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学生の声

企業の成長や存続の
決め手となるのは、やはり人。

株式会社 コメ兵
代表取締役社長

石原 卓児さん Takuji Ishihara

石原 卓児さん石原 卓児さん

PROFILE

大学卒業後、ヨドバシカメラに入社し、新宿西口本店1階カメラ売場に勤務。その後、父親の急逝により、家業である株式会社コメ兵に入社。カメラ、時計、アメカジ衣料で売場経験を積み、2003年東京大型初出店である有楽町店長、新宿店店長など、立ち上げ店長を経験。コメ兵のマーケティング部門である営業企画部を立ち上げた後、代表取締役社長に就任。

※肩書はインタビュー当時のものです

自らの知識不足を理由に、若手からの提案を無下にしたくなかった。

― MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

事業承継に向けた危機感を感じたから。また、若手からの提案を理解し、経営に活かしていく知識がない自分を鍛え上げる必要を感じたから――これに尽きます。

社会人としての第一歩は、東京新宿にあるカメラ量販店でした。そこで、商売の厳しさと楽しさの両方を学びました。しかし、父の急逝を受けて名古屋へ戻り、家業のコメ兵へ入社することになりました。コメ兵に入社して最初に配属されたのはカメラ売場であり、その後1年おきにアメカジ衣料売場・時計売場で商品知識を習得し、販売と買取業務を行っていました。入学時の私は、株式会社コメ兵のマーケティングおよび店舗営業施策などを考える営業企画部長という立場であり、数年後には事業承継を控える身でもありました。

しかし、当時の私にあるのは、言ってみれば商品知識のみ。それでも一定の評価をされてはいましたが、この先、事業を承継し、経営者として必要なビジネススキルがないという危機感がありました。

またこの時期、社内研修の充実などから、優秀な若手の台頭を感じていました。一方で「若手からの提案や意見を、自らの知識不足を理由に無下にしたくない、彼らの意見や提案を理解し、経営に活かすためにも、私がしっかりと経営を学ばなくては」と考えていました。この2つのことがMBA取得の動機です。

凄まじい成長意欲を持った仲間たち。この人たちと一緒に学べば、厳しさから逃げずに、成長できると感じた。

― なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

初めてグロービスで受講した教員との出会いが大きな理由です。コメ兵のマーケティングを担う立場だったため、グロービスで「マーケティング・経営戦略基礎」という科目を受講しました。その授業で教員の考え方、一つの正解にとらわれない教え方、相手のインサイトを引き出し、議論を深める授業スタイルなど、教員の質に感銘を受け、グロービスが自分を鍛えるには最適なスクールだと考えるようになりました。
 
また、クラスメートの皆さんの成長意欲にも凄まじいものを感じました。この人たちと一緒に学べば、厳しさから逃げずに切磋琢磨できる、自分自身も成長できると感じたのです。

逃げずに努力する習慣が生まれ、学び方のコツも身についた。

― グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

教員と学生が持っている、熱い「志」と成長意欲が魅力です。

在学中、忙しい業務と通学を両立させる厳しさから、何度も逃げ出しそうになりました。ときには、予習不足で授業に臨んだこともあります。しかし、予習不足の考えの浅い状態で授業に参加しても、不安な気持ちから、熱量が入った議論ができず、周りに迷惑をかけてしまいました。周囲の学び、そして自らの学びのためにも、逃げずに努力する習慣が生まれ、学び方のコツも身につきました。

独学では、理解度と学びの深さという面で、限界があると思います。授業中、様々なケース(企業事例)で学び、授業後の懇親会なども通じて教員や学生と何度も議論しながら、受講を重ねるうちに、経験値も増え、自らの知見に変わってきます。そうなってくると、自分の会社で同じような事案が発生したら、自分はどのように対策を練るか、と具体的に考えられるようになりました。

経営者として求められるシビアな意思決定。学んだことを振り返りながら、慎重に行う。

― 卒業後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

経営者となった今、最終決定を私が下すことになりました。上司に相談できていた従来と異なり、今は、私の代わりに意思決定をしてくれる上司がいません。グロービスで学んだ意思決定プロセスを思い出しながら、慎重に決定を下しています。

意思決定することに慣れることはなく、常にその怖さを感じつつ、慎重に行っています。我々経営者の果たす役割はきわめてシビアです。敗れることは決して許されない、そう肝に命じています。敗れないためにも、意思決定に必要な情報収集を、以前よりきめ細やかに行うようになりました。

企業の成長や存続の決め手となるのは、やはり人。

― グロービスのMBAで得たものを一言で表現すると何になりますか?

いろいろ学んだことはあるのですが、人材開発や人材マネジメントがいかに重要かを学びました。結局、人を雇い、人を育て、人を作り上げていくことが大切で、かつ困難であるかを学びました。

経営の必須要素は、ヒト、モノ、カネそして情報です。中でも、もっとも重視すべきは人づくり。人づくりこそ、物、金、情報全てに関わり、企業の成長や存続の決め手となるのも、やはり人です。今後も、人材マネジメントに重きを置きつつ、経営を行っていきたいと考えています。

今の自分に満足していないならば、ぜひ足を踏み出してほしい。

― グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

グロービスへの入学後、今の業務と本当に両立できるのかと不安に思われる方は多いでしょう。在学中、自由な時間は確実に減るなど、デメリットもあります。しかし卒業後は、自信を持った社会人生活が送れるはずです。

そのことは、人生における大きな変化をもたらすと思います。
今の自分に満足しきれていない方は、勇気と覚悟を持ってその一歩踏み出してください。その一歩は、人生の大きな変化に向けた一歩になると信じています。

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石原 卓児さんのページ。実践的なMBA(経営学修士)のグロービス経営大学院。リーダー育成のビジネススクールとして、東京・大阪・名古屋・仙台・福岡・横浜・水戸・オンラインでMBAプログラムを提供しています。