カリキュラム

科目詳細

サスティナブル経営とリーダーシップ 講座詳細

この科目では、ケーススタディや講師指定の教材などを題材に、持続可能で責任ある経営と企業価値創造の両立について、ケースの主人公と受講生間の視点を対比しながら対話を重ね、受講生自らが変革を厭わない企業経営のあり方について考えを深め、新たなリーダーシップへとパラダイムシフトする手助けを行います。

※「ESG経営とリーダーシップ」は、2024年度より「サスティナブル経営とリーダーシップ」に名称変更しました。

  • 展開
  • 特別講座
  • EMBA
    優先
  • 1.5
    単位
  • レポート
    DAY4
    提出
  • 全6回
  • 35人
    CLASS
  • ケース
    メソッド

科目概要

地球環境の悪化、政治・経済の対立、急激な技術進化、社会格差の拡大など、社会の複雑性や不安定性がかつてないほど高まっています。企業は株主や顧客だけではなく、従業員、地域社会や環境など多様なステークホルダーと対峙し、持続可能で責任ある経営を求められるようになりました。しかしながら、このような要求に直面するリーダーの多くには、いまだ確信の持てる解が存在していません。

この科目では、ケースや講師が指定した教材などを題材に、「サスティナビリティを重視した責任ある経営とは何か」、「企業価値創造と両立するために求められる変革は何か」について、ケースの主人公と受講生自身の視点の違いをあぶりだしながら、受講生同士で対話を重ねます。そして、受講生自身が変革を厭わない企業経営のあり方について考えを深めながら、新たなリーダーシップへとパラダイムシフトする手助けを行います。

※2022年、2023年に「ESG経営とリーダーシップ」を受講した者は履修できません。
※「ESG経営とリーダーシップ」は、2024年度より「サスティナブル経営とリーダーシップ」に名称変更しました。
※科目の特性上、振替や休学制度のご利用はできません。

受講対象者

この科目は、リーダーとして活躍されるすべての方、企業経営を通じて、持続可能性や社会善と企業価値の両立を実践する意思をお持ちの方を対象としています。 該当分野の事前知識・経験は問いません。

各回のテーマとケース

Day1

セッション A
テーマ :
持続可能な社会に向けた新たなリーダーシップの萌芽
ケース :
年金基金は世界を変えようとすべきか?GPIFによるESG推進の舞台裏
セッション B
テーマ :
企業は誰のもの?
ケース :
ブラックロック 目的と利益を結びつける

Day2

セッション A
テーマ :
ステークホルダー・エンゲージメント
ケース :
ネスレ・ウォーターズ・ノース・アメリカ:フロリダ帯水層を巡る水利権
セッション B
テーマ :
ステークホルダー・エンゲージメント
ケース :
ネスレ・ウォーターズ・ノース・アメリカ:フロリダ帯水層を巡る水利権

Day3

セッション A
テーマ :
外部不経済の解消とパーパスの刷新
ケース :
タバコのない世界?サステナビリティ・マテリアリティ・マトリクスの構築
セッション B
テーマ :
外部不経済の解消とパーパスの刷新
ケース :
タバコのない世界?サステナビリティ・マテリアリティ・マトリクスの構築

Day4

セッション A
テーマ :
価値創造とコーポレートガバナンス
ケース :
ダノンとファベール:ESG経営と株主資本主義
ESGの「見えざる価値」を企業価値につなげる方法
セッション B
テーマ :
価値創造とコーポレートガバナンス
ケース :
ダノンとファベール:ESG経営と株主資本主義
ESGの「見えざる価値」を企業価値につなげる方法

Day5

セッション A
テーマ :
価値創造と責任経営
ケース :
イーロン・マスクの大きな賭け
セッション B
テーマ :
価値創造と責任経営
ケース :
イーロン・マスクの大きな賭け

Day6

セッション A
テーマ :
企業経営と社会との共生
ケース :
ブルネロ・クチネリの人間主義的資本主義
セッション B
テーマ :
企業経営と社会との共生
ケース :
ブルネロ・クチネリの人間主義的資本主義

※クラスで使用するケースや教材、得られる学びは体験クラス&説明会にてご確認できます。

参考書

ESG入門 新版 経営、投資での実装

アムンディ・ジャパン(編集)
日本経済新聞出版(出版)