衛藤 昂さん 衛藤 昂さん

アスリートとしての強みを
ビジネスの世界での強みに
変えたかった。

  • 食品会社 / 一般社団法人Jump Festival 代表理事

衛藤 昂さんTakashi Eto

PROFILE

社会人アスリートとして業務と競技を両立し、陸上競技・走り高跳びにおいてリオ五輪・東京五輪に出場。業務では人財育成や社内教育、スポーツを通じた地域活性化に取り組んでいる。また、競技仲間と「陸上競技のイベント運営団体」を設立し、アフター五輪における新しいスポーツの価値づくりに挑戦している。


※肩書はインタビュー当時のものです

アスリートとしての強みをビジネスの世界での強みに変えたかった。

MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

2020年3月、走り高跳び選手として東京オリンピックに向けてトレーニングを行っていましたが、新型コロナウイルスの影響で大会延期が決まりました。そのことで、それまで「スポーツはみんなを元気にする力がある」と信じて疑わなかったのですが、「スポーツの価値って何だろう。自分の価値って何だろう」と考え始めるようになりました。

学生時代、ジャンプ力や試合の駆け引きなど、アスリートとしてのスキルを磨いてきましたが、これらはビジネスの場で活かせるものではありませんでした。しかし、スキルの習得に至ったプロセスは自らの強みとして活かせるのではないかと考えていました。18年間の競技生活で培った経験を「感覚」で終わらせるのはもったいない。競技終了後のキャリアやビジネスの世界でその強みを「再現性・有用性」あるものにしていきたいと思ったのがMBA取得を考え始めたきっかけです。

ビジネスや経営への劣等感が、ポジティブな想いに変化。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

人生の大半をスポーツの世界で生きてきて、ビジネスや経営の世界に対して劣等感を抱いていました。単科生として受講を始めたときに、田久保研究科長の「」に関するセミナーに参加し、劣等感について質問をしました。すると「劣等感を抱くことなどまったくない。むしろ何万人の観客の前でプレーする経験ができる人はごくわずかであり、その分野でトップになった経験は何物にも変え難い強み」というメッセージをもらいました。

この言葉に大変励まされ、自身の強みをビジネスの世界で活かせるように、グロービスで学び続けようと考えました。

これほど多様性に富む学生が集っているビジネススクールは、ほかにはない。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

多様なバックグラウンドを持つ社会人たちとともに学べることです。経営者、研究者、大学教授、ソムリエ、看護師、MR、事業継承者など、グロービスには本当に多様な人たちが学んでいます。私もスポーツ選手という特殊な職業でありますが、他分野で活躍する仲間から学べることが多々あり、また自分の専門分野が客観的に見てどうなのかを知る機会にもなっています。

これほど多様性に富む学生が集っているビジネススクールは、ほかにはないと思います。多彩な学生が集っているからこそ、さまざまな考え方や価値観を受け入れてくれる文化が醸成されるのだと思います。こうした環境で学べることが、グロービスの最大の魅力だと感じています。

異なる立場のクラスメートと学ぶことで自分の強みを自覚した。

出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?

ビジネススクールで学ぶのは初めてで、しかもビジネス経験が乏しい私は、授業で的外れなことを言ってしまうのではと、とても心配していました。しかし、自分とは異なる立場のクラスメートの考えを新たな視点として吸収する中で、アスリートとしての視点で考えられることは自分の強みだと実感するようになり、発言することへの不安は払拭されていきました。

単科生を経て、2021年4月に大学院(本科)へ入学しました。同じ時期にオリンピックの選考会が始まるため、試合と両立しながら授業に出席できるのか、学び続けられるのかを心配していました。選考会の時期は、2科目を受講していましたが、授業振替制度をうまく利用してオンラインクラスで受講できたことで、授業を1度も欠席することはありませんでした。

新たなキャリアとして社団法人の設立を決意。

入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

「跳躍競技のイベントを通じて、競技の普及や地域の活性化に貢献したい」という想いから、一般社団法人Jump Festivalを設立しました。

これまでは「誰かやってくれないかな」と待ちの姿勢でしたが、「誰かではなく、自分なんじゃないか」と思い始めました。「マーケティング・経営戦略基礎」で学んだSWOT分析では、「強み×機会」が重なるところにチャンスがあると考えます。現役アスリートでMBAの勉強をしている自分と、オリンピックでスポーツへの関心が高いタイミング。まさに自分の強みと機会がそろったのではないかと考え、今やるしかないと思いました。競技生活で培った経験とビジネススクールでの経験がつながり線となった瞬間でした。

グロービスで学び始めたことで、「アフター東京五輪における新しいスポーツの価値作り」というビジョンの下、新たなキャリアを進めることができています。

自分とは異なる立場のクラスメートから新鮮な視点をもらえる。

グロービスの人的ネットワークを通じて得たものは何ですか?

一般の方に、どうしたら分かりやすく跳躍競技の魅力を伝えられるか考えるきっかけを得ました。私はずっと、陸上競技やスポーツに親しむ人に囲まれて育ってきたので、周囲の人に「走り高跳びは、踏み切りの衝撃が大きいので週に1回しか跳ばない」や「試合直前は集中しているけど、前日までは普段通り過ごしている」といった話をしても、すぐに納得してもらえました。しかし、クラスメートに同じ話をすると「どうして?」や「面白いね!」と新鮮な反応が返ってくることが多く、競技の魅力についてどう伝えたらよいか、考え直すきっかけになりました。

グロービスにはスポーツが好きな学生が多く、ファンの視点で「こう伝えたら、魅力的に聞こえるはず」など、いつも新たな視点を授けてくれます。営業やマーケッター、デザイナーなど、グロービスの仲間から、跳躍競技に対して、本当にさまざまな見方を与えてもらっています。

リーダーとして、「自信」を持つことができるように。

受講した科目の中で特に印象に残っている科目は何ですか?

ファイナンス基礎」と「組織行動とリーダーシップ」の2科目です。これらの科目に、一般社団法人の設立に向けて背中を押してもらいました。

「ファイナンス基礎」は、世の中の期待利回りに応える事業を作りたい。投資価値のある事業を作りたいと考えるきっかけになった科目です。そして、「組織行動とリーダーシップ」は、「参加型」というリーダーシップの発揮方法があることに気付かせてくれた科目です。それまでリーダーは、上から引っ張り上げる「指示型や達成志向型」でなければならないという固定概念があり、自分はそのようなリーダーになれる自信がなく、悩んでいました。しかしこの科目を受講してからは、自分のリーダーシップの方向性や役割、存在価値に自信を持つことができるようになりました。

成し遂げたい「志」を実現する準備を。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

成し遂げたい、実現したいと思える「志」が現れたとき、実現させるスキルを磨いて準備をしているからこそ、思い切った決断ができます。人生一度きりです。迷ったらGOだと思います。

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