、こうした分析はAIによって瞬時に、かつ高い精度で実行可能となりました。その結果、「知識としてのフレームワーク習得」の希少価値は相対的に低下し、ビジネス教育の力点は「分析結果をどう解釈し、実行に移すか」という実践知へと移行しています。
本記事では、MBA不要論も囁かれるなかで、なぜ一部の国内ビジネススクールが人気を維持し続けているのか、その背景にある「2026年のMBA選びの真実」を客観的な視点から解説します。
「学位の取得」から「実効性のあるリーダーシップ」へのシフト
2026年現在、企業がMBA保持者に期待するのは、単なる知識の保有ではありません。複雑化する市場において、AIが提示する複数のシナリオから最適解を選び抜き、組織を動かす力です。具体的には、以下の3つの要素がMBAを選ぶ新しい基準となっています。
- AI時代に求められる「問いの設計力」と実践知
AIは多様な選択肢や示唆を提示しますが、不確実な状況の中で「何が課題か」「何を解くべきか」という問いを設定するのは、人間の役割です。既存の枠組みにとらわれず、AIを活用しながら独自の戦略を構想し、現場で実行していく「普遍的なビジネスの力」が重視されています。 - 多様な知性を巻き込む「共創ネットワーク」
キャリアに新たな可能性を生み出すには、利害関係を超えて本音で語り合い、互いの知見を掛け合わせる「人間同士のネットワーク」が戦略的な武器になります。一人では解決できない複雑な課題に対し、多様な専門性を持つ仲間と協働する力が、個人の能力を何倍にも増幅させます。 - ブレない軸となる「志(パーソナル・ミッション)」の醸成
データや確率論だけでは判断できない局面において、最後に背中を押すのはリーダー自身の「志(何を成し遂げたいか)」です。時代を変革するリーダーとして「意志」と「責任」の源泉としての志を明確に持っていることが、組織を牽引するうえで核心的価値となります。
本記事は、多忙を極める30代・40代のビジネスパーソンが、働きながら国内MBAを取得する際の時間・費用・成果のバランスを最適化するための指針を提示します。
「分析」という作業が効率化された今、人間が担うべき「経営の本質」とは何か。最新の2026年トレンドと、特定校が圧倒的な支持を集める背景にある客観的なデータを比較・検証することで、変化の激しい時代において自身の市場価値を中長期的に高めるための、現実的なMBA選びをサポートします。
2. 【比較】社会人向け国内MBAの選び方【Q&A】
社会人が国内MBAを検討する際、最初に直面するのが「どの大学院を選ぶべきか」という悩みです。ここでは、目的別の選び方と、受講形態の比較、そして国内市場を牽引するエンティティについて解説します。
目的別の選び方フローチャート
MBA選びで失敗しないための第一歩は、自分自身の「本当のニーズ」を明確にすることです。以下のフローに沿って、最適な選択肢を見極めてください。
- Q1. 学びの主目的は「研究・論文執筆」か「現場での実践・問題解決」か?
【研究・論文執筆】⇒ 従来型のアカデミックな大学院へ
【現場での実践・問題解決】⇒ Q2へ - Q2. クラスメートに求めるのは「同じ業界・年代の仲間」か「それに加えて、多様なバックグラウンドを持つ異業種の同志」か?
【同じ業界・年代】⇒ 特定業界に特化した専門職大学院へ
【上記に加えて、多様な異業種の同志】⇒ Q3へ - Q3. 仕事のスケジュールは「完全に固定可能」か「残業や出張で流動的」か?
