感性と理性の両方を兼ね備えた
クリエイターに進化できる。
- 株式会社グッドパッチ(Goodpatch Inc.)
- Design Division・Business Development
小林 尚規さんNaoki Kobayashi
PROFILE
短期大学卒業後、自動車メーカーで次世代自動車の先行開発に携わる。その後、不動産業界のコンサルタントを経て、2014年からプロデューサーとして活動。クライアントのデジタルマーケティング支援と多種多様なプロジェクトやクリエイティブを手掛ける。現在は、株式会社グッドパッチのビジネスデベロップメント担当として「デザインの力でクライアントのビジネスを成功に導く」という志のもと邁進中。
※記事の内容はインタビュー当時のものです
クライアントから「パートナー」として認められるクリエイターになりたい。
MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?
2014年に前職のWeb制作会社でプロデューサーになり、がむしゃらに企画書を書いてはコンペに応募する日々を送っていたのですが、それなりに受注できていました。しかしプロデューサーになって3年目のころから、難易度の高いコンペで勝てず、悩むようになったのです。そんなとき偶然、書店で出会ったのがグロービスの『MBAクリティカル・シンキング』でした。読み進めるうちに、「これがビジネススタンダードの考え方なのか」と、無知な自分を思い知りました。それまで「MBA」という言葉すら知りませんでしたが、この先自分がどのようなスキルを身に付ければいいのか、答えが少し見えたような気がしました。
私が目指しているのは、「クライアントにパートナーとして認めてもらう」こと。クライアントと同じ視点でビジネスについて会話ができなければ、「受託するだけのクリエイター」の域は出られないと感じたことがきっかけでした。
ひとりでの学習に限界を感じ、仲間とともに学べる環境を選んだ。
なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?
グロービスの書籍を3冊ほど読破し、自分なりに勉強してみましたが、分からないところを相談できる人もおらず悶々としていました。その後、体験クラスに参加し、自分と同じように悩んでいる人と出会い、「みんな同じなのだ」と安心できた記憶があります。
2017年7月に単科生として初めて受講。授業は2週間に1度の隔週ペースで開講され、ディスカッション中心に進んでいきます。授業以外にも勉強会や懇親会など学びを高める機会やネットワークを広げる機会があり、クラスメートと励まし合い、教え合いながら学ぶことができます。これこそ私が求めていた環境でした。また、忙しい社会人にとって平日夜間と土日も通えるという点も安心材料となり、大学院(本科)入学に対する迷いはありませんでした。
多様な社会人との議論を通じ、クライアントへの提案の疑似体験ができる。
グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?
授業以外にも、ほかの学生と予習・復習を行い、学びを共有できる機会がある点です。これは普段の生活や仕事では、なかなかできない経験だと思います。ひとりで学習するよりも、業種や職種、役職、年齢が異なる多様な社会人と意見をぶつけ合うことで、納得できる解が得やすくなります。私の意見に対し、ともに学ぶ仲間が賛成・反対の意見やその理由を述べる。それに対して、さらに私が自分の考えをぶつける。こうした営みを繰り返すことを通じて、クライアントへ実際に提案する企画を紡ぎだすプロセスを疑似体験することができ、実務の大きな糧となっています。
学歴に不安があったが、明確な目的と熱意で道を切り拓くことができた。
チームや組織全体、そしてクライアントのために何ができるかを徹底して考え抜くように。
入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?
自己肯定感が高まり、今まで以上に仕事を楽しめるようになりました。グロービスでの学びを通してスキルアップできたこと、クライアントへの提案レベルが高まったことが主な理由です。
また、受講を始める前は「私が」クライアントに認められたい、「私が」プロジェクトを成功させたいという気持ちが強かったのですが、グロービスで学ぶ中で「デザインの力でクライアントのビジネスを成功に導く」という志を言語化できたことにより、仕事の進め方が劇的に変化しました。
現在は、組織力を上げるための施策を実施したり、プロジェクトのチームビルディングに関わったりと、プロデューサーという枠を超えてチームとクライアントのために何ができるかを徹底して考え抜くようになりました。
感性と理性の両方を兼ね備えたクリエイターに進化できる。
グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。
クリエイターやエンジニアといった普段はあまりビジネスサイドとのコミュニケーション頻度が高くない方々に、メッセージを贈りたいと思います。
グロービスに入学してしばらくの間は、ビジネスのスタンダードに慣れるまで大変な思いをするかもしれません。ですがその期間を乗り越えると、事業会社の課長・部長や経営者の方々と徐々に会話がフィットするようになってきます。そのころから、クリエイターとしての提案の質が変化し始めて、クライアントの反応が変わってきます。私たちクリエイターが得意とする感情的思考(エモーショナル)に、MBAの論理的思考(ロジカル)が加わり、次世代のビジネスパーソンに進化できる。そのための環境がグロービスにはあると感じています。
体験クラス&説明会日程
受講をご検討中の方は「体験クラス&説明会」にお気軽にご参加ください。グロービスの授業内容や雰囲気を体感したことがきっかけで、一歩踏みだした在校生や卒業生がたくさんいます。実際に参加された方からは「グロービスの学びを疑似体験したことで、実務に活かせるイメージを掴めた」「授業の熱量や実践的な学びに刺激を受けた」といったコメントをいただいています。
また「体験クラス&説明会」では、忙しい社会人の皆さんが学び続けられる仕組み(各種制度や具体的なスケジュール)もご案内しています。各キャンパスでは、実際の授業で使う教材(ケースやテキスト、参考書)をお手元でご覧いただくことも可能です。パンフレットやWebサイトでは伝えきれないグロービスの魅力をご紹介します。