山田 洋一さん 山田 洋一さん

「見える景色が変わった」という
先輩の言葉が後押しに。

  • 大手自動車部品メーカー
  • 経営企画部 

山田 洋一さんYoichi Yamada

PROFILE

名古屋大学経済学部経営学科卒業後、「ものづくりを通じて日本のひいては愛するこの地域の発展に貢献したい。」と言う想いを持って三河の自動車部品メーカーに入社。11年間、製造部門で新製品の製造ラインの立上げ、生産管理を担当。現在は経営企画部で全社の中・長期戦略立案を担当している。「愛される未来」を実現すべくグロービスでの学びを活かし奮闘中。


※こちらの記事は、在学時のインタビューとなります

まずは1科目と思い受講。その授業で自分の知識の浅さを痛感。

MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

私は入社した頃から仕事を通じて成長していきたいという意欲が強く、独学で仕事の基礎知識や経営の勉強をしていました。しかし学ぶほどに「今の職場を離れたときに自分は一人のビジネスパーソンとして世の中で通用するのか?」という疑問が出てきました。独力で学ぶことの限界も感じており、中小企業診断士の資格取得を考えていました。

そんな時にグロービスに在学していた友人に「経営を体系立てて学ぶならMBAという手段もある」と教えてもらったのがMBAの取得を検討し始めたきっかけです。

そこで、まずは1科目受講してみようと「クリティカル・シンキング」を受講。授業を重ねていくうちに自分の知識の浅さを痛感し、次第にMBAに興味を持つようになっていきました。

山田 洋一さん

学生の多様な意見、教員からの鋭い質問が飛び交う「濃い授業」。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

独学で机に向かうだけでは得られない学びがあると感じたからです。受講する前は、他の大学院と同じように教員が一方的に話す「講義形式」の授業を想像していました。

しかし、グロービスの授業に参加してみるとまったく違っていました。学生は「自分が社長の立場ならどんな意思決定をするのか」を考え抜いて授業に臨みます。授業中、グロービスの学生はとにかく発言します。ある学生が発言すると、クラスメートが別の視点で意見をかぶせることで議論が広がり、さらに教員の鋭い質問の投げかけによって議論が深まっていきます。

教科書通りの回答を用意するのではなく、ビジネスの最前線で活躍する学生や実務家教員だからこその内容の濃い議論は、グロービスでしか経験できません。こうした議論に積極的に参加する中で、視点が高まり、視野が広がって行くことを感じました。

互いに学び合うマインドを持った仲間たちとともに成長する。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

「共に学ぶ仲間の存在」が大きな魅力です。真剣に学ぶ学生たちの中に身を置くことは、生来怠け者の私にとって大きな刺激となっています。

グロービスに通う学生は共に刺激し合って学んでいくマインドを持っている方が多いのが特徴だと思います。授業での学びをより深めるために、学生が自主的に勉強会を開催することがあるのですが、各業界のプロフェッショナルである学生が主催してくれることもあり、授業外でも大きな学びを得る機会があります。例えば、学生数が多いグロービスではどの科目でも多くの場合、専門家がいますので、経理業務に携わる学生がアカウンティングの勉強会を開き、人事担当者が人材マネジメントの勉強会を開催するなど、共に学び合っています。

また、グロービスでは勉強会だけではなく、懇親会も頻繁に開催されますし、SNSでの交流も盛んで、授業以外にも刺激を得られる機会が多いのがグロービスで学ぶ魅力だと思っています。

「見える景色が変わった」という先輩の言葉が後押しに。

出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?

「MBAがどこまで実務に活きるのか」が、不安でした。本科に進めば2年間という時間を投入することになり、費用面でも決して安くはない投資となります。また「MBAの知識がどこまで今携わっている生産管理の仕事に活かせるのだろうか?単科生として学びたい科目だけ学べば十分ではないか?」とも感じていました。

しかし、各科目の授業を終えると、明確にアウトプットの質や、そこに至るまでのプロセスを意識するようになります。こうした経験を1年間積み重ねるうちに、自分自身の成長に手応えを感じられるようになり、「今の会社でもっと大きな仕事に取り組みたい。そのためにもっと学んでいきたい」と考えるようになりました。

最後はMBAを取得した先輩の「見える景色が変わった」という言葉に背中を押され、本科への進学を決意しました。

山田 洋一さん

論理だけでなく感情への配慮も含め、「人を動かす」方法を学べた。

入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

ビジネスの現場で起きていることの原因と結果の関係を多角的に分析する力と、相手に伝える力が身についてきたと感じています。授業ではケース(企業事例)の当事者になりきって、時には従業員に対して、時には投資家に対して、その人たちに実際に動いてもらうつもりで考え、コミュニケーション方法を検討します。こうした営みを繰り返していると論理には限界があり、共感を得た上で動いてもらう伝え方が大事である、ということに気づかされます。

現在、私は経営企画部門で働いています。会社の将来の「あるべき姿」を描き、現在とのギャップを分析し、そのギャップを埋めるための戦略を立案し、実行してもらうことが仕事です。戦略を立てる上では、ロジカルに分析し説明する能力を問われることはもちろんですが、実行面では多くの関係者の共感を得て行動してもらうために、エモーショナルな部分に配慮することが必要になります。この部分で、グロービスで学んだことが大いに役立っています。

学び始めてまだ1年。しかし、見える世界は確かに変わった。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

「意思あるところに道はある」とリンカーンは言いました。私は「成長したい」という強い意思を持ってグロービスの門を叩きましたが、確かにそこには成長のための道があり、その道を進むことで見える世界が変わりました。「成長したいけれど何をしたらよいかわからない」という不安な方は、ぜひ単科生から挑戦してみてください。授業の予習や復習と仕事との両立は確かに大変ですが、3ヶ月の授業を終えると確実に力がつき、自分のアウトプットが変ったことに気がつくはずです。

私も最初は一歩踏み出すことだけでも、おっかなびっくりでしたが、「とにかく前に踏み出せ!」と厳しくも温かく見守ってくれる教員や悩みに真剣に向き合ってくれる仲間たちのお陰で、視座が高くなり視野が広がっていく手応えを感じられています。これから入学される皆さんとも、切磋琢磨できることを楽しみにしています。

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