織田 雪世さん 織田 雪世さん

自分の可能性を信じ、
「前進する力」。

  • 株式会社カネカ
  • Performance Fibers Solutions Vehicle ・幹部職

織田 雪世さんYukiyo Oda

PROFILE

京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科修了。西アフリカのガーナで計8年間生活し、女性美容師に関するフィールド調査や、在ガーナ日本国大使館・JICAガーナ事務所にて国際協力業務に従事。帰国後は株式会社カネカのアフリカ系向け頭髪装飾用繊維事業に参加。商品開発、技術、営業を経て、現在もアフリカ向け事業に携わっている。著書:『髪を装う女性たち―ガーナ都市部におけるジェンダーと女性の経済活動』(松香堂書店、2011年)


※こちらの記事は、在学時のインタビューとなります

私は残りの長い人生をこのまま過ごすのか。

MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

部署異動で壁に直面し、自身の能力や現状に危機感を抱いたことがきっかけです。

私は大学院生のころ、西アフリカ・ガーナに滞在し、女性美容師に関する調査研究をしていました。その中で、人々にとって髪は「喜びや自信、勇気をくれる大切なもの」であると知りました。たとえ毎日が大変でも、鏡の中の自分を美しいと感じることができれば、力が湧き、前に進めるのです。鏡に映る自分の印象を、最も大きく変えるものは髪です。髪型を変えれば、新しい自分に出会うことができる。それは自分の可能性の扉を開くことに等しいと私は思います。こうした経験から、「髪のおしゃれを通じて、アフリカ系の人々をますます美しくする」というを掲げるようになりました。そんな私にとって、髪に関わる今の仕事は天職です。

しかし、部内の異動で急に営業を担当することになり、大きな壁に突き当たりました。同じ髪に関わる仕事でも、それまで商品開発や技術関連の業務に携わってきた私には、販売戦略の立て方や営業視点の考え方など、分からないことばかり。しかも課長級の職位にありながら、判断力も人を動かす力も、圧倒的に足りませんでした。試行錯誤してもうまくいかず、自信を失い、無力感が募る日々。ある日ふと「人生100年時代と言われる中で、私は残りの長い人生をこのまま過ごすのか」と考え、ぞっとしたのです。「このままでは駄目だ。体系的に経営を学び、思考の軸を作りたい」と思い、グロービスの門を叩きました。

織田 雪世さん

グロービスの在校生に背中を押され、入学を決意した。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

友人や他社で活躍している管理職の方、元上司などがグロービスを受講しており、以前から評判を聞いて気になっていました。しかし、20~30代のビジネスパーソンが受講しているというイメージを抱いており、「自分が今から学び始めても、もう遅いのではないか」と思い込んでいたのです。

そのため、大学院に通うのではなく、「グロービス学び放題」というオンライン学習アプリで学ぶことを選択しました。そうしたある日、知人にこの話をしたところ、その方が実はグロービスの在校生であることを知ったのです。「あなたなら大丈夫。学び始めるのに遅過ぎることはない。40代の方々も学んでいるし、グロービスには多様な社会人が集まっている」と背中を押され、グロービスに入学することを心に決めました。

学生同士が助け合い、刺激を与え合いながら学ぶカルチャーがある。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

グロービスで学ぶ魅力は、大きく3つあります。1つ目は、実践的で質の高い学びが得られる授業です。授業は教員によるファシリテーションのもとディスカッション形式で進められ、学生同士で活発な議論が行われます。教員陣は経験豊富かつ個性的で、人間的な成長につながる示唆が得られます。

2つ目は、さまざまなバックグラウンドを持つ仲間との出会いがあることです。授業だけでなく、セクション活動勉強会などを通じて、多様で優れた仲間と関係性を築けます。グロービスには、学生同士が助け合い、刺激を与え合いながら学ぶカルチャーがあります。忙しい中、仕事との両立を頑張れるのは、こうした仲間のおかげです。

3つ目は、忙しい社会人が学び続けられるように、さまざまな制度が整っている点です。グロービスでは、科目ごとに複数のクラスが開講されており、スケジュールに合わせてほかのクラスに振り替えて受講をすることができます。通学とオンライン、大阪校と東京校などの振替受講も可能で、スマホやパソコンから簡単に申込みできるので、急な会議や出張、転勤があっても学び続けられます。

「大変だけど、ここで学び続けたい」と思うほどの魅力がある。

出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?

一番大きな懸念点は、「仕事と学びを両立できるか」ということでした。グロービスの授業は2週間ごとに1回3時間で行われ、毎回予習と復習が必要になります。さらに、勉強会やセクション活動、クラブ活動などの課外活動も活発です。私は毎期、2~3科目を同時に受講しようと考えていたので、そのための勉強時間を捻出できるかを心配していました。

実際に学び始めてみると、仕事をしながらの受講はやはり大変でした。しかし、「なんとか仕事と両立して、ここで学び続けたい」と思うほどの魅力が、グロービスにはあるのです。そこで、出勤前後に勉強する時間を設けたり、携帯電話の音声読み上げ機能をつかって隙間時間にテキストを予習したりするなど、工夫しながら勉強に取り組むようになりました。考えるべきは「両立できるか否か」ではなく、「どうやって両立するか」なのだと思います。そんな私の想いを理解し、応援してくれる家族や職場には、いつも感謝しています。

