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学生の声

横井 羽衣子さん横井 羽衣子さん

異動先は別世界。
本を読んでもしっくりこず、
グロービスへ。

日本マイクロソフト株式会社
クラウド & エンタープライズ マーケティング本部 シニア プロダクト マネージャ

横井 羽衣子さん Uiko Yokoi

PROFILE

大学では文学部哲学科を専攻。SEを経て、2001年に日本マイクロソフトへ転職。開発者としてクラウドなどを一通り経験した後、現職のマーケティング部門へ異動。 

※肩書はインタビュー当時のものです

異動先は別世界。本を読んでもしっくりこず、グロービスへ。

― MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

社会人になってから20年以上、エンジニアとして働いてきました。現在の会社でもエンジニアとして入社しましたが、子どもが中学生になり手がかからなくなったことをきっかけに、マーケティング部門へ異動しました。同じ会社だから何とかなる、これまでの仕事の進め方でも通用するだろうと思っていました。ところが実際は全くの別世界で、同じ日本語なのに何を言っているのか全く理解できず、初日から途方に暮れてしまいました。同じ部署のメンバーは、「一貫性のある考え方」に基づき業務を進めているようでしたが、それが何なのかわからなかったのです。

もしかすると、マーケティングの定石のようなものがあるのかもしれないと自分なりに調べ、フレームワークというものがあると知りました。しかし、本を読んでもしっくりこず、もっと学ぶ必要があると感じ、グロービスの門を叩いたのです。

「クリティカル・シンキング」を身につけ、同僚や上司と同じ視点で会話がしたい。

― なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

同僚や上司が「MECE」という言葉を用いていたことから「クリティカル・シンキング」という考え方の存在を知りました。そこからグロービスの存在を知り、単科生として受講を開始。受講してみると、これまでロジカルに考えたことがなかったため、新しい発見の連続でした。

また授業では、考えてきた解答について相互フィードバックをする機会があります。その際、私は思考を深めていくことが苦手で、思いつくままに考えを進めてしまう癖があることに気づきました。

当初は1科目の受講で十分と思っていましたが、より学びを深めていきたいという思いと、グロービスの独自領域である「テクノベート(※)」に惹かれ、本科への出願を決めました。

※「テクノベート」は、テクノロジーとイノベーションを組み合わせたグロービスの造語です。

視座が高まり、全体の戦略を意識した決断ができるように。

― グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

さまざまな業界や職種、多様な経歴・経験を持つ方々とともに学ぶ過程で、自分の思考や視野が広がることです。

マーケティング部門に異動するまでは、プログラムや技術に関わる世界しか知りませんでした。しかし、グロービスでさまざまな業界の方や、ビジネスリーダーたちの考えに触れたことで、現場だけでなく会社全体での戦略を意識して動くようになりました。とくに、限られたリソースで会社として最大の効果を発揮するためには「やらないことを決める」のも重要な決断であると気づけたのは自身にとって大きな変化だったと思います。

また、ケース(企業事例)を通して経営者目線での決断を疑似体験できたことにより、以前よりも顧客視点で物事を考えるようになりました。その結果、実務でも技術的な説明だけでなく、なぜその技術が必要なのか全体的な戦略とともに顧客に説明できるようになりました。

新しい仕事を覚えながら、学問と両立できるのか。

― 出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?

異動したばかりでキャッチアップするのが精一杯な中、仕事と学問を両立できるかどうか不安でした。慣れない仕事で怒られ、たくさん泣き、さらに家のことも考えなくてはならない日々。仕事で成果を出せていないにも関わらず、入学する必要があるのか、両立できるのかと何度も自問自答しました。いろいろな方に相談したところ、ある人からは「基本的なこともできていないのに、そんなところに通う暇はないだろう」と言われ、またある人からは「学ぼうと思ったときが始めどき。やってみてダメならやめればいい」と言われました。

最終的には、以前の上司でMBAを取得した方から、「まずはやってみることが大切。始めなければいつまでも変わらないよね」というお話を聞いて、やってみようと出願を決意しました。

技術の完成度よりも、目的や存在意義を考えるように。

― 入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

ただひたすらに技術の完成度を追い求めるのではなく、ユーザーの気持ちやニーズを踏まえた上で、「そもそも技術とは誰のためにあるべきか」「どのように役立てられるべきか」ということを考えるようになりました。

何かを成し遂げたいとチャレンジする人たちにとって、最新の技術はとても大きな武器となります。彼らが当たり前のように技術を使って、大きな会社や組織と勝負できるような世の中をつくるために私に何ができるのか。それを常に意識することが、自社のサービスやソリューションをお客様に使っていただくための鍵になると気づくことができました。

まずはやってみることが、自分の殻を破る大きな一手。

― グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

「ビジネスを俯瞰して考えてみて」という言葉を上司や先輩から言われたことはないでしょうか。これは簡単なように思えますが、本を読むだけではなかなか習得することが難しく、実際は自転車の乗り方を覚えるように何度も何度も練習してやっと身につくものです。もし同じような悩みを持っていたら、思い切ってグロービスの科目をひとつでもいいので受けてみることをおすすめします。

さまざまな経歴や経験を持ち、何かを変革していきたいと願う人たちが集まるグロービスだからこそ、貴重な経験が得られるはずです。まずはやってみることが、自分の殻を破る大きな一手です。

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横井 羽衣子さんのページ。実践的なMBA(経営学修士)のグロービス経営大学院。リーダー育成のビジネススクールとして、東京・大阪・名古屋・仙台・福岡・横浜・水戸・オンラインでMBAプログラムを提供しています。