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学生の声

これからは技術者にとっても、
事業戦略を描く力が重要になる。

パナソニック株式会社
ソーラーシステムBU 開発管理部 主務

東方田 悟司さん Satoshi Tohoda

東方田 悟司さん東方田 悟司さん

PROFILE

広島大学大学院理学研究科修了。「将来の子どもたちのために良い環境を残してあげたい」と、太陽光発電事業を強みとする三洋電機(現パナソニック株式会社)に入社。太陽光発電のコア部品「セル」の研究開発に従事し、2013年に「世界最高変換効率24.7%」を達成。海外営業、テスラ事業推進部を経て、現在は商品戦略に従事。

これからは技術者にとっても、事業戦略を描く力が重要になる。

― MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

「将来の子どもたちのためにより良い環境を残したい」と太陽光発電事業の研究部門の門を叩いたのが社会人としてのキャリアの始まりです。当時は技術競争の渦中にあり、どれだけ効率を高められるかが差別化のポイントでした。しかし、今後は技術による差別化が難しくなり、技術者にとっても経営に関する知識や事業戦略を描ける力がより重要になると考えるようになりました。

そんな中、グロービスに通っていた後輩に話を聞く機会があり、単科生として学び始めました。その翌年に海外営業企画部へ異動となり、海外戦略を描くには経営を体系的に学ぶことが必要だと考え、入学を決めました。

「この仲間とともに成長したい」と考えるように。

― なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

私は「切磋琢磨」することで人は磨かれるとの考えを持っています。新入社員のときには若手勉強会を立上げ、専門書や論文を使って毎週のように議論していました。その勉強会を6年続けた結果、メンバーの多くが成果を挙げ、今では各技術分野での主役になっています。

それと同様にグロービスにも、授業でのグループワークでお互いの意見をぶつけ合ってひとつのストーリーを形成したり、勉強会を通して理解を深め合います。また、十数時間以上かけて作成したレポートを交換して改善できる点を指摘し合うなど、「切磋琢磨」する環境がありました。こうした営みを繰り返すうちに自然と「こうした環境で、この仲間と一緒に成長したい」と考えるようになり、グロービスを選びました。なので、大学院の選定で迷うことはありませんでした。

自分の「志」を再確認できる場所。

― グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

最大の魅力は「志の高い仲間がいる」ことです。入社時は強い想いで大きく描いていた「志」も、キャリアが進むにつれ、次第に小さく弱くなっていました。

そんな私が「志」を再認識したのは、グロービスで受けた本科の最初の授業でした。教員の方に「何のために皆さんは自分の命を使うのか?」と問いかけられたのです。他の学生たちが堂々と答えている姿を見て、ハッとさせられました。そのときのことを今でもよく覚えています。

グロービスでは、入学時のオリエンテーションで「志」を発表します。また、自分の「志」とその原体験を確認する科目もあります。グロービスには、自身の「志」を見つめ直し、それを実現するための課題を確認し、それを乗り越えるために何をすればよいのかを考える環境が整っています。何のために自分の命を使うのかについて互いに語り合うことで、自分の「志」が明確になり、仕事のモチベーションが高まっていることを日々実感しています。

論理思考力を鍛えることで効率的に学べるように。

― 出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?

当時は研究開発の上流にいたため、ビジネス知識をほとんど持ち合わせていませんでした。少しでも仲間に追いつこうと、毎日必死に予習・復習を行い、少しでも仲間から学ぼうと勉強会や懇親会にもかかさず出席していました。1科目に全力投球していたので、本科生になった際には「2科目同時での受講は無理だ」と悩みを仲間に相談したのですが、「クリティカル・シンキングを使って論点を明確にすれば、効率化できる」とのアドバイスをもらいました。実践するにつれ予習復習の時間が短くなり、その結果、パフォーマンスを落とすことなく2科目受講をやり遂げられるようになりました。お陰で仕事も早くなったと実感しています。

頭の中で描いていることとアウトプットにギャップがなくなった。

― 入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

さまざまな科目を受講するに従って、自分なりの「戦略の型」ができあがります。「これだ!」と確信に至ったのは、経営戦略の授業で自分なりの戦略の導き方を図式化したときでした。この「戦略の型」に沿うことで考える順番ややるべきことの優先順位が明確となり、今では職場での議論や企画を検討しても頭の中で描いていることとアウトプットすることにギャップがなくなりました。

また、同僚に「戦略の型」に沿って質問をすることで、彼らの持つ考えをうまく引き出せるようになり、議論が終わるころには企画書が完成している状態に導くことができようにようになりました。

「理系人間で研究開発の道しかない」と思っている方にこそ薦めたい。

― グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

私は入社以来ずっと、「自分は理系人間で、研究開発の道しかない」と考えていました。しかし、グロービスという素晴らしい環境の中に身をおく機会に恵まれ、少しずつですがビジネスに関する知見が備わり、仕事で成果を出せるようになりました。

技術面だけでの差別化が難しくなってきた時代、「技術者も経営に関する知識を持ち、戦略を描く力が大事なのでは?」と少しでも思っている方は、迷うことなくグロービスの門を叩いてみてください。新しい科目を学ぶごとに、これまで想像もしなかった選択肢が増える喜びを味わえると思います。

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東方田 悟司さんのページ。実践的なMBA(経営学修士)のグロービス経営大学院。リーダー育成のビジネススクールとして、東京・大阪・名古屋・仙台・福岡・横浜・水戸・オンラインでMBAプログラムを提供しています。