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投稿日:2026年01月08日
投稿日:2026年01月08日
【名古屋でMBAを検討している方へ】グロービス経営大学院名古屋校の在卒生の体験談・基本情報を紹介
監修者
- 本橋敦子
- グロービス コンテンツオウンドメディアチーム
グロービス経営大学院は、実践的な経営スキルと、人生の羅針盤となる「志」、そして一生涯のつながりとなる人的ネットワークを得ることができる社会人向けのMBAプログラムです。
本記事では、グロービス経営大学院名古屋校の基本情報(立地、学生の声、学位、プログラム、学費)や、入学検討者からのよくある質問(入試内容、準備)などを網羅的に紹介します。
グロービス経営大学院名古屋校の基本情報
立地・アクセス
グロービス経営大学院 名古屋校は、名古屋駅直結のJRゲートタワー27階にあり、忙しい社会人の方にも通学しやすい立地です。
- 住所: 〒450-6627 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-3 JRゲートタワー27F
- 交通: JR・市営地下鉄(東山線・桜通線)・名鉄・近鉄「名古屋」駅/桜通口方面に直結
名古屋校の特色:学生の多様性と強固なつながり
グロービス経営大学院の魅力の一つは学生の「多様性」にあり、名古屋校も中部・東海エリアの中心として様々なビジネスパーソンが集います。
- 学生の属性: メーカー勤務者、中小企業の経営者、医療関係者、会計士、弁護士など、幅広い業種・職種・役職・年齢の方が在籍。
- 学びの環境: ビジネスの第一線で活躍する経験豊富な教員から学ぶだけでなく、多様な学生同士で経験や知恵を分かち合い、互いに刺激を受け合う環境が整っています。
名古屋校の大きな特長は、世代を超えてつながる強固な学生間の人的ネットワークと、学生と事務局が一体となって能力開発・人的ネットワークの構築・志の醸成を最大化しようとする校風にあります。
- 逆境から生まれた強固な絆:2007年の名古屋校開校当時、名古屋は2000年代初頭に創設された構造改革特区制度の「株式会社による大学院設置」が解禁されていませんでした。そのため、名古屋校も大学院として認可されず、非学位のビジネススクールとしてスタートしました。しかし、その逆境下でも変わらぬ熱量を持って学んでいた当時の学生が、現在の名古屋校の基盤を築き、今でも同窓会組織(G会)のハブとなり、現役生とつながり続ける文化が脈々と受け継がれています。
- 名古屋校から全国へ広がったコミュニティ:グロービス経営大学院の全キャンパスに広がる「事業承継者の会」(事業承継に関わる学生限定のコミュニティ)も、名古屋校から始まりました。名古屋校開校初期の学生が研究・起業プロジェクト(※)で創業300年の長寿企業が繁栄し続ける要因について探求したことがきっかけでした。
※研究・起業プロジェクト:リサーチ型とビジネスプラン型のいずれかを選択でき、半年間、教員のアドバイスのもと、審査に合格した数名のグループで成果物を作ります。リサーチ型では、授業で使用するケースや書籍の出版、紀要などを作成します。 - 学生と事務局が一体となって価値最大化を図る校風:名古屋校は一人ひとりの顔や名前、特徴を把握しやすい学生規模のため、学生と事務局の距離感が近く、授業以外の学事イベントや有志の活動において共に良い学びの場を創るべく協力し合っています。日々の対話を大切にし、互いの状況に寄り添う姿勢の積み重ねが、名古屋校ならではの温かくも刺激的な雰囲気を作り出しています。
名古屋校の学生の声
名古屋校には、多様な背景を持つビジネスパーソンが集まり、経営スキルを体系的に学びながら、「志」を醸成し、その実現のために切磋琢磨・相互に支援し合う人的ネットワークを構築する環境があります。
実際に、名古屋校の卒業生からは、以下のような体験があった/変化・成長があったという声をいただいています。
経営スキルと志の実現への貢献
多くの卒業生・在校生が、グロービス経営大学院での学びがキャリアや仕事への姿勢に具体的な変化をもたらしたと述べています。
- 藤田医科大学 准教授 大杉 泰弘さん(卒業生)は、「総合診療をインフラに」という自身の志を実現するため、「MBAで得られる経営のスキルが必要」だと入学を決意。卒業後、「志の実現に向けて抜け目なく、着実に近づけるようになった」と述べ、学びを通じて「自分自身の器を広げられた」ことを最大の収穫としています。
- 株式会社Magic Shields 代表取締役 下村 明司さん(卒業生)は、発明を社会に広く届けるために「ビジネスとして成立させるスキルが必要」だと痛感しMBAを取得。グロービスでは「想いを『志』に昇華し、それを現実にする力」と「想いを共有できる仲間」を得たといいます。
視野の拡大と人間的な成長
グロービス経営大学院の魅力として、多様な仲間とのディスカッションによる視野の広がりと、人間的な成長を挙げる声が多くあります。
- 弁護士法人オールスター 代表弁護士 星野 一郎さん(卒業生)は、それまでの「経験則や直感」に頼った経営から脱却し、「意思決定の再現性を高めたい」という課題意識から入学。グロービスの「価値観やカルチャーに好感を持てた」ことが選択の決め手となり、「仲間とのディスカッションを通して視座が高まり、人として成長できた」と評価しています。卒業後には、自身の「志を言語化でき、人生や仕事における軸ができた」と語っています。