織田 雪世さん

成し遂げたい大義を前にして、自分の流儀に固執する価値はあるのか。

入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

視野が広がり、目の前の業務を経営全体の一部として捉えられるようになりました。以前は経営の3要素である「ヒト」「モノ」「カネ」をバラバラに捉えていました。人材や組織への興味が薄く、数字も苦手だったため、マーケティングなどの「モノ」系科目以外に関心を持てずにいました。しかし、グロービスでの学びを通じて、経営ではこれら3要素が不可分の関係にあると気付いたのです。その結果、以前よりも全体感や組織運営の視点を持って仕事ができるようになりました。

またグロービスの授業では、能力開発だけではなく、価値観の転換につながる示唆も得られます。例えば、「志のためには、内心の抵抗感をも乗り越えるべき」という考え方は、私が今も大切にしている気付きです。これは「パワーと影響力」という科目の中で出会ったものでした。人を動かすには、自分の行動変容も含め、さまざまなアプローチが求められます。しかし正直なところ、「自分には自分の流儀がある。組織のやり方に合わせるなんて嫌だ」といった抵抗を感じることもありました。そんなときに授業で「成し遂げたい大義を前にして、自分の主義主張や流儀にこだわることにどれほどの価値があるだろうか」と投げかけられて、はっとしました。組織の中で他者を動かしたいのなら、相手の状況や要望を考え、お互いにとってプラスになる選択をする必要があると学んだのです。それからは、自分の流儀に固執するのではなく、大局観を持って適切な行動を取ろうと心掛けるようになりました。

織田 雪世さん

独学では得られない、仲間と学ぶ魅力がある。

グロービスの人的ネットワークを通じて得たものは何ですか?

私はもともと人見知りで、人と一緒に何かを成し遂げることが不得意でした。個人で進めるような仕事が多いこともあり、チームで壁を乗り越えたり、誰かに頼ったりするという感覚が分からなかったのです。その結果、部署異動で行き詰まった際に、悩みをひとりで抱え込み、無力感を抱くようになってしまいました。

しかし、グロービスのリスクフリーな環境で多くの仲間と交流する中で、他人と関わることに消極的だった自分の姿勢が変わっていきました。グロービスには「give & give & give」という助け合いの精神があります。授業や勉強会など、さまざまな場面で「助けてくれる仲間がいる」「私も誰かの役に立てる」と思えるようになりました。そして、ディスカッションを重ねて意見をブラッシュアップしていく楽しさや、頼れる仲間がいることの心強さを感じるようになったのです。さらに、異なる意見を調整するためのコミュニケーション手法も学べるので、人と一緒に何かを進めていくことに対する苦手意識が薄れていきました。これらは、独学では気付けなかったことだと思います。グロービスの人的ネットワークを通じて、仲間と学ぶ魅力を知ることができました。

自分の可能性を信じ、「前進する力」。

受講した科目の中で特に印象に残っている科目は何ですか?

リーダーシップ開発と倫理・価値観」です。リーダーとしてのあるべき姿や倫理観、価値観を深く見つめるために、自分自身とじっくり向き合う科目でした。最も心に残っているのが、クラス最終日の出来事です。それまでの私は、無力感を取り払うことができず、不足点ばかりが目に付いて「自分にはどうせできない」という思い込みを手放せずにいました。しかし仲間の考え方や価値観に触れる中で、私に最も足りないのは自信であり、自分の可能性を信じて「前進する力」が必要だと思い当たったのです。そして、一人一人の「前進する力」を引きだしサポートすることが、自分の成し遂げたいことなのだと気付きました。「髪のおしゃれを通じて、アフリカ系の人々をますます美しくする」という志も、そうした想いから生まれたのだと知ることができました。

教員の方からは、「思考に気を付けなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気を付けなさい、それはいつか行動になるから」というマザーテレサの言葉とともに、「あなたはきっとよいリーダーになる。自信を持って前進してください」とエールをいただきました。まだまだ成長途上ですが、このエールを心に留め、胸を張って自分が選んだ道を進みたいと思います。

「今の自分を変えたい」という想いに沿って行動してほしい。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

「これは、今の私にとって必要な出会いだ」――そんな直観が働いたことはありませんか。私には、人生で何度かそういう経験があります。そのひとつが、グロービスでした。「40代での受講は遅過ぎるのではないか」と心配していましたが、いざ受講してみると「学ぶのに遅過ぎることはない」「いろいろな社会経験を得たからこそ学べることもある」と感じ、グロービスを選んだことは正解だったと思います。

入学への一歩を踏みだすことは、簡単なことではないかもしれません。しかし、「今の自分を変えたい」という強い想いがあるなら、その想いに沿って行動を起こしてみませんか。グロービスは、皆さんが期待している以上のリターンを得られる場です。あなたと一緒にグロービスで学べることを、楽しみにしています。

他の学生の声を見る

聞きたい質問項目

所属キャンパス

条件を追加する

業種

職種

役職

受講方法

受講のきっかけ

在校生・卒業生

性別

その他