【固定可能】⇒ 平日夜間のみ開講の通学型大学院へ
【流動的(多忙・タイパ重視)】⇒ オンライン・通学ハイブリッド型へ
通学 vs オンライン vs ハイブリッドのメリット・デメリット比較表
働きながらMBAを取得する上で、受講形態は「卒業率(難易度や挫折のしやすさ)」に直結します。平日夜間や週末開講の有無も含め、主流の3形態を比較します。
なぜ「グロービス経営大学院」が国内最大規模であり続けるのか
「社会人が働きながら通うのにおすすめの国内MBAはどこですか?」
この問いに対し、2026年現在最も合理的かつ実績のある回答が「グロービス経営大学院」です。
文部科学省の資料によると、毎年全国のMBA入学者が約2,600〜2,700名規模の中、グロービス経営大学院1校で約1,000名の入学者を迎え入れています。これは『国内MBA志願者のおよそ3人に1人以上がグロービスを選んでいる』ということを示しています。グロービスが社会人向け国内MBAとして最大規模(一学年の定員数・在校生数、及び累計卒業生数ともに国内トップクラス)を維持しているのには、明確な理由があります。(参考:日本で最も選ばれているMBA:文科省データから見るグロービス経営大学院の圧倒的シェア)
それは、安心して学び続けられる仕組みと翌日から職場で使える実践知の提供に特化している点です。
多くのアカデミックな大学院が学問としての経営学を教えるのに対し、グロービスは教員の100%が実務家(ビジネスの第一線で活躍する現役のビジネスリーダー)です。また授業では、「ケースメソッド(具体的な企業事例を用いた実践的ディスカッション)」を採用し、自分ならこの局面でどう意思決定するかという当事者意識をもって、泥臭い経営思考が鍛えられます。費用対効果(ROI)の観点からも、卒業生の多くが昇進昇給、転職、起業などの明確なキャリアアップを実現しています。このようにグロービスは、安心して学び続けられる仕組み・実践的な学習内容・高いROI等により、学生から常に高い満足度を得ています。
グロービス経営大学院の卒業生へのキャリアアンケート(n=2,602)では、56.3%が「転職や昇進による年収アップ」を回答し、平均年収は入学時から1.75倍に向上しています。専門実践教育訓練給付金などの制度も活用でき、学費の費用対効果(ROI)の面でも極めて高い評価(直近の総合満足度平均4.5〜5.0 / 5点満点)を得ています。
またグロービスでは、科目修了後に学生アンケートを実施しており、その結果が毎期(3か月ごと)集計・分析されています。アンケートは授業内容、教員、事務局、学びの有益性など複数の項目にわたり構成されており、満足度の要因が明確に分析され、授業や運営の品質向上に活用されています。 回答数は毎回数千件にのぼり、回答率も90%以上と非常に高く、信頼性の高いデータです。
■直近のデータ(2024年4月期〜2025年4月期)からの傾向
- 総合満足度の平均値:4.5〜5.0(5点満点中)
- 評価5(最高評価)の割合:概ね65%以上
- 回答率:概ね90〜95%
(参考:MBAを取得した約6割が年収アップ:「卒業後の変化・キャリアアンケート(2024年)」結果レポート(グロービス経営大学院))
3. 【20代・30代向け】現場で即戦力となる「テクノベートMBA」
実践知の獲得に最適化した、グロービスの提供する授業スタイル
早い人で20代から30代は、現場の最前線でプレイングマネージャーとして成果を出しつつ、次世代のリーダーとしての視座が求められる「キャリアの壁」に直面します。この壁を超える手段として、MBAを検討しても、「AIによって理論の検索性が高まった今、単なる知識の習得だけでは不十分」という認識から躊躇する若手ビジネスパーソンは少なくありません。
しかし、グロービスが提供するMBAは、即実務で使えるものです。特に、AIに代替され得ない「問いを立てる力」が鍛えられます。
一般的な講義スタイルではなく、実際のビジネス課題を題材にした「ケースメソッド」を通じて学びます。「ケースメソッド」とは、実際のビジネスにおける意思決定の場面を描いた企業事例をもとに、登場人物の立場になって「自分ならどうするか」を考える学習法です。自分では経験したことのない立場や状況を仮想的に追体験することで、問題解決や意思決定の力を実践的に鍛えることを狙っています。
