小林 徹さん 小林 徹さん

すてきな人たちが集まる場で、
人生の転機となる経験を。

  • 順天堂大学
  • 医学研究科博士課程/産婦人科医局非常勤医師

小林 徹さんToru Kobayashi

PROFILE

2013年順天堂大学医学部卒業後、研修医を経て同大学産婦人科医局所属。産婦人科専門医。入局後は所属病院や都内病院勤務を経て、2020年から医学研究科博士課程で「妊婦と運動」に関して研究中。


※記事の内容はインタビュー当時のものです

医療業界での「経営」の必要性の高まりとともに増した危機感。

MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

世の中の変化が早くなるにつれて、医療という専門性を磨くだけでこの先もやっていけるのか、という危機感を持ったことがきっかけです。医療業界においても「働き方改革」など組織変革の必要性が叫ばれるようになりましたが、「医療」と「経営」の両立はとても難しいと実感していました。とくに「経営」に関しては自分の知識の浅さを感じており、そのようなタイミングでMBAを知ってグロービス経営大学院に飛び込みました。

小林 徹さん

仕事の予定が不規則な中でも学び続けられると思えた。

なぜグロービスのオンラインクラスを選択されたのでしょうか?

病院での勤務や研究活動においては、予定を立てづらいことが多く、突発的に対応しなければならない場面もあります。そのような中で授業や学事イベントへの参加ができるのか不安がありましたが、オンラインであれば学び続けられると思い、受講を決めることができました。

さらに、入学時には新型コロナウイルスが蔓延していたため、感染リスクを抑えたかったこともオンラインを選んだ理由のひとつでした。また、日本全国や海外にいる仲間とつながり、ともに学びながら交流を深められることも、オンラインを活用する良さだと思っています。

リアルタイムの熱いディスカッションが、学びを深める。

グロービスのオンラインクラスで学ぶ魅力は何でしょうか?

まずは利便性が挙げられます。世界中のどこからでも受講できるのは、受講を検討されている方にも分かりやすいメリットではないでしょうか。

一方で、オンラインはキャンパスでの授業と比べてディスカッションがしにくいのでは、と懸念されている方もいらっしゃるかと思います。しかし、グロービスでは、教員がオンラインならではの挙手機能やチャット機能を活用しながらファシリテーションするため、ディスカッションの質について心配することはありません。

授業中にリアルタイムでディスカッションすることは、学びを深める上でとても重要だと感じています。予習でケース(企業事例)に対する自らの見解をまとめ、それをもとに議論することで理解度を確認できますし、ほかの学生の意見から新たな発見をし、自身の発想にはなかった結論にたどり着くこともできます。さまざまな分野で働いている学生の実際の話を聞くことで、自らの視野が広がっていくのです。

入学前にグロービスの学びを体験し、不安が期待へと変わった。

学びをスタートするにあたっての懸念点をどのように解消されましたか?

体験クラス単科生制度という小さなステップを利用したことで、「ビジネススクールは、頭がいい人たちの集まりでは?」「いわゆる意識高い系の人ばかりだったらどうしよう」といった不安が消えました。百聞は一見にしかずと言うように、教員の優れたファシリテーションや、ほかの参加者の方々が能動的に学ぼうとされている姿勢を目の当たりにして、不安が期待に変わった部分が大きかったです。

また、学び始めるにあたっては家族への相談が必要でした。臨床から研究に移っていたことで仕事上の時間管理はしやすくなっていましたが、まだ子どもが小さく、学びのために家族の時間をつかうことが懸念点だったのです。現在も家族がまったく不満を感じていないとは言えませんが、だからこそ今後も継続的に家族で話しながら、学びを続けられればと考えています。

小林 徹さん

全体と部分を行き来する視点を得て、トラブルに強くなった。

学び始めた後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

仕事全体を俯瞰して物事を判断するようになりました。今取り組んでいることは全体のどの位置を占めており、どのくらいの時間をかけてよいのか、そして何を求められているのか。そのようなことを意識できるようになったと感じています。俯瞰することは一見遠回りに思えますが、問題が発生した際に進むべき方向性が分かっているので対処しやすいという利点があると思います。

この変化はMBAの学びと関係ないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。MBAの基本であり重要な点は、「全体から部分、また全体」というように視点を意識的に変えることです。ビジネスの知識だけでなく、このような視点も身に付けられるMBAを学ぶ意義は大きいと思っています。

小林 徹さん

行動することで環境や人脈が広がる、前に進めると実感した。

グロービスの人的ネットワークを通じて得たものは何ですか?

