高い向上心を持った、
幅広い分野で活躍する
社会人とともに学べる。

大手自動車メーカー
国内販売事業本部　グループマネジャー

横山聡雄さんAkio Yokoyama

PROFILE

東北大学卒業後、日本に貢献したいという想いから、大手自動車メーカーへ入社。国内販売事業本部に配属され、国内事業中期戦略立案、新型車販売戦略立案、マーケティング戦略、需給計画立案業務などに携わる。2020年より、グループマネジャーに従事。グループメンバーのマネジメント・人材育成に注力しながら、日々の業務を推進中。

※記事の内容はインタビュー当時のものです

激しい環境変化の中で、このままでは必要とされる人材にはなれない。

MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか？

今後、自動車業界を取り巻く競争環境は、さらなるグローバル化の進展や競合の多様化など、ますます激しくなると想定されます。こうした中で、これまで通りの枠組みに沿って、目の前の仕事をこなしているだけでは、必要とされ続ける人材にはなれないと感じていました。先々のキャリアを見据えたとき、普段携わる業務領域だけでなく、多面的で高度な能力を身に付ける必要があると考えるようになりました。そこで、以前から興味のあった経営戦略やマーケティングなどを体系的に学び、ビジネススキルの底上げを図るため、MBAの取得を検討し始めました。

ここで学び続ければ、レベルアップできると確信した。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか？

ビジネススクールを検討する中で、グロービスの体験クラス＆説明会に参加しました。マーケティングや経営戦略に関する内容だったのですが、ディスカッション形式で非常にスピード感のある授業に強い刺激を受けました。

その後、単科生として受講をスタート。グロービスの授業は、教員の巧みなファシリテーションのもと、学生が積極的に発言し、意見交換しながら進みます。さまざまな視点から多種多様な意見が飛び交う授業を受けるたびに、「周りに置いていかれないよう、自分もさらに成長しなければ」とよい意味で危機意識を感じていました。

また、さまざまなバックグラウンドを持つ仲間と交流を深める中で、彼ら、彼女らの高い問題意識や向上心に触れる機会も多くありました。そうした刺激のある環境なら、自分もレベルアップできるのではないかと思い、グロービスを選択したのです。

高い向上心を持った、幅広い分野で活躍する社会人とともに学べる。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか？

グロービスで学ぶ魅力は、大きく2つあると思います。1つ目は、高い向上心を持った幅広い分野で活躍する社会人とともに学べることです。能力開発を行う上で、切磋琢磨できる仲間がいるということはとても心強いと思います。また、グロービスというプラットフォームを通して、普段出会わないような人と交流することができます。授業だけではなく、学長セッションや各種セミナーなどの学事イベントもオンラインで参加できるので、住んでいる場所に関係なく、多彩な人的ネットワークを築くことができます。

2つ目は、高い実務能力とファシリテーションスキルを持つ教員陣による、議論中心の授業です。グロービスではしっかりと予習していることを前提に、ディスカッション形式で授業が進められます。教員から本質に迫る問いが投げかけられ、それに対して学生が自分なりに考え抜いた意見を伝える。それに対して、教員やともに学ぶ仲間から意見が追加される。こうしたやりとりから新たな気付きを得たり、思考を深めたりできる点も魅力的だと思います。

学びのサイクルをまわす中で、不安は時間とともに解消されていった。

出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか？

グロービスでは、事前に予習を行った上で授業に臨むことになっており、予習にかける時間が確保できるかという懸念がありました。最初は予習に時間がかかり、タイムマネジメントに苦労することもありました。しかし、予習・授業・復習のサイクルをまわす中で、徐々に「課題の本質は何か？」「今、自分が考えなければならないことは何か？」を意識しながら取り組めるように。その結果、効率的に予習を進められるようになり、不安は時間とともに解消されました。

また、授業時間外に行われる仲間たちとの自主勉強会に積極的に参加していたことも、予習を効率的に進められるようになった理由のひとつです。勉強会でのコミュニケーションを通じて、自分にはなかった観点を養えたことで、徐々に予習や復習の効率が上がっていることを実感しました。学生同士の関係構築を行う上でも、勉強会は非常に有効だと思いますので、皆さんにもぜひ積極的に参加してもらいたいと思います。