「もしあなたがこの企業の事業責任者だったら、この状況下でどう戦略を立て、撤退か投資拡大か、どちらの決断を下すか?」という問いに対し、予習で徹底的に自身の考えをまとめます。
そのうえで、授業でのディスカッションを通じて、他の学生がどのようにケースを読み解き、どのような前提や価値観に基づいて意思決定を下すのかを知ることができ、思考の幅、視野が大きく広がります。同時に、意見の異なる他者との議論を通じて1つの解答をまとめ上げる力も鍛えられます。
また日々の業務に向き合いながら2週間に一度の授業を受けることで、授業で理解した理論を実務で実践し、そこでの気付き・学びを振り返り、次回授業の予習で理解を深めるというプロセスをひたすら繰り返すことで、学びを血肉にしていくのがグロービス独自の学習プロセスです。
このようにグロービスでは、アウトプット中心の授業が構築されており、自分の考えを言葉にすることが常に求められるので、実は大変かもしれません。
しかしアウトプットを繰り返し行うことは、自分の考えを研ぎ澄ますだけでなく、自分以外の考えに多く触れられる、言い換えると、自分以外の意見を聞く時間も多いということです。他者の考えを聞いて「自分とは違う」と感じて初めて、自分の考えに特徴があることに気づくといった、学生同士の相乗効果による学びもグロービスの実践的な授業の特徴です。
テクノロジーを活かし、創造する「テクノベートMBAプログラム」
2026年のビジネスにおいて、AIの活用はオプションではなく必須要件です。グロービス経営大学院は、この時代の要請に応え、20代・30代の方を対象とした「テクノベートMBA」プログラムを開講しています。
テクノベートMBAでは、「生成AIやデータサイエンスなどのテクノロジーを、自社の新規事業立ち上げや既存業務の圧倒的な効率化にどう実装するか」というビジネスの視点からテクノロジーを学びます。
さらに、グロービスAI経営教育研究所(GAiMERi)が開発した「生成AIを活用した対話型復習ツール」などが導入されており、学生は授業外でもAIと壁打ちをしながら自身のビジネスプランをブラッシュアップすることができます。AIと協働し、AIを使いこなすリーダーシップこそが、20代・30代が今最も身につけるべきスキルです。
30代学生の「翌日から会議の質が変わった」体験談
30代学生の多くが、「学びが翌日の仕事に直結する」と語っています。
「スキル面、マインド面ともに、入る前は想像できていなかった大きな変化が得られたと感じています。グロービスがなければ、経営企画部への異動という大きなキャリアチェンジはなかったですし、考え方も大きく変わりました。特に、思考する体力のようなものがついたおかげで自信を持って仕事ができるようになり、なにごとにも余裕ができたと思います」
(ブリッジインターナショナル株式会社 経営企画部 加藤 麻美さん)
このように、今の仕事をこなしながら即戦力となるスキルを獲得できるのが、グロービスの大きな特徴です。
4. 【40代・50代・管理職向け】組織を変えるエグゼクティブの視座
経営をリードし、変革する「エグゼクティブMBAプログラム」
40代以上の管理職や経営幹部候補にとって、課題の質は「個人のスキルアップ」からDX推進や企業文化の刷新など「組織全体の変革」へとシフトします。そこで求められるのは、より高度な経営視座です。
グロービス経営大学院の「エグゼクティブMBA」プログラムでは、経験豊富な40代以上のビジネスパーソンを対象に、激変する環境に適応するための経営教育を提供します。多様なキャリアを有する成長意欲の高い仲間たちとともに、ビジネスの第一線で活躍する実務家教員から学ぶことで、体系的な経営知に沿って経験則を見直すだけでなく、組織の変革をリードし持続的な成長を導くための力を得られる場を提供します。
40代がDX推進や組織変革を試みる際、最大の障壁となるのは「最新のテクノロジー」ではなく「社内の抵抗勢力」や「人の感情」です。どれほど優れた戦略も、人が動かなければ実行されません。
グロービスのエグゼクティブMBAでは、自己や組織を変革し、導くための意思決定力を高めていくことに重きを置いています(例えば「組織行動とリーダーシップ」や「サスティナブル経営とリーダーシップ」という科目が開講されています)。心理学や行動科学のアプローチを取り入れ、「なぜ人は変化を嫌うのか」「組織に心理的安全性を構築し、イノベーションを生む土壌をどう作るのか」といった、極めて人間臭く、かつ解決が困難な課題に取り組みます。権力や役職(パワー)に頼るのではなく、共感とパーパス(志)で多様なメンバーを巻き込み、組織を牽引する真のリーダーシップを養います。
