PROFILE
大学卒業後、医療設備メーカーである株式会社セントラルユニへ入社。広島支社 営業担当として中国4県(山口、広島、島根、鳥取)を管轄。医療ガス設備や手術室・集中治療室など病院環境づくりに従事。2019年、シスメックス株式会社へ転職。MR(Medical Robot)事業にて日本発手術支援ロボットの販売促進、企画など新規事業の業務を推進中。
※記事の内容はインタビュー当時のものです
変化の激しい時代に対応できるよう、自身のレベルを高めたい。
MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?
単科生としてグロービス経営大学院に通いだしたことがきっかけです。クラスメートが高い意識で受講している姿に感化され、また、受講する中でVUCAの時代を生き抜くことへの健全な危機感を持つようになりました。変化の激しい時代に対応できる力を付け、自分自身のレベルをもっと高め可能性を広げたい、社会に対して柔軟に価値提案できるビジネスパーソンとなって多くの方へ貢献したいと考えるようになり、MBA取得を決めました。
自分が最も成長できる環境だと判断して、グロービスを選択。
なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?
転職によって営業から新規事業の企画へと自身の役割が変化した際に、上司や部長から勧められたのが、グロービスを知ったきっかけです。当時の私は、仕事を行う上で重要な事柄や考え方が変化する中で自分自身も変化する必要があると考え、単科生として「クリティカル・シンキング」を受講しました。
単科生として受講する中で、グロービスのさまざまな魅力を感じました。学びの濃さだけでなく、学びの環境(場所、教員・事務局の方々の人の良さ)、人的ネットワークの構築(同級生が国内・海外に1,000人以上)などです。そして、「自分が最も成長できる環境はどこなのか?」を総合的に判断してグロービスを選択しました。
リーダーの役割に立候補し、大きな気付きを得られた。
グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?
志の高い仲間との出会い、学生と真摯に向き合ってくれる教員・事務局の方々、学び以外のコミュニティーやサークル活動を通してさまざまな経験値を積めることが魅力です。とくに学び以外の活動については、人を巻き込むことの重要性に気付けたので、ありがたく感じています。
私はグロービス入学前までリーダーの役割を担う経験が少なかったため、グロービスでは挑戦してみたいと思い、セクションリーダーや「まいどおおきに会議」という大阪校のイベントの幹事団へ立候補しました。そこで、人を巻き込んで何かを成し遂げることの難しさや一緒に伴走してくれる仲間たちの温かさを感じました。また、仲間と共通の目標に向かっていくことで、可能性が格段に広がることにも気付けたのです。
思い立った今こそ、学ぶための絶好の機会だと決心した。
出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?
大学院(本科)への出願を悩んでいた際、ある教員の方から「今しかできないこともあるのでは?こんなすてきな仲間、環境で学べる機会は今このときでは?」と背中を押されたことを今でも思い出します。高い志を持った仲間や熱く指導される教員の方とともに学べる。事務局の方々のサポートもあり、授業は通学・オンラインを選べて臨機応変に対応できる。このようなよい環境で経験値を積めるのは今このときだからこそであり、「自らが思い立ったそのときが好機だ」と決心できました。
出願を決心してからの懸念点はなく、この2年間でどれだけ成長できるか、一緒に学ぶ仲間、教員の方と学び成長できる自分にワクワクしていました。
自身の担当領域から、企業価値や社会貢献へと視座が高まった。
入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?
視座が高まったと感じています。以前は自分に課されたタスクをこなして成績を上げ、顧客満足度を上げることしか考えていませんでした。グロービスで学ぶことで、企業の存在価値や社会に対して何をミッションとして掲げ活動しているのか、私の仕事がその中でどのようにつながり、将来どのようなゴールに紐づくのかを俯瞰できるようになりました。また、自身の志を改めて確認し、ギャップを可視化することで何が足りないのかが明確になり、志の実現に向けて活動することもできています。
仲間から意見をもらうことで自分を客観視できた。
グロービスの人的ネットワークを通じて得たものは何ですか?
自分では見えなかった自らの人物像に気付くことができました。「リーダーシップ開発と倫理・価値観」という科目の授業では、自分のパーソナリティーについて分析して周りの方からコメントをもらう機会があります。その際に私自身は自分のことを仲間に発信して伝えているつもりでしたが、周りからの意見を聞くと「聞き手に回ることが多い」「もっと自分を出してよいのでは?」「あなたの個性をより知りたいと思っている人もいる」とコメントをいただきました。意外にも想定していたコメントとギャップがあったため、今後のコミュニケーションをよりよくするための指針のひとつとなっています。
経営者の視点で会社の状況を捉えられるようになった。
受講した科目の中で特に印象に残っている科目は何ですか?
「ベンチャー・マネジメント」です。ベンチャーについて学ぶことで起業に関するポイントだけでなく、自身の会社に対する見方も変化するのではと考えて受講を決めました。
授業で最も印象に残っているのは、Exitまでを視野に入れて会社経営することの重要性です。この授業を受けるまでは「企業をいかに発展させるか」という視点で仕事を実施していました。しかし、IPOやM&A、未上場維持などの手段もある中で、何をもって意思決定するのか、経営者として最適な判断とは何なのかを深く考えさせられました。この経験から現在働いている会社の見方が変わり、以前と比べてより経営者の視点で会社の取り組みを考えるようになりました。
リスクフリーで、失敗を通じて学び成長できる環境。
グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。
グロービスでは学びだけではなく、人的ネットワークの広がり、志の醸成など普段生活しているだけでは得られないさまざまな経験を重ねることができます。私自身、社会人になってからこれほどの学び、人的ネットワークの構築、志の醸成を行えるとは考えてもいませんでした。また、単科生期間を含めて3年もの間トライ&エラーができる環境は大変貴重です。仕事では失敗は許されないかもしれませんが、グロービスでは何度でもトライ&エラーを繰り返して成長できます。ぜひ自分の可能性にチャレンジしてみてください。
体験クラス&説明会日程
受講をご検討中の方は「体験クラス&説明会」にお気軽にご参加ください。グロービスの授業内容や雰囲気を体感したことがきっかけで、一歩踏みだした在校生や卒業生がたくさんいます。実際に参加された方からは「グロービスの学びを疑似体験したことで、実務に活かせるイメージを掴めた」「授業の熱量や実践的な学びに刺激を受けた」といったコメントをいただいています。
また「体験クラス&説明会」では、忙しい社会人の皆さんが学び続けられる仕組み(各種制度や具体的なスケジュール)もご案内しています。各キャンパスでは、実際の授業で使う教材(ケースやテキスト、参考書)をお手元でご覧いただくことも可能です。パンフレットやWebサイトでは伝えきれないグロービスの魅力をご紹介します。