現役・実務家教員

教員詳細

教員略歴

鈴木 健一

鈴木 健一Kenichi Suzuki

東京大学大学院工学系研究科修了
米国シカゴ大学経営大学院修士課程修了
学位:修士(工学)、MBA


野村総合研究所を経た後、A.T.カーニー社にてマネージャーとして経営コンサルティング業務に従事。メーカー、通信事業者の新規事業戦略、マーケティング戦略、オペレーション戦略などの分野で幅広いコンサルティング経験を有する。グロービスでは2006年の大学院設置認可、さらに2008年の学校法人設立など、開学から2016年3月まで10年にわたり事務局長として大学院運営にたずさわってきた。現在は教員としてテクノベートシンキング、ビジネスアナリティクス、ビジネスデータサイエンスをはじめとする思考系、テクノベート系科目の科目開発、授業を担当するほか、グロービスAI経営教育研究所(GAiMERi)の所長としてAIを使った次世代の経営教育を創るべく研究開発に時間とエネルギーを使っている。

執筆書籍等

著書:『定量分析の教科書』(東洋経済新報社)

クラス運営方針

数字、好きですか? それとも嫌いですか? 
数字が好きな方へ。ぜひ私のクラスに来てください。一緒に数字のワンダーランド(楽園)を楽しみましょう。
数字が嫌いな方へ。やはり私のクラスに来てください。皆さんが数字のラビリンス(迷宮)から抜け出る手伝いをぜひ私にさせてください。
クラスではそもそもビジネスでは何のために数字を使って分析をするのか、という分析の目的をしっかり押さえた上で、分析のための仮説思考のステップ、分析手法を丁寧に追っていきます。
授業で実際に扱うのはいわゆるビッグデータではなくスモールデータです。一方、ビッグデータで中心となる分析手法は、人工知能と呼ばれることが多いディープラーニングをはじめとする機械学習ですが、その入り口にあたる分析手法である回帰分析までを授業では取り扱います。終わったときに『数字って楽しい』、『人工知能の考え方が見えた』、と思ってもらえるクラスを目指します。