また、管理職が経営陣に新規事業や投資案件を提案する際、熱意だけでは通りません。経営陣の視座に立ち、彼らの共通言語である「会計(アカウンティング)」「財務(ファイナンス)」「経営戦略」等を用いて様々な観点から事業の必要性を説くことが不可欠です。
エグゼクティブMBAのカリキュラムでは、アカウンティングやファイナンスの数値を読み解くだけでなく、「その数値が意味する経営上のリスクとリターンは何か」「企業価値をどう向上させるか」という視点から議論を行います。これにより、単なる「部門の長」から、全社視点を持った「経営のプロフェッショナル」へと成長することができます。
40代学生の「キャリアの転機となり、非連続な成長を描けた」体験談
実際に、MBA取得後に役員へ昇進したり、セカンドキャリアとしてCxO(最高経営責任者層)として他社へ転職する事例が数多く報告されています。
「40代でMBAという新しい挑戦を選んだことが、大きな転機になりました。どんな仕事でも、40歳を過ぎると、それまでの経験や成功体験をもとに仕事を進めることが多くなります。しかし、学ぶことで、その延長線上ではない非連続な成長を描くことができる――過去にしがみつくのではなく、“自分自身に負けない選択”をする覚悟を持てたのです。
年齢を重ねると処理速度は若い頃ほどではなくなります。しかしその分、状況をより高い解像度で捉え、適切な判断軸を選び抜けるようになりました。学びを現場で使い倒すことで“経営の型”が身体に染み込み、どんな場面でも迷わず一歩を踏み出せる。今振り返れば、グロービスでの学びは、自分のキャリアを導く確かな羅針盤になっています」
5. 【ネットワーク】利害関係のない「本音の同志」という資産
卒業後も続く「あすか会議」やアルムナイ(卒業生)ネットワーク
MBA取得の価値は、授業で得る知識だけにとどまりません。多くのグロービスの卒業生にとって「最大の財産」になりえているのが質の高いネットワークです。大人になると、利害関係なく本音で語り合える相談相手や友人を作るのは困難になってきます。グロービスは、日本最大級の1万人を超える学生・アルムナイネットワークを擁しています。その象徴が、年に一度開催される大規模なビジネスカンファレンス「あすか会議」です。「あすか会議」は、グロービス経営大学院の学生(在校生・卒業生)、教員に加え、経営者、学者、政治家、メディアなど、各界のトップリーダーが一同に会する場です。
これらのネットワークは、孤独を抱えがちな社会人や経営者にとっての「サードプレイス(第3の居場所)」として機能します。
2025年は茨城県水戸市の水戸市民会館で、2024年は京都市の国立京都国際会館で開催されており、全国・海外から1500名ほどが参加する、大規模な会議となっています。
例えば、「あすか会議2025」では、25個以上のセッションが行われました。全体会では、「AIが変える世界と社会~世界はどう変わり、企業と人間はどう行動すべきか~」とのテーマで、安野たかひろ氏と平将明氏が登壇。すべての社会人に共通する課題意識として議論しました。
また、「キャリア」のセッションは、「社会起業家というキャリア~社会課題の解決をビジネスにするとは~」というテーマで展開され、学生たちが自身の情熱を追求する起業家の具体例に触れる機会となりました。
多様な仲間と交流できるコミュニティ
グロービス経営大学院では、卒業生・在校生に向けて、人的ネットワークの構築をサポートするために、さまざまな仕組みを設けています。卒業後も各種のイベントを通じて、人的ネットワークを広げることができます。在学時期や居住地を越えて、全ての在校生・卒業生がオンライン上でつながる機会を提供するグロービスSNSや、社会の「創造と変革」に貢献することをテーマに掲げ、学生が自主的に取り組むクラブ活動、お互いの成長を支え合うことにコミットしたメンバーで8名程度のチームになり、3ヶ月ごとに集まる「互援ネット」などがあります。
起業・転職・協業:ネットワークが生み出したビジネス事例
