川口 美香子さん 川口 美香子さん

「ワクワクする学び」と
「支え合える仲間の存在」が
あるからこそ頑張れる。

  • アース製薬株式会社
  • 研究開発本部 研究部 部長

川口 美香子さんMikako Kawaguchi

PROFILE

京都大学大学院エネルギー科学研究科卒業後、2003年にアース製薬株式会社入社。入浴剤の研究開発に携わる。いったん退職し、サービス業や小売雑貨のバイヤー職などを経て、2011年にアース製薬株式会社に復職。再び研究員として日用品の商品開発に取り組みながら、マネジメント経験を積み、現在は研究部長として、部門全体のマネジメントを担う。ひとりでも多くのお客さまに喜ばれる商品を、メンバーがワクワクしながら開発できる組織を目指す。


※肩書はインタビュー当時のものです

立場が上がり手に入る情報は増えたが、それらに対峙する力がない。

MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

社内で研究開発業務を主幹していますが、責任あるポジションに上がっていくにつれ、会社全体の経営に関わる情報に触れる機会が多くなりました。また、日々直面する課題は、自部門だけで解決できる部分は少なく、「なぜ起きているのか?どう変えていけばよいのか?」と部門横断的に考える力が不足していることを痛感していました。

自分なりに正しいと思うやり方で行動したものの、「本当に今のやり方でよいのか?」と悶々としている状態でした。立場が上がって見える景色が変わり、手に入る情報も増えましたが、それらに対峙するための力が足りていませんでした。そこで、「ヒト・モノ・カネ」という経営全般に関わるスキルを身に付けたいと思うようになったのです。

知らない世界が、まだまだたくさんある。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

まずグロービスの体験クラス&説明会に参加しました。「クリティカル・シンキング」に触れ、そのとき感じた充実感が忘れられず、直感にしたがって単科生として学び始めました。仕事が忙しく、しかもキャンパスからは遠い場所に住んでいたのですが、単科生制度や授業振替制度、オンラインクラスなど、社会人が学び続けやすい環境が整っていたので、迷わず最初の一歩を踏みだすことができました。

単科生として受講を始めたときは、本科(大学院)入学はまったく考えていませんでした。しかし、どの科目を学んでも、自分の知らない世界がたくさんあることに知的好奇心が刺激され、もっと学びたいと思うようになったのです。また、さまざまな業界や職種の仲間との出会いが新鮮で、「グロービスで学び続けたい」と本科への入学を決意し、結果としてMBAを志すこととなりました。

川口 美香子さん

悩みを共有し、ともに支え合い、ときにはバカになってはしゃげる仲間ができる。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

ひとつは、実践的な学びです。グロービスは、研究テーマを掲げ論文を書き上げるような、特定の領域の知見を深めるスタイルではありません。卒業までに100以上の多種多様なケース(企業事例)に基づいて、営業やマーケティング、人事などケースの主人公の立場で議論し、意思決定の疑似体験を繰り返すスタイルです。ビジネスの現場を常に意識した教員の巧みなファシリテーションによるディスカッションは、まるで自分がケースの主人公になったかのような没入感を味わえます。グロービスの授業では常に、自分ごととして考え、実務を意識した意思決定を求められるので、実践力が鍛えられているという実感があります。

もうひとつは、人的ネットワークです。グロービスは学生と教員、事務局スタッフの距離がとても近いです。皆さんいつも笑顔で出迎えてくれ、親身に学生と向き合ってくれます。そして、お互いの悩みを共有し支え合い、ときにはバカになって一緒にはしゃげる多くの仲間ができます。正直、この年になってそんな仲間ができるとは思ってもいませんでした。こうした仲間たちやグロービスのアットホームな空気感の中にいると、ひとりでは乗り越えられない試練をワクワクに変えられます。ビジネススクールは単にビジネスの知識を学ぶためのもので、もっと堅い雰囲気の場所だと思っていたのですが、グロービスは人的ネットワーク形成にも重きを置いていて、いい意味で大きなギャップがありました。素の自分のままで交流できるグロービスの仲間との出会いは、私にとって一生の財産です。

川口 美香子さん

不安な気持ちより、学ぶことの楽しさのほうが勝った。

出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?

