PROFILE
福島県南相馬出身。新卒でパチンコ店のアルバイトとしてキャリアをスタート。システム開発を行うスイス外資のドイツ支社でプログラマとして勤務後、独立。株式会社Gruneを設立し、インドネシアのジョグジャカルタ、バリに開発拠点をおき、Webシステム・VR・AR・AI事業を展開。内装業務の株式会社トラストワン取締役CTO、南相馬の復興事業の社団法人パイオニズム理事を兼任。
※記事の内容はインタビュー当時のものです
経営に関する知識の少なさに危機感を覚えた。
MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?
プログラマとして働いていたときは、起業を考えたことはありませんでした。外資系IT企業のドイツ支社での契約期間が満了し、日本に帰国するタイミングでふと独立することを思い立ちました。計画なき起業で、取引先の開拓や開発、採用などすべての業務をひとりでこなしていたため、当初はほとんど休みのない日々が続きました。
その後、3年ほどで事業が軌道に乗り、人にある程度任せられる状況になったのですが、今後の成長戦略を描こうとしたとき、経営に関する知識が不足していることに気づき、危機感を抱いたのです。そんなおり、グロービスを広告で知り、体験クラスに気軽な気持ちで参加したことが、MBA取得を考えるきっかけとなりました。
受講を進めるごとに、成果が目に見えるように。
なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?
仙台在住の何人かの経営者たちからグロービスの評判について何度か聞いたことがあったのですが、体験クラスに参加し、ディスカッションしながら学ぶ楽しさを知ったことが大きかったです。
また、グロービスには最初から本科生として入学しなくても1科目から受講できる単科生制度があり、すぐに学び始められることも受講を決断できた大きな要因です。
その後、受講を進めるごとに自分に欠けているものに気づくと同時に、学びを活かすことでビジネスでの成果も目に見えるようになり、本科への進学を決めました。
親身になって相談に乗ってくれる教員陣。
グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?
まず教員陣の質の高さです。授業内容の素晴らしさだけでなく、私が携わっている事業に関するさまざまな疑問に答えられる経験や知識の豊富さや親身になって相談に乗ってくれる姿勢に敬服しています。
また、多様な業種や役職、キャリアを有した社会人と利害関係なく対等な立場で議論したり、それぞれのビジネスの話を聞けることも大きな魅力のひとつです。知識だけならひとりでも習得することができます。しかし、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちと、どのような価値観に基づいて意思決定するのかを議論するというのは、ビジネススクールの授業でしか経験できません。これは、他では得られないとても貴重な経験だと思います。
ちなみに、自らの夢の実現に向けてともに事業を進めていくかけがえのない仲間も、グロービスに通う中で見つけることができました。人的ネットワークが大きく広がるのも、グロービスで学ぶ魅力のひとつだと思います。
事務局の皆さんの丁寧なサポートのおかげで不安は払拭された。
出願するにあたっての懸念点はどのようなものでしたか?
グロービスは事務局の方々がとても丁寧に相談にのってくれるので懸念点は、正直ほとんどありませんでした。私は長期出張が入ることが多く、継続受講が難しいかもしれないと相談したところ、他のキャンパスで振替受講できることを知り、安心して出願できました。
また、仕事と勉強を両立できるか不安に思っていたのですが、単科生からの受講を進められ、予習や復習の負担がどの程度なのかを知ることができたことで、出願への懸念が払拭されました。何か不安に思うことがあれば、ぜひ事務局の方に相談してみてください。
どこにリソースを投下すると最もレバレッジが効くのかを考え、意思決定するように。
入学後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?
グロービスに通い始めて2年目になりますが、その間に売上が3倍になり、学びを事業に活かせていることを実感しています。
もともとがプログラマだったこともあり、入学前は、マーケティングや経営戦略、経理・財務、人材マネジメントなどの知識が圧倒的に不足していました。グロービスで学ぶことで「自分が作りたいものを作る」という考えから脱却し、業界や事業を取り巻く環境を俯瞰的な視点で分析するスキルを得ることができました。今では、どこにリソースを投下すると最もレバレッジが効くのかを常に考えて意思決定できるようになりました。
また、授業で耳にした「マネージャーの唯一の武器は言葉」というフレーズから、日本語力を向上させる必要性を実感し、自分の頭の中にある考えを言語化することを徹底するようになりました。
学びを成果につなげられるかどうかは、すべて自分次第。
グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。
自らの成長と携わる事業を次のステージへ進めるために必要な学びが、グロービスにはそろっています。
一方で、皆さんに認識していただきたいのは、年間数千人がMBAを取得する今、MBAという学位を取得することにはほぼ意味はないということです。「MBAホルダーは、頭でっかちで使いづらい」とすら言われる時代です。
学びを成果につなげられるかどうかは、すべて自分次第。事業環境の変化のスピードが増していく中、グロービスが提供してくれている内容ですら疑い、自身で検証し、自分なりのものの見方を身につけていくことが大切だと思います。いつか皆さんとともにグロービスで切磋琢磨できる日を楽しみにしています。
体験クラス&説明会日程
受講をご検討中の方は「体験クラス&説明会」にお気軽にご参加ください。グロービスの授業内容や雰囲気を体感したことがきっかけで、一歩踏みだした在校生や卒業生がたくさんいます。実際に参加された方からは「グロービスの学びを疑似体験したことで、実務に活かせるイメージを掴めた」「授業の熱量や実践的な学びに刺激を受けた」といったコメントをいただいています。
また「体験クラス&説明会」では、忙しい社会人の皆さんが学び続けられる仕組み(各種制度や具体的なスケジュール)もご案内しています。各キャンパスでは、実際の授業で使う教材(ケースやテキスト、参考書)をお手元でご覧いただくことも可能です。パンフレットやWebサイトでは伝えきれないグロービスの魅力をご紹介します。