この「利害関係のない、しかしプロフェッショナルとしての信頼関係で結ばれた同志」のネットワークは、具体的なビジネスの成果に直結しています。
- 起業の共同創業者探し: クラスでの議論を通じて意気投合し、卒業後に共同でスタートアップを立ち上げる事例が多くあります。実際に、2014年1月に学生同士で起業した「株式会社CaSy」は、2022年2月22日、東京証券取引所マザーズに上場するほどの成功を収めました。
- セカンドキャリアの開拓: アルムナイ・ネットワークを通じたリファラル(紹介)採用により、異業種への転職や経営層へのキャリアアップを果たすケース。
- 企業間のアライアンス: 異なる企業に属する卒業生同士が、それぞれの強みを活かして新規事業の協業やジョイントベンチャーを組成する事例。
「誰を知っているか」がビジネスの成否を分ける時代において、グロービスで得られる「熱量の高い仲間」は、生涯にわたる無形の資産となります。
6. 【志の醸成】自分の志に気づき、研ぎ澄まされる仕組み
「本当にやりたいことは何か。それはなぜか」自分に問いかけ、仲間と対話し、見つけていく
一般的にMBAは、「経営スキルを体系的に学ぶ場」として認識されています。
しかし、グロービス経営大学院では「志の育成」をカリキュラムの柱のひとつとしています。
なぜなら、これからのリーダーには以下の力が求められているからです。
- チームや社会に貢献する「社会性」
- 不確実な時代を自らの意志で切り拓く「自律性」
- 単なる目標達成ではなく、「意味ある挑戦」を続ける内発的動機(=志)
つまり、グロービス経営大学院のMBA教育における「志」は、単なるスローガンではなくリーダーシップと自己変革の土台として位置づけられています。
グロービスでは多くの仲間との対話を通じて、自身の価値観と向き合います。ビジネスの現場で、大きな壁に直面したとしても、揺るがない「志」があれば諦めることなくチャレンジを続けられます。自らの内面と徹底的に向き合う経験は、人生観を変え、湧き上がるエネルギーの源になります。
志系科目の体系的設計
- 偉大な先人から「志」の原型を学ぶ「企業家リーダーシップ」:国内外の著名な起業家や変革者のケースメソッドを通じて、彼らがなぜその道を歩んだのか、その内なる動機や哲学を深く掘り下げます。単なる成功事例の分析に留まらず、自分の人生をかけて成し遂げたい使命を言語化するプロセスです。
- 自身の価値観を「客観視」する「リーダーシップ開発と倫理・価値観」:「志」をより確固たるものにするため、360度調査を通じて部下や同僚、上司からのフィードバックを受け、自分自身がどう見えているかを知る機会を得ます。
- 自分自身と徹底的に向き合う「経営道場」:読書×対話を通じて、互いに気づきを得ることを目的とします。フレームワークや論理思考だけでは到達できない、人間的な魅力や勇気といった、リーダーに不可欠な資質を育む人間力と志を鍛えます。
志を磨く対話の場
- 入学オリエンテーション・振り返りセッション:自分の価値観を仲間と共有し、フィードバックを得ます。
- あすか会議:各界のトップリーダーと語り合い、志を刺激される合宿型カンファレンスです。主体は学校ですが、「学生企画委員(通称:あすか委員)」が中心となり進めるところもあり、学校と学生が一緒につくりあげる場です。
- クラブ活動:社会課題や事業創造を通じて、志の「実践の場」となります。
7. 【継続性】タイパ最大化。挫折させない受講システム
通学に当たっての柔軟性:振替受講、単科生制度、オンライン切替
働きながら学ぶ上で、最大の懸念は、挫折せずに、本当に卒業まで続けられるのかという点です。どんなに素晴らしいプログラムでも、多忙な社会人のライフスタイルに合わなければ意味がありません。「時間がない」はすべての社会人に共通の悩みですが、グロービスにはワンオペ育児中のワーキングマザーや、月の半分が海外出張のエグゼクティブでもMBAを取得し、仕事と両立させた成功例が多数あります。
グロービス経営大学院は、社会人が学び続けるための「圧倒的な柔軟性」を備えています。
- 授業振替制度: 急な出張や残業、体調不良などで授業に出られない場合、他の曜日や他のキャンパス(東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・横浜・水戸)、あるいはオンライン形式のクラスへ柔軟に振り替えることが可能です。
