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研究開発テーマを商品化、
事業化するにはMBAが有用。

住友ゴム工業株式会社
研究開発本部 担当員

吉永 尚生さん Yoshinaga Hisao

吉永 尚生さん吉永 尚生さん

PROFILE

九州大学大学院工学府・博士課程修了。研究開発に力を入れ、最終製品まで手がける民間企業に就職したいとの想いから住友ゴム工業株式会社に入社。新規事業開発部門で研究開発に従事。現在は、産学官連携プロジェクトメンバーとして素材開発業務、特にゴム材料の研究開発に従事している。

※こちらの記事は、在学時のインタビューとなります

研究開発テーマを商品化、事業化するにはMBAが有用。

― MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

大学の研究者ではなく、民間企業に就職して製品を世に出す仕事をしようと決めた時、ひとつの選択肢としてMBAを考え始めました。

博士課程での基礎研究生活を通して芽生えたのが、20年30年スパンで成果を求める研究生活より、もう少し短いスパンで世間と近いところで仕事がしたいという気持ちでした。自分の成果を世の中に還元するには商品化することが一つの手であると考え、民間企業への就職を決心しました。

ビジネスの世界に入る以上、研究者でありたい気持ちと共に一刻も早くプロのビジネスパーソンにならなければという想いがありました。同時に、29歳で社会人1年目という自分の立場から大きく出遅れているという焦りも感じていました。

さらに今は、よいモノを作れば自然に売れる時代ではありません。商品化するための技術開発や世に広める仕組みを、技術者も一緒に考えるべき時代です。MBAの科目にあるようなマーケティングやお金の知識、組織に関する知識が、技術者にも必須になると考えています。研究開発テーマを商品化につなげ事業化する確率を上げるためにはMBAが有用ではないか、担当業務を行うだけでは不足している知識を効率よく学びたい――そう考え、MBA取得を目指すようになりました。

グロービスの教員は、現在進行形でビジネスの現場にいる方々ばかり。

― なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

判断材料としたのは主に「実践的なのか?」「教員の質はどうか?」「通える環境なのか?」の3つでした。

グロービスで使用する教材は、アカデミックな背景を押さえつつも、それだけに留まらず、ケース(企業事例)に基づいた議論形式の授業を通じて自分ならどうするかを常に問われるもので、理論を実務に活用するための学びが多数得られます。その大きな助けとなっているのが、グロービスの教員陣です。グロービスの教員は、現在進行形でビジネスの現場にいる方々ばかりです。アカデミックな知識だけではなく、豊富な実務経験に基づいた実践的な知識の両方が得られます。

また、出張が多い職種なので、北は仙台校から東京校、名古屋校、大阪校、福岡校と主要な都市にキャンパスがあり、振替受講が可能なグロービスは自分が置かれた状況に適しており、その点も選択の決め手となりました。

一緒に学ぶ仲間が発する想いは大きな刺激を与えてくれる。

― グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

グロービスの魅力は、「志」と「仲間」です。

「志」というと、大きな野望のようなイメージを抱いていましたが、グロービスでは志を「一定の期間、人生をかけてコミットできるようなこと(目標)」と定義しています。また、自分なりの言葉で表現すること、そして志に基づいて行動することを説いています。現在私が取り組んでいる研究開発においても、何も知見がない当初の段階から、情報収集と予備実験を繰り返し、やりたいことを言葉にし、それに伴う行動を起こしてきたことで、自身が提案した方向に沿って開発が進むようになってきました。また、私の志である「事業化」という言葉を頻繁に使用するようになったため、部署内や人事では「新事業をつくりたい人」として認識されているはずです。

このように言葉にして発することで、受講前より、具体的に商品化・事業化に向けて考える機会が増えました。これは、様々な授業を受講し、考えるツールを学ぶことで実現できる手応えを得られていることが大きいのですが、グロービスで一緒に学ぶ仲間も大きく影響しています。私と同じように新規事業の立ち上げ業務をされている方や、実際に事業を起こしている方も多く、そのような身近な仲間が発する想い(志)は、雑誌などに掲載されている会ったこともない大企業の社長の言葉よりも大きな刺激を与えてくれています。

MBAの必要性、仕事との両立。単科生制度の利用で懸念をすべて解消。

― 出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?

主に「本当にMBAは必要か?」「仕事との両立は可能か?」の2点を懸念していました。

学費は、海外のMBAよりは安いものの、高額であることに間違いはありません。時間も労力もかかることなので、「MBAは本当に必要なのか」という点は、懸念点の1つでした。その点は、「単科生制度」を利用することで、必要であることを実感することができました。受講当初は、研究開発が本業である自分にとっては、基礎科目だけで十分だと考えていました。しかし、5年後10年後の自分を思い描くと、受講が進めば進むほど足りないものが露わになり、その必要性を感じるようになったのです。

仕事との両立に関しては、「単科生制度」を利用して2科目ずつ受講してみて、今後も続けられるかを確認しました。結果的に「単科生制度」を利用することで、懸念点をすべて解消して出願することができました。

世界のビジネスや市場、顧客に考えを巡らすようになった。

― 入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

視点が、研究者目線からビジネス目線へ、個別から全体へ向くようになりました。

私の場合は、働き始めて1年少しという短いビジネス経験の中で「クリティカル・シンキング」を受講し、グロービスの考え方に触れたため、それまでのビジネスへの姿勢や進め方が受講前後で大幅に変化したというより、受講科目が増えるごとにビジネスに関する考え方の幅が広がり、進め方の手段が増えることを実感しています。

以前は研究者目線が強く、担当業務の技術開発だけに邁進していたのですが、グロービスで学び始めてからは、国内だけでなく世界のビジネスの流れや市場の様子、顧客がどこにいるのか、競合に勝てる戦略は何かなどの考えを巡らすようになりました。また、こうした変化から、上司やさらに上の役職の方々との議論がしやすくなり、コミュニケーションが取りやすくなっています。

正解がないからこそ自分が納得できる判断軸で選択するべき。

― グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

これまでの経験から私は、複数の判断軸を持ち、前向きに選択肢を選べる環境づくりが大事だと考えています。自社の考え方だけでなく、ビジネスにおいての様々な判断軸を持つために、グロービスから大きな学びを得ています。

一方で、MBA取得を決めるような正解のない意思決定をする際は、与えられる意見には真剣に耳を傾けつつも、多少は参考にしようという程度に考えています。人にはそれぞれに考え方や置かれている環境の違いがあるため、どれほどすばらしい意見でも自分に当てはまるとは限らないからです。なので、他の人の意見を鵜呑みにしないように自分なりに考えカスタマイズする必要があります。正解がないからこそ自分が納得できる判断軸で選択するべきです。

もし一歩踏み出すことにまだ迷いがある方は、「単科生制度」を利用して、受講前に判断材料を集めて、自分で行動したうえで納得できる意思決定をしてほしいと思います。願わくは、意見をぶつけ合い、互いに高め合える仲間になれることを期待しています。

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