カリキュラム
科目詳細
科目概要
アカウンティングとは、企業活動における会計を意味します。この「アカウンティング基礎」科目は、会計の専門家ではなくマネジメントを目指しており、ビジネスにおいて最低限必要とされる財務会計・管理会計の基礎知識と、それらを用いた企業会計における意思決定に資する能力を身につけたいという方を対象としています。またアカウンティングをはじめて学習される方を対象とした科目です。
特に「アカウンティング」の企業経営に果たす役割、基本的な概念や分析手法を理解したうえで、経営戦略や事業特性がどのように財務数値に反映するか、財務数値から経営上の問題をどう発見し、意思決定を行えばよいのかについて、考えるための基礎知識を習得することを目標としています。
そのために、
- (細かい知識ではなく)アカウンティングの全体像を理解できるようになること
- ビジネスの現場で使える知識のベースを持つことにフォーカスして設計されています。
※この科目では事前知識のインプットとして、予習段階で動画学習を行っていただきます。
アカウンティング基礎 科目紹介(1分52秒)
受講対象者
マネジメントとしてビジネスで最低限必要とされる財務会計・管理会計の基礎知識を身につけたい方、またはこれまでの断片的な知識を体系的に整理したい方を対象とします。
こんな方にお勧め
- 書籍を読んだだけでは、仕事への活かし方が分からなかった方
- 取引先の業績を分析したいと考えている方
- 財務諸表から競合の強み、弱みを読み解きたい方
- 基本的な会計の用語の意味を理解した上で、仕事に活かしたい方
各回のテーマとケース
Day1
セッション A |
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セッション B |
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Day2
セッション A |
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セッション B |
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Day3
セッション A |
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セッション B |
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Day4
セッション A |
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セッション B |
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Day5
セッション A |
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セッション B |
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Day6
セッション A |
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セッション B |
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※クラスで使用するケースや教材、得られる学びは体験クラス&説明会にてご確認できます。
受講した学生の声
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決算の数字をもとに、現状分析と自部門の役割を考えられるように。
千葉 亜矢子さん
「技術職だから、お金のことは知らなくていい」と勝手に決めつけていました。しかし「クリティカル・シンキング」や「マーケティング・経営戦略基礎」などの科目を受講するうちに、技術職でも事業の収益構造を理解していなければ、優れたサービスを世に送りだすことは難しいと感じ、受講を決めました。
グロービスで学び始めるまでは、恥ずかしながらPLやBSという言葉を聞いたことがありませんでした。そんな私でも、財務諸表を分析する上で何がポイントになり、どういう点に注目すべきなのか徐々に分かるように。会計に対するイメージが、大きく変わりました。受講後は自社の決算書に目を通し、数値をもとに現状を把握し、自身が携わっている事業が全社の収益にどのように関わっているのか、会社から自部門は何を求められているのか、などを考えるようになりました。仕事の意義や価値を多面的に評価できるようになり、仕事がより楽しくなったと感じています。
携わる事業の見方を大きく変えるきっかけになると思いますので、ぜひ多くの方に受講してもらいたい科目です。
※肩書はインタビュー当時のものです
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アカウンティングにまったく関わりがない方も、心配なく基礎を固められる。
櫻井 崇晴さん
アカウンティングは管理部門の仕事で、自分には関係ないと思っていました。しかし「アカウンティング基礎」は経理担当者だけではなく、全てのビジネスパーソンが最低限身に付けておくべき会計の基礎知識を得て、財務データを活用した意思決定ができるようになるための科目だと知り、受講を決めました。
企業活動を定量的に分析・評価するためにどのような視点を持ち、財務諸表のどこに目を付ければよいかを、現役実務家の教員が持つさまざまな事例を通じて学ぶことができます。ケース(企業事例)を用いた演習を通して、「この会社の強みはどこにあるのか?この先も利益を出せるのだろうか?今の収益構造で今後も事業を存続できるのだろうか?」といったアカウンティング的な視点から企業を評価できるようになりました。
また、自分の業務が財務諸表にどう影響するのかを理解できるようになったため、経営指標やKPIの実現のために具体的に何をすべきか、自分の言葉で説明できるようになり、迷いなく仕事を進められることが増えました。
今までアカウンティングにまったく関わりがない方も、心配なく基礎を固められる構成になっています。経営において財務諸表分析のスキルは必須ですので、全てのビジネスパーソンに受講をおすすめします。
※肩書はインタビュー当時のものです
事後推奨科目
この講座の受講後に、以下の講座を履修すると、より発展的な内容まで理解することができます。