大峰 鉄平さん 大峰 鉄平さん

形のない事業立ち上げの中で、
体系的な経営スキルの
必要性を実感。

  • 九州旅客鉄道株式会社
  • 事業開発本部 企画部

大峰 鉄平さんTeppei Omine

PROFILE

慶應義塾大学商学部卒業後、2011年に九州旅客鉄道株式会社へ入社。大分駅の出札改札業務から始まり、総務、不動産、ITなどさまざまな部門を経験。2021年から事業開発本部にて新規開発案件の投資判断や事業評価を担当。趣味は週4回のサウナとグロービスの仲間の誘いで始めた茶道。


※肩書はインタビュー当時のものです

形のない事業立ち上げの中で、体系的な経営スキルの必要性を実感。

MBA取得を考え始めたきっかけや動機は何でしょうか?

MBA取得を考え始めたきっかけは2つあります。1つ目は、入社6年目に本社企画部門へ異動し、新規事業プロジェクトに携わったことです。これまでは担当領域以外の知識がなくても、何とか仕事をこなせていました。しかし、これまでの経験や直観だけでは、まったく形のない新規事業を創りあげることは難しく、経営を体系的に理解することが必要だと感じるようになったのです。

2つ目は、目標としている上司へ一歩でも近づけるよう成長したいと感じたことです。当時は、自社の遊休不動産を有効活用するため、さまざまな関係者と協議や交渉を行っていました。その中で、契約に関する深い法律知識や高い交渉力を持った上司の姿は、目の前の仕事をこなすことで精一杯だった私の目に眩しく映っていました。その上司に期待を寄せられていたことがありがたく感じられ、さらに成長したいという想いからMBA取得を検討し始めました。

大峰 鉄平さん

自らの考えを発信し合う、熱量ある授業。

なぜグロービスのMBAを選択されたのでしょうか?

MBA取得を考え始めたころは、資金的にゆとりがあったわけではありませんでした。そこで初めは独学で経営を学べる方法を探し、中小企業診断士の勉強を開始しました。しかし、勉強を始めてしばらくすると、資格取得という手段が目的になっていることに気付いたのです。学びが実務や成果に結び付かず焦りを感じていたとき、グロービスの体験クラスがあることを知り、参加しました。

体験クラスでは、教員の話を一方的に聞くのではなく、自らの考えを発信し、参加者同士で活発に意見を交換する熱量ある授業を体感。その雰囲気が新鮮で面白かったので、まずは単科生制度を活用し、1科目だけ授業を受けてみることにしました。そして3ヶ月間かけて1科目の学びを終えたとき、十分な成長実感があったので、「グロービスなら学びが成果に直結するのではないか」と期待し、大学院(本科)への進学を決意しました。

教員や学生とのフラットな関係が、学びのスピードを加速させる。

グロービスで学ぶ魅力は何でしょうか?

教員と学生の距離が近く、関係性が非常にフラットであることが最大の魅力です。グロービスの教員は実務家ばかりで、教員の皆さんもビジネスパーソンとして学生から何かを学ぼうとする気持ちを持って登壇しています。また、年齢や職業の異なる学生たちも、さまざまな価値観や視点を持ち、お互いに何かを学ぼうと授業に臨んでいます。

このような関係性があるおかげで、授業では遠慮なく議論することができます。「こんなことを言ったらどう思われるだろうか」と躊躇することなく考えを発信できる環境では、アウトプットの機会が格段に増え、学びのスピードが加速します。謙虚な姿勢で学生と接する教員や、どんな意見からも貪欲に学ぼうとする学生に恵まれている環境は、グロービスならではの魅力です。

個の強みを活かすことが、チームの活性化や大きな成果につながると実感。

卒業後、仕事に対する姿勢や進め方に関して何か変化はありましたか?

グロービスには、グループを組んでプロジェクトワークを行ない、ひとつのアウトプットを出す科目があります。こうした科目のグループワークでリーダーを務めた際に、個々の強みを発揮できる環境をつくることがリーダーの役目であると学びました。

多様なメンバーがいるグループワークでは、積極的に発言する人もいれば、発言自体は控えめな人もいます。しかし、相手の話をじっくり聴き、関心をもって観察する中で、次第に見えないところで活動に貢献する仲間の存在に目が向くようになりました。その人は口数こそ少ないものの、深い分析をもとに、議論を前に進める分かりやすい資料をいつも準備してくれていたのです。グループワークでの気付きを通じて、メンバーの貢献の仕方はさまざまであり、一人一人の強みを活かすことが、チームの活性化や大きな成果につながると実感しました。

また、こうした経験からストイックになり過ぎずとも、過程を楽しみながら望む成果を獲得することは十分可能であると気付きました。これまでは結果を追い求めるあまり、失敗を恐れたり、ネガティブに考えたりしてしまうことがありました。しかし、どれだけ最善を尽くしても、物事は自分の思い通りにいくことばかりではありません。だからこそ、目指したい方向に向かっているのであれば、多少の遠回りは楽しむくらいがちょうどいい。自然とそう考えるようになり、結果をすぐに求めなくなったことは大きな成長だと思います。

自らの使命と向き合い、初心に立ち返るための心のゆとり。

グロービスのMBAで得たものを一言で表現すると何になりますか?