一番不安を感じていたのは、仕事との両立です。単科生として通っている途中に部長に昇格し、140名が在籍する部門の責任者となりました。求められる役割が変わり、今まで以上に忙しくなる中、学びを続けるための時間をとれるのか、不安が募っていました。仕事に活かすために学んでいるのに、予習・復習もそこそこに、単位を取得するためだけに授業に出ることになっては本末転倒だという思いから、出願することを本当に迷っていました。

それでも出願したのは、単科生時代にまるで魔法をかけられたかのように、学ぶことの楽しさに魅せられてしまったからです。不安な気持ちより、楽しさが勝ちました。また、単科生として受講したことで、入学後の生活スタイルをクリアにイメージできるようになったことも、出願に踏み切きれた理由のひとつです。本科に進んでからは同時に複数科目を受講するため、より多くの時間を捻出する必要があるのですが、単科生時代に自然に仕事の生産性向上の意識が高まっていたこともあり、学びと仕事の両立にうまく対処できていると思います。

「一人一人のメンバーが、輝ける場作り」もリーダーの仕事。

入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

たくさん変化があるのですが、その中でひとつあげるならリーダーシップの在り方です。「組織行動とリーダーシップ」という科目で、偉大なリーダーの組織変革手法を学び、エンパワーメントを強く意識するようになりました。ぐいぐい引っ張るだけがリーダーシップではなく、「一人一人のメンバーが、輝ける場作り」もリーダーの仕事という考えが芽生え、実際に部門運営に取り入れています。

また、グロービスでの学びをメンバーに伝えるようになりました。とくに、若手に身に付けてほしいプレゼンテーションやファシリテーションのスキルについては、該当する科目での学びを自分なりの言葉に置き換え、イメージしやすい事例とともに伝える努力を続けています。学びを自分の中だけで終わらせず、部門全体のレベルアップにつなげたことで、「研究部は若いメンバーの活気があっていいね!」と社内外からうれしい言葉をかけてもらえるようになり、組織変革の手ごたえを実感しています。

あすか会議でつながった縁から、新しい商品開発につながった。

グロービスの人的ネットワークを通じて得たものは何ですか?

グロービスではあすか会議という、全国の学生や教員、各分野のリーダーが一堂に集うカンファレンスが年に1回開催されます。あすか会議では、さまざまなセッションが開かれるのですが、その中のひとつに登壇者である経営者やイノベーターの方と、少人数でテーブルを囲み意見交換できる機会があります。

あすか会議に参加した当時、私は新しい商品の研究開発に携わっていました。他部門とどのように合意形成し、イノベーティブな商品をどのように生みだすべきか、進め方に悩みを抱えていたのです。そんなとき、「大企業の中でどのようにイノベーションを起こすか」をテーマにディスカッションするセッションに参加し、解決の糸口を見いだすことができたのです。

その後、実際にお仕事でご一緒させていただくご縁にもつながりました。また、このとき得た新しい商品開発の方法を社内に取り入れ、メンバーたちに新たな視点を提供できたと同時に、プロジェクトが前に進むようになりました。グロービスでつながるご縁は、お互いグロービスに関わりがあるというだけで、プロジェクトそのものが前に進んでいく原動力になる気がしています。

学びを活かせばすぐに効果の出る、黒魔術のような科目。

受講した科目の中で特に印象に残っている科目は何ですか?

パワーと影響力」です。クラスの冒頭に、担当教員から言われた「MBAで得る知識だけでは、仕事で成功することは難しい。何が正しいかを知っているだけでは不十分。皆さんが描くありたい姿を実現するには、人や組織を動かす際に最も有効な手法を用いて、リーダーシップを発揮することが必要」という言葉が印象的でした。

仕事はひとりでできるわけでなく、責任範囲やプロジェクトが大きくなればなるほど、多種多様な人たちを巻き込む必要があります。結局のところ、仕事の成功の可否は、どれだけ多くの人を巻き込めるかに行き着くと思います。

授業では、人に動いてもらう方法を「相手の理解」と「自分のパワーのつかい方」の両面から、体系的に学ぶのですが、目から鱗が落ちるような多くの気付きを得られました。当時、リーダーとして悩んでいたことも、この科目を受けたことで霧が晴れるように解消していきました。明日からつかえて、すぐに効果が出る。まさに黒魔術のような最強の科目だと思っています。

川口 美香子さん

「ワクワクする学び」と「支え合える仲間の存在」があるからこそ頑張れる。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

このページをご覧の皆さんの中には、仕事や家庭との両立を考えると、なかなか決心がつかない方が多いのではないでしょうか。私も皆さんと同じでした。でも、勇気を出して一歩踏みだしたことで、これまで見たこともないような景色を見ることができています。世界観が大きく変わり、新しいことにチャレンジすることを恐れなくなりました。

ふとした瞬間に「仕事や家庭との両立がとても大変なのに、なぜ自分もみんなも、こんなに頑張れているのだろう?」とよく思います。私の中にある答えは、「ワクワクする学びと支え合える仲間がいるから」です。グロービスには、誰に対しても平等に「自分を変える」機会が用意されています。あとは、皆さんが一歩踏みだすだけです。ぜひ勇気を持って飛び込んでみてください。

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