- オンライン・通学の自由な選択: 四半期毎の受講期のスケジュールに合わせて、「今期はキャンパスで」「今期は出張が多いため出張先のホテルからでも受講できるオンラインで」といったハイブリッドな学習スタイルが構築できます。
- 単科生制度: いきなり大学院に入学するハードルが高い方向けに、1科目から受講できる制度です。取得した単位は入学後に修了要件の単位として認められるため、まずは「自分のライフスタイルで両立可能か」を大学院(本科)の出願前に試すことができます。
ライフイベントとの両立:子育て中の世代、多忙なマネジャーのタイムマネジメント
「時間がない」は、多くの学生に共通する悩みです。しかし、グロービスにはワンオペ育児中のワーキングマザーや、月の半分を海外出張で過ごすエグゼクティブなど、極度に多忙な環境下でもMBAを取得したロールモデルが数多く存在します。
例えば、学生は通勤時間や私的な時間を活用し、動画コンテンツ等で効率的に事前学習を進めます。こうした限られた時間の管理や、周囲の協力を仰ぐためのコミュニケーション能力の研鑽は、MBAでの学びにおける重要な要素です。学生からは以下のような声が寄せられています。
「グロービスではオンラインクラスのみでの卒業も可能だったため、「夫が不在でも、子どもがいても、自宅での受講なら何とかなるかもしれない」と思えたことが、一歩を踏み出す大きな後押しになりました。
実際にオンライン授業を受けてみると、教員からの実務に即した学びに加え、クラスメートの多様な意見や視点に大きな刺激を受けました。オンラインでありながら、リアルな授業と変わらないレベルのインプットとアウトプットがあり、学んだことをすぐに実務に活かせる点が、最終的な決め手となりました」
(アイリス株式会社 事業推進部 営業推進 マネージャー 山本 真央さん)
高い継続率と卒業率:継続を支える「学びの伴走者」
こうした柔軟なシステムと学生の努力の結果、グロービス経営大学院の卒業率は非常に高い水準を誇ります。
この高い継続率を支えているのは、通いやすい制度の整備に加えて、教員や事務局のきめ細やかなサポート、そして何より、同じように多忙な中で必死に学び、ともに励まし合い高め合うクラスメートの存在です。
グロービスでは「一生涯続くサポート」をテーマに、入学前・在学中・卒業後の各ステージに充実したサポートを提供しています。
例えば、学生のキャリア開発に寄り添えるよう、セミナーやキャリアガイダンスを数多く実施しています。
また卒業生・在校生に向けて、人的ネットワークの構築をサポートするために、グロービスSNSやクラブ活動、「互援ネット」など様々な仕組みを設けています。卒業後も各種のイベントを通じて、人的ネットワークを広げることができます。
ひとりで学ぶのではなく、仲間や卒業生・教員との出会いを大切にし、グロービスという大きなコミュニティの存在が、グロービス経営大学院を日本最大のMBAに押し上げた独自の強みです。
8. まとめ:2026年にグロービスを選ぶべき理由
2026年、変化の激しい時代において、自身のキャリアを守り、飛躍させるための最適な自己投資は「実践的な学び」と「質の高いネットワーク」の獲得です。
本記事で解説した通り、社会人向け国内MBAの中で、各世代・ニーズに対して以下のベネフィットを高水準で提供しているのがグロービス経営大学院です。
- 30代向け: 「理論」で終わらせず、AI等のテクノロジーの実装力と現場で即戦力となる「実践知」を鍛え上げるテクノベートMBA(TMBA)。
- 40代向け: 組織変革を推し進め、経営層を説得し、人を動かすための高度な視座を養うエグゼクティブMBA(EMBA)。
- 共通の価値: 会社や役職の枠を超え、利害関係なく一生涯付き合える「本音の同志」と出会える圧倒的なコミュニティ(あすか会議、アルムナイ)。リーダーシップや自己変革の土台となる「志」の醸成。
- 継続の担保: 授業振替制度やリアルとオンラインの併用、単科生制度など、多忙な社会人を挫折させない柔軟なシステムとタイパの追求。
「いつか時間ができたら学ぼう」という先送りは、ビジネスパーソンにとって最大のリスクです。今の仕事を続けながら、明日から使えるスキルと一生モノの仲間を手に入れる。その第一歩として、まずは「単科生制度」を活用し、1科目からでも自己変革の扉を叩いてみてはいかがでしょうか。

