安 敬さん 安 敬さん

被災時に受けた恩を、
社会に還元したい。

  • 本田技研工業株式会社
  • 経営企画統括部 コーポレートディベロップメント部 アシスタントチーフエンジニア

安 敬さんTakashi Yasu

PROFILE

横浜国立大学大学院卒業後、2009年に株式会社本田技術研究所に入社。ステアリングシステムの設計エンジニアとして量産モデルやプラットフォーム先行開発に携わる。その後、社内の異動公募制度にて新規事業開発部門へ異動。社会課題を解決するビジネス、ベンチャー企業の創出を目指し事業開発に従事。


※肩書はインタビュー当時のものです

業界の変化とともに、自分をアップデートする必要があった。

学び始めようと考えたきっかけや動機は何でしょうか?

CASEをはじめとした自動車業界の大変革に対して、自分がどこまで適応できるのかという危機感と、技術者としてひとつの分野の専門性に特化していることに限界を感じていました。10年ほど機械系エンジニアとして働いていましたが、ここ数年はこれまでにない業界の大きな変化を実感。このまま自分が変わらなければ5年後10年後には通用しなくなるのではないか、という漠然とした不安を抱くようになりました。

また、仕事では担当するシステムだけでなく関連するチームの人たちと共創しながら、新たな商品を生みだす経験を重ねていました。その中でこれからは専門性を磨くだけではなく、視野を広く持つことでよりよいモノづくりやコトづくりができるのではないかと考え始めていました。そんなときにグロービスと出会い、体系的にビジネスを学びたいと思ったのです。

※CASE…C(Connected:コネクテッド)、A(Autonomous:自動運転)、S(Shared & Service:シェアリング/サービス)、E(Electric:電動化)の頭文字をとった造語。

安 敬さん

成長意欲あふれる仲間と、学び続けられる環境。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

地元にある水戸・特設キャンパスで、体験クラスに参加した際や単科生として受講した際に、成長意欲にあふれた多様なバックグラウンドを持つビジネスパーソンとたくさん出会うことができました。さまざまな業界・職種・立場の学生から得られる新たな学びや気付きが、これまでの自分にはなかった価値観の醸成につながっていることを実感。彼ら彼女らから「自分も頑張ろう」と前向きなエネルギーをもらうことも多く、ここで出会った仲間たちが大きな財産になるだろうと確信しました。

茨城に住んでいたので、通学だけでなくオンラインで受講できることも魅力的でした。また、授業振替制度など、忙しい社会人が学び続けやすい仕組みが充実している点も、仕事と家庭と学びのバランスを取る上でとても重要な要素でした。

仲間や教員とフラットに交流できる場が、自分の原動力になる。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

ひとつは、ともに学ぶ仲間たちと強い絆で結ばれた人的ネットワークを築けることです。また、多様性に富んだ仲間の価値観や考え方に触れることで、自分にはない視点やとても多くの気付きが得られる点も大きな魅力です。クラスメートたちの向上心や意欲的に学ぶ姿勢を見ていると、「自分ももっと頑張ろう!」というポジティブなパワーをもらうことができます。

もうひとつの魅力は、第一線で活躍する先輩や実務経験豊富な教員と気軽に交流できることです。彼ら彼女らのビジネスに対する考えの深さ、志、視座の高さなどから、多くの刺激や学びを得ています。魅力あふれる方々とフラットに話ができる環境は、自分自身の成長意欲を高めるだけでなく、新たなチャレンジへの大きな原動力になっています。

被災時に受けた恩を、社会に還元したい。

MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

2019年に全国各地で猛威をふるった台風により、私の自宅は床上浸水の被害に遭いました。とても辛い体験でしたが、たくさんの方に支えていただき、なんとか立ち直ることができました。そのとき支えてくれた人たちに感謝を伝えてまわった際、「今度はあなたが、周りで困っている人にその恩を返していってください」という言葉をかけてもらったことがありました。それがきっかけで「周りの人が困っていることを解決し、喜んでもらえる仕事をしたい」「社会課題を解決する事業に挑戦したい」と強く思うようになったのです。当時はまだ単科生でしたが、事業を立ち上げるなら経営について本格的に学ぶ必要があると考え、大学院(本科)へ進学することを決めました。

単科生制度を活用することで、受講スケジュールに余裕が生まれた。

出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?