- 株式会社gene 法人管理室 CAO 五嶋 早稀さん(在校生)は、昇格に伴う能力開発の必要性を感じて入学。多様なバックグラウンドを持つ仲間との交流を通じ、「自分の世界や価値観がぐっと広がった」と実感しています。また、仕事においては「起きている表面的な事象に囚われず、広く周りの状況も視野に入れて多面的に考え、本質を見極めようとする癖が付いた」と変化を述べています。
ここまでのまとめ:名古屋校の特色・得られる価値
名古屋校は、名古屋駅直結という高い通学利便性、実践的な経営スキルを体系的に習得できるカリキュラム、そして中部・東海エリアのリーダーが集う質の高いコミュニティが融合した学びの場です。
ここまで紹介した基本情報や学生の声を整理すると、名古屋校特有の価値として例えば以下の3点があります。
- 「継続しやすさ」と「実践性」の両立: 名古屋駅直結JRゲートタワー内という立地は、仕事と学びを両立させる上で大きな支えとなります。また、先進性と普遍性を兼ね備える実践的カリキュラムのもと実務家教員が届ける学びは、ビジネス・組織を前進させ志を実現する確かな力となります。
- 多様性により育まれる多角的な視点: 製造業、医療、士業など、地域を代表する多様なプロフェッショナルとの議論・対話を通じて、自分一人では到達できない多角的な視点や経営判断の軸を養えます。
- 一生涯続く、信頼できる人的ネットワーク: 開校以来の伝統である「学生と事務局が共に学びの場を創る校風」から生み出される機会を通じて、卒業後も互いに高め合い、支え合える仲間を得られます。
学位・プログラム概要
グロービス経営大学院では、下記の修了要件を満たすことで学位(MBA)が授与されます。
学位と修了要件
- 授与学位: 経営学修士(専門職)/ Master of Business Administration
- 修業年限: 標準2年〜最長5年
- 修了要件: 必修科目を含む36単位以上を修了し、所定の基礎学力テストに合格すること
※なお、科目履修においては、名古屋校の学生は名古屋校のクラスを履修することが多いですが、他キャンパスやオンラインのクラスを併用する方も多くいます。
グロービス経営大学院では、新事業の創造や組織変革、経営の舵取りなどビジネスパーソンの様々な学びのニーズにお応えすべく、2つのMBAプログラムを提供しています。
1. テクノベートMBA(略称:TMBA)
- 対象者(年齢目安): 20代・30代
- 主な学習目的: テクノロジーのビジネスへの実装力やクリエイティビティを高め、新たな価値の創造をリードする
2. エグゼクティブMBA(略称:EMBA)
- 対象者(年齢目安): 40歳以上
- 主な学習目的: 自己変革力・組織変革力の習得、テクノロジーへの精通を通じて、経営・マネジメントを担う
【名古屋校での開講】
名古屋校では、TMBA・EMBAのいずれのプログラムも開講します。
- TMBAは、名古屋校を含む全キャンパスで開講します。
- EMBAは、2025年度は東京校・オンライン校で開講し、2026年度より名古屋校含む全キャンパスで開講します。
学費
標準修業年限2年間での学費総額は、入学金80,000円と受講料3,250,000円を合わせた3,330,000円です。
※2027年度(2027年4月入学者)より、受講料を3,450,000円に改定予定です。
本科生の学費(標準2年間)
- 本科入学金:80,000円
- 受講料(2年間):3,250,000円
- 2年間総額:3,330,000円
専門実践教育訓練給付金の利用
グロービス経営大学院は、専門実践教育訓練給付金の指定講座です。
一定の要件を満たした場合、最大128万円の給付金が支給され、実質負担額は1,970,000円となります。
その他の学費サポート
- 奨学金: 年収700万円未満の方を対象とした25万円の奨学金があります。
- 教育ローン: 日本学生支援機構の奨学金や提携教育ローンが利用可能です。
入学・入試の時期
グロービス経営大学院への入学は年に1回の4月となり、入試は年に3回(5月・9月・1月)実施しています。(詳細はこちら)
注意点: 同一年度に複数回出願できません。
入試内容
出願資格
原則として、入学時点で企業・官公庁等における原則2年以上の社会人経験(フルタイム勤務相当)を有し、大学を卒業している方などが対象です。(詳細はこちら)
上述の出願資格に該当しない方は、出願に先立ち出願資格審査に応募いただく必要があります。
出願資格審査の応募締切日時は入試の応募締切日時よりも早いため、お早めにご準備ください。
選抜方法とプロセス
書類審査(一次)と面接(二次)の2段階で総合的に評価します。
- 一次審査(書類審査): 出願システムから提出いただいた情報・書類(基本情報、職歴・学歴、課題エッセイ、証明書など)を基に審査
- 二次審査(面接・オンライン): 書類審査通過者に対し、約30分間のオンライン面接を実施
効率よく出願準備を進めるためのポイント
- 証明書の手配: 卒業証明書と成績証明書は、出身学校から取り寄せるのに時間を要する場合があるため、優先してご準備ください。
- アカウント作成: 早めに出願システムのアカウントを作成・ログインし、実際の入力画面を見て必要な準備の全体像を掴むことで、それ以降の準備をスムーズに進められます。
入試を検討している方からよくいただく質問
入試の倍率は公開していないのですか?