「自分」ではなく、「組織」を主語にして物事を考えられるように。

入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか？

グロービスではケース（企業事例）をつかって、「自分が経営者であればどう判断するか」という意思決定の疑似体験を繰り返します。そのため職場でも、「自分が上位者であればどう考えるか？」「本質的な課題は何か？」という視点を常に持つようになり、仕事に対する姿勢が大きく変わりました。それに伴って、アウトプットの質が向上し、メンバーに対する指示もより的確に出せるように。さらに、上位者との認識のずれも減り、コミュニケーションがスムーズになりました。

また、授業ではケースに基づいて議論が展開されるので、事業部長や人事部長、仕入れ担当者などさまざまなポジションを疑似体験することになります。その結果、「仕事はひとりで進めるものではなく、上司や同僚、後輩、関係会社の方を含めた多くの方の支えがあって初めて成立する」という考えを常に持つようになりました。「自分」ではなく、「組織」を主語にして物事を考えられるようになり、視野が広くなったと思います。

一生付き合える友人ができたことは、何よりの財産。

グロービスの人的ネットワークを通じて得たものは何ですか？

グロービスでともに学ぶ仲間と、「日本ビジネススクールケースコンペティション（JBCC）※」に参加しました。JBCCの予選に向けて参加メンバーと議論し、事業課題の理解を深め戦略を策定する日々には、メンバー間の意見の相違や時間との戦いなど、多くの難所がありました。

しかし、一人一人の意見を深掘りして丁寧にすり合わせ、多様な角度から分析して深い考察を重ねることで、納得できるアウトプットに辿り着くことができました。結果は、惜しくも予選敗退となってしまいましたが、課題を突き詰めて考える過程で、深い考察力を習得できました。また、本気で意見を交わし合ったことで、メンバーと信頼関係を築くことができました。一生付き合える友人ができたことは、何よりの財産です。

※日本ビジネススクールケースコンペティション（JBCC）…JBCCは、日本企業が抱える問題に対して、日本全国のビジネススクールの学生が課題を抽出し解決に向けた戦略提言を競う大会のこと。

担当業務をこなすだけでは、決して得られない学び。

受講した科目の中で特に印象に残っている科目は何ですか？

「アカウンティングI（財務会計）」が印象に残っています。業務では習得が難しいアカウンティングの基本的な知識や財務諸表を分析するスキルを身に付けることができた貴重な機会となりました。

また、この科目では、アカウンティングの基本的な知識だけではなく、経営戦略におけるアカウンティングの位置付けやマーケティングなどほかの分野との関連性まで深く理解することができる構成になっています。加えて、スピード感のある授業展開が心地よく、集中力を途切れさせることなく学べました。その結果、瞬発的に判断する力が身に付き、実務においても大いに役立っています。

志の高い仲間との学びが、自分の可能性を何倍にも高めてくれる。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

能力開発を行う場の選択肢は、複数あると思います。しかし、グロービスのような、高いビジネススキルと豊富な経験を持つ教員や志の高い学生たちとの人的ネットワークの構築をできる場は、ほかにはないと思います。

昨今のような環境変化のスピードが激しい時代に生き残るためには、担当業務から得られる経験や組織の育成制度だけに頼るのではなく、自分で自分の能力を開発する必要があると思います。ひとりでは限界だと思えるようなことも、切磋琢磨できる仲間がいると「まだまだ自分にもできる」と不思議と力が湧いてきます。そうした仲間を得られるグロービスは、皆さんの可能性を何倍にも高めてくれるはずです。成長した自分と出会えるグロービスでの学びを、私は心からおすすめします。

体験クラス＆説明会日程

受講をご検討中の方は「体験クラス＆説明会」にお気軽にご参加ください。グロービスの授業内容や雰囲気を体感したことがきっかけで、一歩踏みだした在校生や卒業生がたくさんいます。実際に参加された方からは「グロービスの学びを疑似体験したことで、実務に活かせるイメージを掴めた」「授業の熱量や実践的な学びに刺激を受けた」といったコメントをいただいています。

また「体験クラス&説明会」では、忙しい社会人の皆さんが学び続けられる仕組み（各種制度や具体的なスケジュール）もご案内しています。各キャンパスでは、実際の授業で使う教材（ケースやテキスト、参考書）をお手元でご覧いただくことも可能です。パンフレットやWebサイトでは伝えきれないグロービスの魅力をご紹介します。