活躍する卒業生・在校生

学生の声

デザインを戦略に結びつけて
ビジネスを展開できるように。

一般社団法人 デザイン経営研究所
代表理事

下總 良則さん Yoshinori Shimousa

下總 良則さん下總 良則さん

PROFILE

多摩美術大学を卒業後、プラス株式会社にてプロダクトデザイナーとして従事。その後、株式会社ホットファッジでグラフィックデザイナーの経験を積み、独立。世界シェア3位の広告代理店ピュブリシス傘下のビーコンコミュニケーションズ株式会社を経て、現在はデザイナーとして活動。さらに、一般社団法人RACの理事として経営メンバーに参画するなど、「デザイン×経営学」をテーマに活動を広げる。usadesign代表の他、昭和女子大学、東北工業大学、日本工学院専門学校にて非常勤講師として教鞭を執る。

ビジネスを紐解いて伝えなければ、次世代のデザイナーが不幸になる。

― MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

私がMBA取得を目指した動機はふたつあります。ひとつは、自身の経営するデザイン事務所が設立2年を過ぎたとき、経営的に苦しい状況にあり、危機感を抱いていたこと。
もうひとつは、私が非常勤講師として教鞭をとっている大学と専門学校での卒業生の悩みを耳にしたこと。その多くが、投資の回収方法や新商品の販売戦略立案、職務評価と自分の頑張りとのギャップ、大きなプレッシャーがかかる環境でのストレス管理方法など、戦略立案や組織・人事などに深く関わるものでした。学生たちにビジネスの知識を紐解いて伝えなければ、次世代のデザイナーとなる彼ら彼女らが不幸になる――そう感じていました。

このような思いを抱いていたとき、職場や自宅にいながらにして学べるグロービスのオンラインMBAを知ったのがMBA取得を考え始めたきっかけとなりました。

グロービスでの学びを活かしたことで、イベントの参加者が約7倍に。

― なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

単科生として受講していた当時、所属するデザイン団体で、次世代デザイナーの育成イベントの企画・運営を担当していました。そのイベントは、私が引き継いだときの参加者はわずか7名のみ。活動継続そのものが困難な状況にありました。

その時、受講中だった「マーケティング・経営戦略基礎」で学んだフレームワークを使い集客のアクションに落とし込んだところ、参加者を48名にまで伸ばすことができました。48名という数字は、イベント会場となる小さな町の宿泊施設が受け入れられる最大数でした。この出来事に手応えを感じ、グロービスで学び続けたいと思うようになり、出願を決めました。

通学クラスと同様のクオリティの授業がオンラインで受講できる。

― 卒業後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

当時はデザイナーとして、夜中に修正が入ったものを翌朝までに納品するといった短納期の仕事を受けていました。そのため、通学圏内にある東京校にも通えない状況でした。そんな中、通学時間0分で、通学クラスと遜色ない授業が受けられるオンラインクラスは非常に魅力的でした。

オンラインクラスは、1回90分ですので、仕事のミーティングに1回出席するのに近い感覚でクラスに参加できます。また、オンラインクラスならではのネットワークも魅力のひとつです。日本中、世界中にいる同級生から仕事を手伝ってほしいと依頼を受けるようになりました。また、オンラインクラスを受講する中で、「オンラインが、新しい可能性を広げる」という感覚が芽生え、受講前は東京に限定されていた商圏が大きく広がりました。今では、西は広島、北は八戸にまで及んでいます。

デザインを経営戦略に結びつけてビジネスを展開できるように。

― グロービスのMBAで得たものを一言で表現すると何になりますか?

グロービスの「企業家リーダーシップ」という科目で、デザイン作業やデザインを教える活動にとどまらず、「“デザイン×経営学”の軸でデザイン業界に貢献する」という志を掲げました。その志を実現するために、行動量と時間を大きく増やした結果、多くの手応えを得ています。

グロービスの同級生と立ち上げた一般社団法人RAC(里親制度の普及活動をするソーシャルビジネス)では、設立時からの理事として、対外的なデザイン作業はもちろん、デザインという行為を経営戦略に結びつける「デザイン経営」を担当できていることも、そうした手応えのひとつです。設立してまだ1年3ヵ月の現在ですが、日経ソーシャルビジネスコンテストで優秀賞を受賞したり、デザイン経営の観点で執筆した査読付き論文が日本デザイン学会にアクセプトされたりと、デザイナーがこれまであまり関わってこなかった領域でデザイン経営の実績を得られています。

困難な状況でも打ち手を生み出す知見と共に経営を担える仲間。

― グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

困難な経営の状況下でも打ち手を吟味できる深い知見と、共に経営できる仲間の存在です。
かつて、自身のデザイン事務所がかなり経営的に苦しい時期があったのですが、当時は改善のために何をしたらよいのか見当もついていませんでした。しかし今では、何が有効な打ち手なのか、吟味できるようになりました。

特に「経営戦略」「顧客インサイトとブランディング」という科目では、デザイナーの職能を経営戦略に活かせることを再認識できた科目でした。また、「リーダーシップとメンタルヘルス」を受講して、メンタル不調で悩む若手デザイナーの相談に応えられるようになりました。「志」領域の科目である「企業家リーダーシップ」では、「なぜ経営学を学ぶのか?」という問いに対する同級生の想いの深層に触れて共感を抱き、この科目を受講した同級生とともに、先ほどのRACと、自身が代表理事を務めるデザイン経営研究所とを設立するに至っています。

オンラインでも、期待を裏切らない濃厚な授業が提供されている。

― 入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

昨今、デザイン経営が注目されていますが、デザインという行為がデザイン経営と同義なのではありません。デザインと経営、両方の知識が必要なのです。

グロービスのカリキュラムは、時代の機微を感じて常に刷新されており、実務に活かせる点が多い内容になっています。また、常に突発的な仕事や短い納期に迫られることから、通学時間が確保できず学ぶことを諦めていた私ですら、卒業できる環境がグロービスにはあります。加えて、オンラインのクラスは、通学時間0分です。通学が叶わずとも学びたいという想いを裏切らない、濃厚な授業がオンラインでも提供されていて、同じ気持ちで学ぶ世界中の仲間に出会うことができます。

こうした数々の魅力を持つグロービスで、ぜひ皆さんも学んでもらいたいと思います。デザイン業界をデザイナーの力でより良くする――そのハンドルを握る力がつく学びがグロービスにはあります。
このインタビューを読んでくださるクリエイティブ職の方の気持ちを、少しでも後押しできたらと願っています。

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下總 良則さんのページ。実践的なMBA(経営学修士)のグロービス経営大学院。リーダー育成のビジネススクールとして、東京・大阪・名古屋・仙台・福岡・横浜・水戸・オンラインでMBAプログラムを提供しています。