PROFILE
早稲田大学理工学部を卒業後、2006年に大和証券株式会社に入社。日比谷支店に配属になり、個人や法人への証券営業に従事。その後、営業企画部に異動し、店頭業務の運営に関する改善・ホスピタリティの向上や、ミャンマーにおける初の証券取引所開設にも携わる。現在は、新規出店の企画・運営業務に従事。
※記事の内容はインタビュー当時のものです
「業界に対する危機感」と「会社を引っ張る社員になりたい」という目標。
MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?
独立系証券会社に勤める中で、銀行、ネット証券、IFAとの激しい競争を目の当たりにし、業界の先行きに強い危機感を抱いていました。当社は、お客様に最も選ばれる総合証券グループになるため、社員に対してさまざまな社内研修や資格取得支援を行っています。私も、以前から参加しており、多くの学びを得るうちに、自社を引っ張っていける社員になりたいと思うようになりました。
このような危機感と目標を抱きながら仕事をしている中で、周りの優秀な先輩方の多くがMBAを取得していることに気づき、私も彼らと同じ目線で働きたいと思うようになり、MBA取得を決意したのです。
「今」の仕事に活きる学びと、ビジネスの「これから」を学ぶテクノベート科目。
なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?
「学びが実務に活かせるか」と「本当に働きながら通えるか」の2点がビジネススクール選びの基準でした。
まず、ビジネス研究や論文執筆などアカデミックに寄り過ぎず、実務に活かせる授業内容なのかが気になっていました。単科生として「クリティカル・シンキング」を受講してみると、すぐさま実務に活かせる学びがたくさんあり、実務に活きることを確信しました。加えて、テクノロジーが業界構造を変えうるこれからの時代を意識したテクノベート科目も魅力的でした。
また、仕事と家庭がある中で、卒業まで通いきれるかどうかも懸念していました。会社はとても理解があり、授業のある日は早く帰ることが可能でしたが、いつどこに異動になるかわかりません。そのような場合でも、グロービスには、オンライン受講も選択でき、通い続けることができることも魅力でした。
志の高い優秀な学生を結び付ける仕組みがある。
グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?
いちばんの魅力は、成長意欲の高い仲間たちとのつながりです。正直に言って、授業に出席するだけでも必要な知識は身につきます。しかし、この学びを2倍にも3倍にもしてくれるのが、一緒に学ぶ仲間です。
グロービスには、その評判を聞きつけた志の高い優秀な方々が全国から集まっています。普段の仕事では出会えない仲間たちと議論し、協力し合って、互いの学びを最大化できるカルチャーが魅力のひとつです。
グロービスには、勉強会や懇親会が頻繁に開催されますし、別のキャンパスの方や卒業生とも出会える「あすか会議」やコミュニティサイトといった「人と人とを結びつける仕組み」も整っています。また、在校生の間だけではなく、卒業後も互いに切磋琢磨できるよう「リユニオン」や「アルムナイ・スクール」など、さまざまな仕組みを通じて継続して学び合う場が用意されています。
自分の社会人経験は、仲間の学びになるのか。
出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?
出願に当たって私が悩んでいたのは、多くを吸収するために入学を決心したものの、周りに対して私が提供できることはあるのか、私の社会人経験は皆の学びに貢献できるのか、という点でした。
学生には、管理職の方、会社を経営されている方などもいらっしゃいます。大学卒業後ずっとひとつの会社に勤め、管理職でもない自分は場違いなのではないかと思うこともありました。
しかし、単科生として学んでいくうちに、自分が日々直面する課題を解決できた経験、あるいはできなかった経験が、仲間にとって実際に起こりうる貴重なケースであり、学びになるのだと感じました。それならば私にも仲間に学びを提供できる――そう確信し、出願を決意したのです。
自分のアンテナが、会社全体へと格段に広がった。
入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?
自分の視点やアンテナが、担当している業務範囲から会社全体へと格段に広がっています。
仕事と勉強とを両立し、双方の効果を高めるためには仕事と勉強とを関連づけることが重要だと考え、グロービスで学んだことをすぐに仕事に活かすようにしています。授業や仲間から学んだ知識やケースを自社に置き換え、自社をさまざまな角度で捉えなおすことで、自社の経営戦略・マーケティング・財務・人材マネジメントなどをより深く理解できるようになります。結果として、自分の担当業務外のことにも気を配れるようになり、自然と仕事に厚みと広がりが出てきています。このように学びをすぐ実務に活かせる点が、グロービスで学ぶ醍醐味のひとつです。
「グロービスに挑戦してよかった」と思ってもらえると確信している。
グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。
私は常日頃、「行動せずに後で後悔するくらいなら、行動してみて後悔したほうがよい」と考えています。
グロービスへの進学も、大いに悩みましたが、思い切って挑戦してみて本当によかったと思っています。もし、通ってみようかと悩んでいるのであれば、少しずつでもいいので、ぜひグロービスを体験してみてください。
本科への進学は、体験クラスに参加したり、1科目から受講できる単科生制度を利用したりと、グロービスの学びを体験してから考えればよいと思います。グロービスでの学びは、とても楽しいものですから、ぜひ一度行動してみてください。そうすれば、私と同じように、後悔することなど一切なく、グロービスに挑戦してよかったと思ってもらえると確信しています。
体験クラス&説明会日程
受講をご検討中の方は「体験クラス&説明会」にお気軽にご参加ください。グロービスの授業内容や雰囲気を体感したことがきっかけで、一歩踏みだした在校生や卒業生がたくさんいます。実際に参加された方からは「グロービスの学びを疑似体験したことで、実務に活かせるイメージを掴めた」「授業の熱量や実践的な学びに刺激を受けた」といったコメントをいただいています。
また「体験クラス&説明会」では、忙しい社会人の皆さんが学び続けられる仕組み(各種制度や具体的なスケジュール)もご案内しています。各キャンパスでは、実際の授業で使う教材(ケースやテキスト、参考書)をお手元でご覧いただくことも可能です。パンフレットやWebサイトでは伝えきれないグロービスの魅力をご紹介します。