「心のゆとり」です。

グロービスの教育理念である「能力開発」「人的ネットワークの構築」「志の醸成」を軸に学びを深めていく過程で、「自分にしかできないことは何か?」に気付いたり、気付かされたりします。例えば、授業のディスカッションや振り返りなどを通じて、「過去の自分を振り返る時間」や「立ち止まって今の自分と向き合う時間」が意識的に作られます。私はその中で、「能力に自信がなく、いつも背伸びをしていた自分」の存在を知り、成果を出しているのに心が渇いていたのは「使命や初心を見失っていたから」だと気付きました。

私の使命は、会社の未来を担う社員へ想いを伝承していくことです。「自らの可能性を信じ、ひたむきに努力を重ねていると、必ず能力を存分に発揮できる環境や人に出会える」ことを伝えていけるように日々邁進しています。

また、迷ったときにいつも立ち返るべき初心は、学びを純粋に楽しむ気持ちです。入社6年目、初めての本社勤務で、期待や信頼を寄せてくれた上司と出会ったことが自分の仕事人生の分岐点となりました。今もその当時の上司の背中を追いかけ、学び続けたいという素直な気持ちを忘れていません。

先が見通せない不安な状況に置かれたとき、自らの使命を忘れず、いつでも初心に立ち返る。そのゆとりを持てていることがグロービスで得た財産です。

大峰 鉄平さん

公私問わず未知の分野との接点が大きく増えた。

グロービスの人的ネットワークを通じて得たものは何ですか?

仕事上のネットワークだけでは、つながることがなかった人たちとの出会いです。具体的には、新規事業の検討段階で、業界に精通した方をグロービスの仲間に紹介してもらう機会に恵まれました。事業化に結実することはなかったものの、手探りで事業を前に進めるときに、こうした仲間のサポートがどれほどありがたいものかを痛感しました。

もちろん、グロービスに通うだけで新たな出会いが生まれるわけではありません。自社が抱える課題と真剣に向き合い、学びをどのように社会や周りに還元していくかを周囲に発信し続けてきたからこそ、私の想いに共感してくれ、全力で応援してくれる仲間ができたのだと思います。

卒業後の現在は、仲間の誘いで、医師や弁護士など異業種の方が集うお茶会にも定期的に参加しています。グロービスで得られた人的ネットワークを通じて、公私問わず未知の分野との多くの接点を獲得しました。

大峰 鉄平さん

「3分間ピッチ」を通じて、コミュニケーションスタイルが大きく変化した。

受講した科目の中で特に印象に残っている科目は何ですか?

ベンチャー・マネジメント」です。チーム形成、売れる仕組み作り、資金繰りなど、これまでの基本・応用科目で学んだことを総動員して思考を深める科目です。「これから新たな事業をどのように創っていくか」「立ち上げて間もない事業をどのように成長させていくか」など、普段の業務ではめったに経験することがない分野なので、とても面白い内容でした。

とくに印象に残っているのが、授業の始めに行う3分間ピッチです。授業の各回で扱うテーマに沿って、ケース(企業事例)の題材となる事業の魅力を短い時間で要約して伝えるというものでした。不確実性の高いベンチャー企業に投資する相手に対し、明確な方向性や情熱を伝えることの難しさを体感。この科目を受講したことで、何をどの順番でどのように伝えると、相手の関心に沿った提案ができるのか、についての理解が深まり、コミュニケーションスタイルが大きく変わりました。

※ピッチ…ごく短い時間で、少数の相手に新規ビジネスなどのアイデアを分かりやすく提案するプレゼンテーションのこと。

不安が、期待や希望に変わっていく。

グロービスへの出願を考えている皆さんにメッセージをお願いします。

人生は一度きりです。こんなことを言っている私も明日が約束されているわけではありませんが、皆さんに挑戦しなかった後悔だけはしてほしくないと思っています。

グロービスに入学することは、よりよい人生を切り拓く選択肢のひとつですが、それが絶対の正解ではありません。未来のご自身がいろいろな解釈をし、それでよかったと思えればそれでよく、他人が決めることではありません。最終的にグロービスへの入学を決めるのはあなただからです。

入学前は不安もあるかもしれませんが、一歩踏みだしてみると、いろいろな風景が見えてきます。入学後は、自分の新たな可能性を発見し、挑戦する機会が格段に増えていきます。不安は次第に期待や希望に変化していきますので、少しでも入学を迷っているのであれば、まずは1科目から始めてみることをおすすめします。このメッセージを見ているあなたと、いつかどこかでともに学べる日を楽しみにしています。

他の学生の声を見る

聞きたい質問項目

所属キャンパス

条件を追加する

業種

職種

役職

受講方法

受講のきっかけ

在校生・卒業生

性別

その他