仕事と家庭と学業を両立できるのかが、一番大きな懸念点でした。

単科生制度は、本科入学前に1科目(3ヶ月)から先行して受講でき、取得した単位は本科入学時に卒業に必要な単位として持ち込むことができます。私は単科生としての最大履修可能単位である12単位(8科目相当)を修了してから、本科に入学しました。2年間の本科生活の負担を軽減でき、受講スケジュールに余裕が生まれたのでとても助かっています。私と同じ不安を抱いている方は、単科生制度をうまく活用することをおすすめします。

また、仕事と家庭と学業の全てを大事にするために、時間を有効につかうことに意識を向け、タイムマネジメント能力を磨くことに力を入れました。移動中などの隙間時間にも、できることはたくさんあると気が付き、「時間は作るものだ」と考えるようになったことで自然と懸念は解消されました。

安 敬さん

顧客のニーズを深く捉えて、新規事業開発を考えられるように。

入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

最も大きな変化は、今まで以上に顧客視点で物事を考えられるようになったことです。グロービスで学び始めるまでは、顧客視点の発想よりも「よいものを作ろう」というエンジニア視点の発想に偏っていました。

クリティカル・シンキング」で身に付けた論理的思考力をベースに、「カスタマージャーニーとブランディング」「マーケティング」といった科目で学んだマーケティングの視点を実践に落とし込むことで、お客さまのニーズを深く捉えた開発ができるようになりました。

グロービスのカリキュラムはいずれも実践的で、学んだ後すぐに職場で活用・応用することができるので、自身の成長をはっきりと感じられます。

仲間の熱量に背中を押され、新規事業開発部門へ異動。

グロービスの人的ネットワークを通じて得たものは何ですか?

熱量高くさまざまなことに挑戦している仲間たちに背中を押してもらえたことで、自身のキャリアを理想に近づけることができました。

台風による被災の後、社会課題を解決するビジネスに関わりたいという想いは強まっていたものの、今いる環境を変えることへ不安を抱いていました。しかし、大企業から飛びだして自分のやりたいことにチャレンジしている仲間からの刺激や「あすか会議」で感じた熱量に後押しされ、自分の可能性を信じて手を挙げ、社会課題の解決を目指す新規事業開発部門に異動することができました。これは、グロービスで得た仲間の存在や学びなしには成し得なかったと思います。

安 敬さん

自分なりの問いを持って、データを分析できるように。

受講した科目の中で特に印象に残っている科目は何ですか?

テクノベート・シンキング」です。テクノロジーが当たり前となった時代の問題解決手法のスタンダードを身に付けることができました。授業ではコンピュータに任せるべきことと、人が考えるべきことを整理しながら、DX時代におけるテクノロジーを活用した問題解決のプロセスを学びます。実際にアプリケーションを用いて学んでいくスタイルで、頭と手を動かしながら理解を深めていける点も実践的なグロービスらしく、とても印象に残っています。

また、テクノロジーやデータに振り回されるのではなく、自分なりの問いを持ってそれらを活用するという考え方にシフトチェンジできたことで、「どんな仮説を持って、何をデータで処理するか」「どこを可変としてシミュレートするか」といった分析の仕方や考え方が明確になりました。効率化はもちろんのこと、結果から導き出される示唆をどのように活用するか考えられるようになりました。

一歩踏みだすことで、不安を吹き飛ばせる。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

仕事と家庭と学業の両立、今後のキャリアなど不安や悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。私もそうでした。しかし、一歩踏みだして体験クラスに参加したり、単科生としてクラスを受講したりすることで、新しい学びや成長に前向きで熱量の高い仲間たちに出会い、不安を吹き飛ばすことができるはずです。

もちろん、仕事や家庭を大事にしながら学び続けることは簡単ではありませんが、志の高い仲間たちと切磋琢磨しながら得られる経験は、仕事をしているだけでは得ることができないとても価値のあるものだと思います。グロービスに入学したことは、私にとって最良の選択だったと確信しています。

迷っている方は、まずは「体験クラス&説明会」に参加してみてください。皆さんのチャレンジを応援しています。そして、グロービスの仲間として会える日を楽しみにしております。

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