全国の学生や教員が集まるカンファレンス「あすか会議」の学生委員や企画イベント幹事を引き受けたことで、積極的な行動が前に進む原動力になることを体感できました。元来、そこまで積極的に行動するタイプではなかった私にとって、この経験は今後の人生を変えていくものだと感じています。

学生委員の活動を通して顔なじみのない方にアプローチしたり、多くの人の前に立ったりすることで、自分のいる環境や人脈が広がる感覚を得られたのが大きな収穫でした。グロービスの学生は「自分の持つ知識や経験を相手のためにつかう」というGIVEの精神にあふれており、その安心感もあって行動できたのだと思います。結果的に、さまざまな業種・経歴の方と接点を持ったことで自分や業界の立ち位置の確認ができ、視野・視座・視点を変えるきっかけにもなりました。

時代を経ても変わらない、仕事や人生の指針となる「志」を考える科目。

受講した科目の中で特に印象に残っている科目は何ですか?

リーダーシップ開発と倫理・価値観」です。グロービスの特徴のひとつは「」や「倫理観」の醸成に力を入れていることです。ビジネスの知識やスキルは一種の道具にすぎず、変化の大きな時代の中で、道具のつかい方は変わるかもしれません。しかし、その根底にある「志」や「倫理観」はそうそう変わるものではないと実感しています。仕事に取り組む上で、そして生きる上で考えなければならないのは、自分は「何を成し遂げたいか」そして「何を大事にするのか」だと思います。

「リーダーシップ開発と倫理・価値観」では、クラスの仲間や教員とともに心の内側をさらけ出しディスカッションします。自分の軸となる「志」や「倫理観」について深く考えるとてもよい機会だったと感じています。

すてきな人たちが集まる場で、人生の転機となる経験を。

グロービスで学ぶことを考えている皆さんにメッセージをお願いします。

グロービスには、経営を学ぶだけでなく、自分の理解を進め、自分の世界を広げられる素晴らしい環境が整っています。それはすてきな教員、仲間、それを支える事務局の方々がいるからです。環境と人脈が広がるというのは、人生において大きな転機になると思いませんか。

気になったらぜひ、体験クラスに参加したり、単科生制度を利用して受講したりしてみてください。そして事務局の方、在校生、卒業生に話を聞いてみてください。きっとあなたの背中を押してくれるはずです。皆さんが学ばれることを、楽しみにお待ちしています。

体験クラス&説明会日程

受講をご検討中の方は「体験クラス&説明会」にお気軽にご参加ください。グロービスの授業内容や雰囲気を体感したことがきっかけで、一歩踏みだした在校生や卒業生がたくさんいます。実際に参加された方からは「グロービスの学びを疑似体験したことで、実務に活かせるイメージを掴めた」「授業の熱量や実践的な学びに刺激を受けた」といったコメントをいただいています。

また「体験クラス&説明会」では、忙しい社会人の皆さんが学び続けられる仕組み(各種制度や具体的なスケジュール)もご案内しています。各キャンパスでは、実際の授業で使う教材(ケースやテキスト、参考書)をお手元でご覧いただくことも可能です。パンフレットやWebサイトでは伝えきれないグロービスの魅力をご紹介します。

12/14(土)10:00~12:15

体験クラス&説明会

開催:オンライン(Zoom開催) ※卒業生スピーチあり
本科(MBA)への進学を検討している方・進学を視野に単科で1科目から学び始めたい方向け

12/18(水)19:30~21:30

体験クラス&説明会

開催:オンライン(Zoom開催)
本科(MBA)への進学を検討している方・進学を視野に単科で1科目から学び始めたい方向け

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