入学試験の倍率は非公開となっています。
グロービス経営大学院では、出願者の約90%が単科生制度を利用して実際のクラスを受講した上で出願の意思決定をします。
各科目では授業中の発言の量・質やレポートの点数で総合的に評価され、下位約10%の方は不可(もしくは「ローパス」)となります。
このように、ディスカッション中心の授業への貢献がある方や実際に受講してグロービスが自身の学ぶ目的に適う場であると確認できた方のみが出願に至るため、一般的な入試倍率との比較は難しく、倍率は公開はしていません。
入試ではどのような点が評価されますか?
入学者に求められる資質(アドミッション・ポリシー)に沿って、「創造と変革の志士」として将来活躍できる資質を厳正に評価します。そのため、受験生には高い水準の志と能力が求められます。
選考では、以下の2つの要素と、多様な学友及び教職員と協働して良き学びの場を作っていく姿勢が重視されます。
- スキル(能力): 論理的思考力、実行力、対人間関係力など、実務で必要とされる能力
- ウィル(志): 自分の人生で何を成し遂げたいのか、社会にどのような創造と変革をもたらしたいのかという志
入試の準備はどうしたらいいですか?
課題エッセイ
課題エッセイは、「スキル(能力)」や「ウィル(志)」を伝える上で重要です。時間をかけて言語化し、具体的に伝えられるようにご準備ください。
志について理解を深めたい方やご自身のキャリアの棚卸をしたい方は、『志を育てる』の書籍も参考にしてください。
面接の準備
面接は提出いただいた情報や書類の内容をもとに、受験者の経験、能力や志向、学ぶ姿勢を総合的に確認します。以下の点を意識して準備するとよいでしょう。
- 「スキル」と「ウィル」の提示: これまでの職務経験で培った「スキル(能力)」と、社会にどう貢献したいのかという「ウィル(志)」の両方について、具体例を交えて説明できるようにしておく。
- 自己認識の深化: 出願書類に記載した内容の背景や、それを通じて何を学び、今後どう活かしたいのかを深く掘り下げて話せるように自己認識を深めておく。
学ぶ姿勢と協働意欲の明示: グロービスの「多様な学生同士で学び合う環境」を理解し、異なる年齢や業界の仲間と積極的に協働する姿勢や、自己成長への高い意欲を明確に示せるようにしておく。
出願に向けて
入試の内容や準備の進め方、クラスの雰囲気やキャンパス等の学習環境について確認したい方は、体験クラス&説明会や個別相談にお気軽にご参加ください。
(詳細はこちら)
その他のよくいただく質問
社会人でも働きながら通学できますか?
できます。
クラスは平日夜間(19時〜22時)と土日(終日)に開講しており、ご自身のスケジュールに合わせて履修できます。
忙しいビジネスパーソンでも通いやすいよう、振替受講制度や通学・オンラインクラスの併用履修など各種制度・サポート体制が充実しています。
卒業までにどれくらいの期間が必要ですか?
標準修業年限は2年間ですが、最大5年間まで在学が可能です。
長期履修制度を利用し、3年で修了される方は一般教育訓練給付金(上限10万円)の対象となります。
経営者や起業を考えていないのですが、そのような方も学んでいますか?
学んでいます。
今いる企業で新規事業を立ち上げる方、社内変革を推進する方など、組織や社会に創造と変革をもたらすことを目指す多様なビジネスパーソンが学んでいます。
監修者
本橋敦子
グロービス コンテンツオウンドメディアチーム
大学卒業後、全国紙の記者として10年勤務。仙台支局で事件・事故、裁判、行政、スポーツ、東日本大震災の被災地を取材したほか、異動後の東京経済部では流通・小売り、通信、フェムテックなどをテーマに執筆した。現在はグロービスにて、オウンドメディア「GLOBIS学び放題×知見録」の編集等を担当。

